シチズン CITIZEN アンティーク

CITIZEN CITIZEN

CITIZEN シチズン

言わずと知れた日本が誇る巨大メゾン。シチズンというその社名は、1924年に作られた自社製品第一号の懐中時計に、当時の東京市長、後藤新平伯爵によって、「永く広く市民に愛されるように」と付けられたものといわれる。戦後、国産初の耐震装置であるパラショックや国産初のアラームウォッチ、完全防水時計のパラウォーターなど、日本の腕時計の近代化に大きく貢献。その後も数々の技術革新を繰り返していくが、特にエレクトリックウォッチの分野においてはセイコーと共に諸外国の追従を許さない非常に高いレベルを誇っている。独自の技術の結晶といえるエコドライブは、光というクリーンエネルギーによって駆動し、その製造工程、そして製品そのものにも有害物質を一切含まず、また排出することも無いという、現代の理想を体現した極めて価値の高いものとして、世界中の賞賛を浴びている。また同社は、ムーブメントサプライヤーとしても国際的に非常に大きなシェアを占めており、2012年3月にはスイスのカスタム・エボーシュメーカーとして名高いラ・ジュー・ペレを含むプロサーホールディングスを傘下に収める等、その動向が大いに注目されている。

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