ポルシェデザイン PORSCHE DESIGN ヴィンテージ

ポルシェデザイン PORSCHE DESIGN ヴィンテージ

PORSCHE DESIGN

ポルシェデザイン PORSCHE DESIGN ヴィンテージ

について

ポルシェデザインの時計を語る上で欠かすことができないモデルが「オーシャン」シリーズです。旧西独軍の要望から開発され、その後軍に納入された「オーシャン2000BUND」。その市販版となる「オーシャン2000」、小ぶりなケースサイズとなる「オーシャン500」がラインアップされていました。「オーシャン2000」はIWCの確かなる技術が無ければ生み出されなかったモデルといわれています。年式により細かな違いが存在し、IWC表記が入るもの、ポルシェデザイン表記とIWC表記が入るもの、「ポルシェデザイン」表記のもの、自動巻き、クオーツ、コンビモデルなど、そのバリエーションは多岐にわたります。

もっと詳しく見る

4

ABOUT PORSCHE DESIGN

  • 初期モデルはIWCの技術がフィードバックされていた

    1978年に登場したポルシェデザインのプロフェッショナルツールモデルがコンパスウォッチです。そのネーミング通り、時計本体にコンパス(6時位置のボタンで開閉ができる)が内蔵されていることや、遭難時に活躍するミラーを備えることで、自分の居場所を知らせることができるなどのギミックが詰め込まれた特殊モデルとなります。ケース素材はアルミニウム合金のジュラルミン、当時としては画期的な純チタン素材などが使用されていました。この時代はIWCと密接な関係を築いていた時期となり、IWCの技術がフィードバックされていたこともあり、ヴィンテージ市場でも高い人気を誇ります。

  • 純チタン素材を時計素材としてはじめて使用

    コンパスウォッチ発売の2年後となる1980年にポルシェデザインは新境地のモデルを発表する。それがチタニウムクロノグラフでした。そのネーミング通り、純チタン素材を時計素材として使用したモデルであり、時計業界では画期的な出来事でした。チタニウムクロノグラフは多く販売されていたモデルだけに、現在もヴィンテージ市場での流通は少なくありません。そのなかでもレアモデルとなるのが、スーパーライト・クロノグラフです。ジュラルミン製ケースを素材とした超軽量モデルでした。ケースと一体化されたクロノグラフボタンなど、後のポルシェデザインに影響を与えるモデルとなっています。