ジャガー・ルクルト JAEGER LE COULTRE ヴィンテージ

ジャガー・ルクルト JAEGER LE COULTRE ヴィンテージ

JAEGER LE COULTRE

ジャガー・ルクルト JAEGER LE COULTRE ヴィンテージ

について

ヴィンテージ時計のブランド名に「LE COULTRE」の名称のみ記載されているモデルがあります。これは、ジャガー・ルクルトが1932年ころから北米向けとして販売を行っていたブランド名となります。よって中身は正式なジャガー・ルクルトの時計となりますが、組み立て、仕上げはアメリカで行っていたといわれています。1980年代中ころまで、「LE COULTRE」ブランドは存続していましたが、その後ジャガー・ルクルトに統一されました。北米向けに販売されていたモデルだけに、インジケーターというモデルに代表される、ジャガー・ルクルトとは異なるユニークなデザインのものが多く存在しているのが特徴です。

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ABOUT JAEGER LE COULTRE

  • 貴族の要望から生み出されたレベルソ

    ジャガー・ルクルトの代名詞といえば「レベルソ」といえるのではないでしょうか。貴族階級からの「ポロ競技の衝撃に耐えうる時計を作って欲しい」という要望から開発された時計となります。レベルソの特徴は腕に時計を着けたままケースを回転させることが可能で、風防のある表面を裏にすれば衝撃で風防を割らずにすむという画期的な構造でした。クラシックな雰囲気を重視するレベルソだけに、ヴィンテージ・レベルソのデザインは現行型にも継承されています。またジャガー・ルクルトのヴィンテージウォッチには反転機構を持たないレクタンギュラーケース、スクエアケースなどのバリエーションも存在しています。

  • アラーム時計メモボックスの開発

    レベルソのイメージが強いジャガー・ルクルトですが、ヴィンテージのジャガー・ルクルトを見ると、現在のマスター系に通ずるラウンドモデルも生産されていました。特筆すべきモデルがジャガー・ルクルトの代名詞ともいえるメモボックスです。自動巻きムーブメントを備えたアラーム時計はジャガー・ルクルトが世界初の偉業でした。文字盤のセンターにアラーム専用のディスクを備え、2時位置のりゅうずで任意の時刻をセットするという簡潔な仕組みを備えています。アラームをセットした時刻にヂヂヂ…と懐かしい音色が響くシステムとなります。現在もラインアップされているジャガー・ルクルトの伝統モデルです。