ブレゲ タイプXX タイプXXI

ブレゲ タイプXX タイプXXI

TYPEXX/XXI

タイプXX タイプXXI

1775年創業の老舗メーカー、ブレゲ。天才時計技師であるアブラアン‐ルイ・ブレゲによって誕生したブレゲは、複雑機構をはじめとした時計史に名を刻むような数々の名品たちを次々に生み出してきました。そんなブレゲによって誕生したパイロット・ウォッチがタイプXXおよびタイプXXIです。1955年の誕生以来、同じくブレゲのスポーツウォッチであるマリーンと並び、現在まで高い人気を誇っています。世界5大ブランドの送り出すワンランク上のパイロット・ウォッチといえるでしょう。

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ABOUT TYPEXX XXI

  • ブレゲきってのパイロット・ウォッチ

    1955年よりブレゲのパイロット・ウォッチとして民生用にリリースされたタイプXX。タイプXXは、元来フランス空軍のミリタリーウォッチとしての背景を持っており(軍用モデルとしての名称はタイプ「20」表記)、このフランス海軍航空部隊の名称こそがアエロナバルです。その人気から世代を経てモデルチェンジを重ね、1995年に第3世代が誕生してから現在までそのDNAが受け継がれています。タイプXXIはタイプXXの後継機で、デザインはよりモダンに、かつケース径も43mmへと大型化されています。

  • トランスアトランティックとの違い

    タイプXXI タイプXXには大きく分けてアエロナバルとトランスアトランティック、アジェンダが存在します。最もオーソドックスなクロノグラフがアエロナバル、後発のデイト表記を搭載したものをトランスアトランティック、さらにアラーム付きのものをアジェンダと呼称します。アエロナバルとトランスアトランティックにはデザイン上の違いも存在し、光沢のあるポリッシュ仕上げがなされているものがアエロナバル、マットなサテン仕上げが施されているのがトランスアトランティックです。

  • 歴史的な初期モデルもアンティーク市場で流通

    先述のタイプXXIとタイプXXの違い、アエロナバル・トランスアトランティック・アジェンダといった派生モデルが多数存在するほか、よりスポーティーなテイスト漂うステンレススチール製のブレスレットタイプ、およびクラシカルな革ベルトタイプが存在します。また歴史あるコレクションだけに、数は決して多くないながらもオリジナルのテイストを色濃く残した手巻きの第一世代のタイプXXや、味わい深いベイクライト製の回転ベゼルを備えた第二世代のタイプXXがアンティーク市場で流通しています。