今回は2024年の総まとめとして、腕時計専門店である当店ジャックロードにおける2024年1月~2024年12月までのWEB注文(受注本数)をベースにメンズ腕時計の人気ランキングを作成しました!
「高級腕時計の購入を考えているけど、どんなブランドやコレクションが人気なの?」
そんな疑問をお持ちのこれから腕時計の購入を考えている方はもちろん、既に腕時計をお持ちの方で2本目以降を検討される方も、ぜひ参考になさってください。
まずは気になるブランド別ランキング!人気のメンズブランド腕時計をランキング形式でご紹介。
あわせて2024年の年間におけるランキング推移も掲載します!
堂々の第1位に輝いたのはロレックス。時計業界を賑わすロレックスが2023年に続き、2024年も本数、金額ともに他を圧倒しています。
デイトナやサブマリーナー、エクスプローラー、GMTマスターIIなど各種モデルが相変わらず高い人気を誇っています。
2024年はGMTマスターの誕生70周年を前に新作が発表されたり、デイトナ「ル・マン」24時間耐久レース記念モデルの18Kイエローゴールドが登場したりと、一層注目が集まった年でもあります。今後もロレックスの動向から目が離せません。
▲ロレックスの年間人気推移(※縦軸はランキング順位)
常に上位をキープし、高い人気を改めて証明したロレックス。
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【ロレックスについて】
言わずと知れた時計界の王様、ロレックス。世界的な知名度を誇り、優れた技術や高い実用性などを備えたブランドとして確固たる地位を築いています。
時代が変わってもデザインを大きく変えることはなく、細かな仕様変更を加えてアップデートを繰り返すロレックス。昨今マイナーチェンジされたモデルが登場する度に市場が過熱するという現象が起きています。人気・知名度・クオリティーの3拍子が揃ったロレックスの時計は資産価値が落ちにくいことでも有名で、世代を超えて受け継ぐことができるブランドです。
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栄えある2位にランクインしたのはオメガです。2023年に引き続き2位の座をキープ。その人気ぶりを誇示する結果になりました。
オメガの人気を牽引するシーマスターとスピードマスターが全ブランドのコレクション別ランキングでもTOP10入りを果たすなど、非常に安定した人気を誇っています。
▲オメガの年間人気推移
年間を通して安定した高順位をキープ。3月はロレックスを抜いて1位にもなりました。
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【オメガについて】
「究極」という意味を込めてギリシャ語の最終文字であるオメガと命名されました。世界最大の時計製造グループであるスウォッチグループに属しており、あらゆる年代において偉業を達成した輝かしい歴史があるブランドです。
特に1932年以降、オリンピックの公式タイムキーパーとして採用されていることや、NASAの宇宙開発事業において月面で時を刻んだことが有名です。現在はスピードマスターやシーマスターに代表されるスポーツウォッチ、そしてコンステレーションやデ・ヴィルなどのドレスウォッチを展開し、洗練されたオメガの世界を表現し続けています。
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不動の2ブランドに次いで3位となったのはタグ・ホイヤー。2022年は3位、2023年は4位、2024年は3位と相変わらずの人気ぶりです。
特に人気があったモデルは、フォーミュラ1。ダイバーズウォッチのアクアレーサーもそれに続く勢いで人気を博しています。
▲タグ・ホイヤーの年間人気推移
今年は安定して3位以上をキープしているタグ・ホイヤー。2025年のランキング上位へも期待大です。
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【タグ・ホイヤーについて】
1860年に、スイスの山岳部にあるサンティミエの工房からスタートしたタグ・ホイヤー。創業当初から卓越した技術力を誇ります。
1969年には、ブライトリング・ハミルトンとともに世界初の自動巻きクロノグラフ「クロノマチック」を開発。この挑戦は腕時計史の中で重要な出来事の1つとして語られています。
タグ・ホイヤーは、モータースポーツ業界と深く関わりがあり、スポンサー活動により知名度を高めました。バリエーションも多岐に渡り、最上位コレクションのカレラやレーシングカーを彷彿とさせるフォーミュラ1、スクエア型ケースが特徴のモナコ。ダイバーズに特化したアクアレーサー、人間工学を導入したリンクなどがあります。
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第4位にはチューダーがランクイン。前年からワンランクダウンする形となりました。それでもタグ・ホイヤーとの差は僅差で、さすがの人気を誇ります。
コレクション別では、ブラックベイが上位を独占しています。今後も独自路線の腕時計生産と圧倒的なコストパフォーマンスを武器に、時計業界を賑わすことでしょう。
▲チューダー(チュードル)の年間人気推移
1年を通して3位から5位を安定してキープしていたチューダー。2025年はさらにランキングを上げていくのか要注目です。
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【チューダーについて】
ロレックスの創業地であるイギリスでの販売促進のため、ディフュージョンブランドとして誕生したチューダー(チュードル)。
ロレックス3大発明であるオイスターケース、パーペチュアル機構を採用することでロレックスの知名度とともにチューダー(チュードル)の名前も広く知れ渡ることになります。2000年を境に独自路線へとシフトし、ロレックスとは異なるデザインの魅力あふれるコレクションを多数輩出しています。
折り紙付きの性能とクオリティーに加え、高いコストパフォーマンスも人気の理由でしょう。
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5位にはモーリス・ラクロアが
人 気モデルのアイコンは、手が届くラグジュアリースポーツウォッチとして高い評価を得ています。時計業界 を席巻する" ラ グジュアリースポーツ"の勢いには 今後も注目です。
▲モーリス・ラクロアの年間人気推移
2021年にランキング入りを果たしたモーリス・ラクロア。2022年、2023年、2024年とTOP3入りする機会こそなかったものの、その人気は留まることを知りません。次回の年間ランキングでは、更なる順位上昇を期待したいところです。
【モーリス・ラクロアについて】
スイスのチューリッヒにて誕生したモーリス・ラクロア。創業は1975年と、老舗ブランドが名を連ねる腕時計業界では新興ブランドです。
マニュファクチュールの本格仕様かつ高級感を漂わせるデザインにも関わらず、10万円台から手に入るコストパフォーマンスが魅力です。
6位にランクインしたのはカルティエ。2023年は惜しくもランキング入りを逃したものの、2024年は大きく順位を上げて6位にまで昇り詰めています。
コレクション別ではサントス ドゥ カルティエやマスト タンクなど、同社の基幹コレクションが特に人気を集めました。
▲カルティエの年間人気推移
1年を通して順位の変動がありましたが、年間ランキングとしては6位で着地しています。
【カルティエについて】
1847年、フランス・パリにてルイ=フランソワ・カルティエによって創業されたカルティエ。世界五大ジュエラーとして培った独創的なデザインセンスと卓越した技術力から生み出されるタイムピースたちは、女性からはもちろん、おしゃれ好きな男性からも高い評価を得ています。
カルティエの名品のなかでも特に高い人気を博しているのがサントス ドