Antique watch collection
Antique watch collection

アンティークウォッチといえば正に不易流行の代名詞といっても過言ではありません。
永遠に変わる事のない伝統と時代と共に進化していく過程とがアンティークには詰まっています。
ジャックロードではアンティーク(ヴィンテージ)ロレックスだけでも約300本以上という他店と比べても圧倒的な在庫数を誇ります。もちろん全てがメンテナンス済み。
信頼できるお店で一生付き合える一本を探してみてはいかがでしょうか?

アンティークウォッチの定義

腕時計業界の中でたびたびアンティークやヴィンテージの定義が問題となりますが、
当店では基本的に生産が終了しているものを大前提とし、1990年代前後までの時計を
アンティーク(ヴィンテージ)ウォッチとして定義しております。

アンティークウォッチの魅力

希少性や汎用性、個性的なフェイスなど様々な魅力を持つアンティークウォッチ。
ここではその魅力の一つ一つをご紹介します。

アンティークの魅力1

アンティークならではの
”味”の魅力

ヴィンテージデニムやアンティーク家具のようにアンティークウォッチにも経年変化や使い方・保管方法によって各々に違いがあります。また当時の製法や風合い、ブランドロゴにも現行品との違いがあり、その違いこそが男心をくすぐる“味”となります。 まさに出会ったときに買わないと二度と出会えない一点もの。「身に付ける楽しさ」「古いものの価値」「時計を通しての歴史」という付加価値こそがアンティークウォッチ最大の魅力ではないでしょうか。

アンティークの魅力2

デザイン個性豊かな
フェイスの魅力

アンティークと呼ばれるものは、基本的にデザインとして優れたものが多く、それぞれの時計に個性がありその個性は決して古くならないという魅力があります。 アンティークウォッチが作られたそれぞれの時代、革新的な時計メーカーごとの針や素材や仕上げなど、その様々な洗練されたディテールやデザインは、現在の時計の原点といえます。 現行品にはないデザインがその魅力を増します。

アンティークの魅力3

クオリティ
世代を超える
アンティークの魅力

アンティークウォッチは製造されてから現在に至るまで所有者の様々なストーリーに寄り添いその年月を共に生き抜いてきました。適切なメンテナンスとケアがあれば何世代も受け継ぐことができるということです。 機械式腕時計は時間を測る物の中の究極とも言えます。品質が良く寿命が長い。父から子へ子から孫へと受け継いでけるのも魅力の一つですよね。

アンティークの魅力4

どんなファッションにも合う!
雰囲気の魅力

とにかく雰囲気を作り出すのがアンティークウォッチ。せっかくダブルのジャケットに2プリーツパンツを合わせても、腕時計がアップルウォッチやGショックではそのスタイルが台無しです。そこはやはりアンティークウォッチがしっくりくるでしょう。また、アンティークウォッチはクラシックスタイルだけでなく、どんなファッションにも合うというオールラウンドな時計です。 スーツなどのカチッとしたスタイルはもちろん、Tシャツとデニムといったシンプルでラフな格好でも“アンティークの雰囲気”がお洒落に格上げします。ファッションのアクセントや本物志向の方にも最適です。

アンティークの魅力5

コスパ
手頃な価格も魅力

アンティークウォッチ=高額というイメージが強い方も多いかと思います。もちろん現行品と同じく希少で複雑なメカニズムの物はとんでもない高額となりますが、希少なものでも意外と手頃な価格から楽しむことが出来るものも存在します。 高額品だからと構えず、まずは気軽に相場感をチェックしてみてはいかがでしょうか。憧れのあのモデルも現行品より割安で購入できるかも!?

スタッフの相棒はコレ!

ジャックロードスタッフの中にもアンティークフリークは多い。
彼らの“相棒”との馴れ初めとその良さについて聞きました。 

新たな出会いがくれた次のステージ
ROLEX GMT-M COMBI
年式:1983年 / 品番:16753 / ムーブメント:Cal.3035 クロノメーター

出会いはずばり一目惚れだったというこのROLEX GMT-M COMBI。決してブランド評価やヒストリー、スペックだけを根拠に購入を決断しないという阿部さん。アンティークは出会いだとよく言うが年齢的にもそろそろ次のステージへと考えていた矢先の“出会い”だったそうで、それまで所有していた同モデルのステンレスタイプを下取りに出して購入したという。「元々ゴールドモデルに対しギラギラ感が強いイメージを持っていましたが、この固体はアンティーク特有の色褪せ / 枯れ感のおかげですんなり受け入れることができたんです。
また、アンティークならではの文字盤のヤレ感とベゼルのマット感が相まって、たまらなく渋い。まさにオンリーワンのカラーバランスがお気に入りのポイントで、所有欲も満たしてくれています。」とのこと。「パーツの供給も少なくなってきたので、これからは特に外装を損傷させないよう気を使いオリジナリティーを維持し後世に残していきたいですね」と今後の付き合い方を教えてくれた。

店長 阿部賢一 さん

ROLEX GMT-M COMBI
スタッフ着用イメージ
カレンダークイックチェンジ機構搭載。初期の文字盤( チョコレートブラウン )とフジツボインデックスのコンビは、希少性高。ブラウンの文字盤にはカーキのベルトを合わせることでカジュアルコーディネートの幅が広がります。サファリジャケットもラグジュアリーな印象に。

他人と被らない一点ものを求めて。
Rolex GMT Master 1675 Long E
年:1969年 / 品番:1675 / ムーブメント:Cal.1560

