ロンジン LONGINES ヴィンテージ

ロンジン LONGINES ヴィンテージ

LONGINES

ロンジン LONGINES ヴィンテージ

について

スウォッチグループの前身SMHの傘下となる1983年以前のロンジンは、自社製ムーブメントの製造に積極的でした。とりわけ1920年代後半に生産された「Cal.18.68」、「Cal.12.68」はその後の大量生産を見据えた作りとなっており、シンプルかつ頑強な作りとなっていました。部品は大きく、さらに分厚いこともあり、生産されてから半世紀以上経過しているムーブメントでありながらも、定期的なメンテナンスを施せば現在でも普段使いできるほどの耐久性を誇ります。1936年にフライバッククロノグラフの名機「Cal.13ZN」、その後継機となる「Cal.30CH」はロンジン黄金期を語る上で欠かすことができないムーブメントとなります。

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ABOUT LONGINES

  • 高値で流通するヴィンテージロンジン

    ヴィンテージのロンジンで傑作として名高いムーブメントが「Cal.13ZN」搭載モデルです。クロノグラフの動作を停止させず、即座に計測が可能となるフライバック専用ムーブメントとして開発され、フライバック機構で必要なスペースあらかじめ確保しているため、動作が安定するといった特徴があります。機能的な面もさることながら、非常に手の込んだ作りも傑作として評価されているため、ヴィンテージ市場での流通は少なく、さらに高値で推移しているのが現状です。「Cal.13ZN」の後継ムーブメントとなる「Cal.30CH」は生産性が高められたためか、ヴィンテージ市場においても比較的入手は容易といえるでしょう。

  • クロノグラフの技術に長けていた往時のロンジン

    1970年代はクオーツショック直後ということもあり、スイス時計業界は厳しい状況でした。その中で各社が活路を見出したのが、デザインでの差別化を図ることでした。機械式時計ならではのモダンなデザインを模索し、ロンジンはご覧のような傑作時計を生み出しました。ボリュームのあるケースに3カウンター表示のクロノグラフを搭載したクロノグラフモデル。特筆すべきはクロノグラフ針のデザインで、ノギスの歯のような個性的なものとなっています。これはロンジンが当時特許を取得した「ノギス針」で、1/10秒を正確に測定することを可能としたもの。ヴィンテージ・ロンジンの奥深さが感じられるモデルです。