ロレックス 赤サブマリーナー 1680
ROLEX RED SUBMARINER
はじめまして、ヴィンテージの仕入れを担当しております、ジャックロードの高岡です。
こちらの記事では仕入れ担当者から見る、ヴィンテージウォッチの世界をご紹介して参ります。当店自慢のレアピースをどんどんご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
それでは早速第1弾。初回にふさわしいこちらのモデルをご紹介します。
ヴィンテージ ロレックスの代名詞と言っても過言ではありません。
ご存知「赤サブ」ことサブマリーナー 1680です。
その名の通り赤い文字で「サブマリーナー」と刻まれたこちらのモデルはカレンダーが付いている同シリーズの中では一番有名なレアピースであり、腕時計に興味のあるほとんどの方がご存知かと思います。
もともと希少性の高い赤サブですが、こちらの個体は群を抜いていますね。
まずご注目いただきたいのはダイヤル部分。ほんのりブラウンがかった色味ですよね?
10年にも満たない短い生産期間の中で6種類のダイヤルに分類される赤サブのダイヤルですが、こちらはその中でも1番古いタイプ、1960年代に生産された「マークI」ダイヤルです。
ケースに刻まれたシリアルナンバーからも、初期ロットであることが確認できます。
一般的にブラウンに変色するのはマークIダイヤルといわれており、こちらの個体のようにマークIダイヤルでブラウンに変色しているものは非常に珍しいのです。「トロピカル文字盤」ともいわれていますよね。
この変色は当然メーカーが意図的に起こしているものではなく、使用されている素材の成分や環境によって偶然起こるものなのです。
希少性もさることながら、時を重ねて変化した独特の雰囲気がたまらないですね!
その退色したダイヤルとよくマッチしているベゼルも、この個体を語る上で欠かせないポイントです。
現行のサブマリーナーのベゼルはセラミックが使用されており、傷や退色に強いという印象がありますよね。このように雰囲気のあるベゼルは、ヴィンテージならではの「味」と言えるでしょう。
メンテナンスなどで綺麗なパーツに交換されてしまうと雰囲気を損ない、逆に価値が下がってしまいます。全体の雰囲気が統一された状態だからこそ誰が見ても「欲しい」と感じるヴィンテージと言えるのです。
そもそも「ヴィンテージ ウォッチ」の定義は曖昧で、取り扱われる媒体によってさまざまな表現を目にします。
当店では1990年以前に生産されたものを「ヴィンテージ ウォッチ」と呼んでいます。
いかがでしたか?
それぞれの個体に歴史が刻まれた、1点モノの魅力を秘めているヴィンテージウォッチの数々をこれからも皆様と共有していきたいと思います。
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