元々、現行品の新品にしか興味がなかったという望月さん。新品で購入した時計を数本保有していたが街や職場で同じ時計を着けている人を良く見かけたとのこと。 「他人が着けているものが自分と同じだとすぐに気がつくんですよね。せっかく買ったのに人と同じというのがだんだん嫌になってしまい所有していた時計を全て売ってしまったんです」 そんなある日、仕事で香港へのバイイングに同行し様々なアンティークウォッチを目にする。
そこで現行品との違いや歴史を学んでいくうち「製造年代やコンディションによって固体ごとにそれぞれの“雰囲気”がある事に気付きました。同じモデルでも全く同じものは無いんですよね」。と次第にその世界に引き込まれていったという。
「時計の持つ個々の雰囲気はもちろんの事、このRolex GMT Master 1675 Long Eはその名の通り文字盤の“ROLEX”の“E”の真ん中の線が通常に比べて長いんです。 こんな小さな部分も人と被らないのでどんどん愛着が沸いてきました。きちんとメンテナンスし末永く愛用していきたいです」とようやく自分だけの一本を手に入れることが出来たようだ。

バイヤー 望月洋輔 さん

Rolex GMT Master 1675 Long E
スタッフ着用イメージ
マットダイヤル初期タイプ(1967年〜)に存在する文字盤の「ROLEX」の「E」の中央の線が長いダイヤルが特徴。
ペプシカラー(赤×青)ベゼルには色を合わせたストライプベルトに変えてアメカジスタイルに。デニムとの相性は抜群です。

受け継いだ機械式時計の原点
SEIKO Matic-P Vintage
年式:1967年 3月 / 第二精工舎製 / 品番:5106-8010 / ムーブメント : Cal.5106A / 33石自動巻 / 19800振動

物心ついたある日 父の書斎にあった古いレコードケースの中にアナログLPやカメラなどと一緒にこの“SEIKO Matic-P”を見つけたとの事。「この時計との出会いこそ私が機械式時計(自動巻き)を知るきっかけとなりました」。と、早速使い始めたが、当時は知識不足だったせいもあり『 古い時計は全て手巻きだ』と何故か勘違いしていたそう。その結果、竜頭が折れてしまい当時、高円寺の商店街にあった町の時計屋さんに泣きついた。
「小さな町の時計屋さんでしたが自動巻時計の構造について詳しく丁寧に教えて貰いました。その時の経験が現在の私の腕時計屋としての原点なのかもしれませんね」と当時を振り返る。
経験を積んだある日、この時計の裏蓋を自身で空けてみたという。「裏蓋には私が生まれた年の点検記録/日付けが記されていました。父が当時どのような気持ちだったのか想いをめぐらせるとなんとも暖かい気持ちになりました」と形だけでなく世代から世代へと受け継がれる“それぞれのストーリー”もアンティークの魅力だ。

店長 阿部賢一 さん

SEIKO Vintage
スタッフ着用イメージ
0時になると日付と曜日が瞬時に変わる、デイトジャスト機構搭載。後のハイビート52系機械のベース機。
フォーマル感の強いシンプルなホワイトフェイスはソリッドなナイロンベルトに変えて万能カジュアルウォッチに。色柄コーディネートの引き立て役にもなります。

ここにさえ気をつければ大丈夫!

アンティークウォッチとの付き合い方

メンテナンスの大変さなどから敬遠されがちなアンティークウォッチ。
しかし、ここにさえ気をつけておけば大丈夫というポイントをレクチャーします。

使い方/気をつける点

Point1.水に注意

点検時に防水テストを行っておりますので、非防水表示以外の品物については、日常使用において特に問題ありません。しかし、万が一もございます。特に大雨の日などのご使用はお勧めしません。

Point2.衝撃に注意

通常の時計も精密機械ですが、アンティークウォッチは通常の時計以上に取り扱いに注意が必要です。製造から月日が経過している為、時計への衝撃には要注意です。特に着用したままでのスポーツ等はお勧め出来ません。ただし日常使いにおいては問題ありませんのでそこまで神経質になる必要もありません。

Point3.磁気に注意

アンティークウォッチは、当時の一般的な使用環境から現行品ほど磁気対策や防御構造を備えていなかった為、磁気には要注意です。例えばスマートフォン、電子機器、開閉に磁石を使うバッグや小物などは磁気を発しており、アンティークウォッチに影響を与える可能性があります。これらのものを使用する際には時計から30cm以上離して利用すると安心です。

アンティークウォッチとの付き合い方

ジャックロードの品質

アンティークだと古いから実用がない、壊れそうなどと躊躇してしまうかもしれません。ジャックロードのアンティークウォッチは入荷後に全てメンテナンスを行なっております。 オーバーホールが必要なものはオーバーホールを施し、パーツ交換が必要なものは交換を済ませてから店頭に出しておりますので手に入れた当日から素敵な時計ライフが愉しめます。また万が一の時にも保証が付いているので安心です。

アンティークの魅力5

もしもの時のジャックロードの
買戻しサービス

ジャックロードではアンティークウォッチ購入後、万が一「気にいらない」「他の時計が良かった」
「十分楽しんだので買い換えたい」などの事態にも安心の買戻しサービスがございます。
ご購入金額の最低70%以上での査定額を保障してくれる何ともありがたいサービスです。
これでアンティークウォッチ購入のハードルがグッと下がりますよね!

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写真・文/ジャックロード編集部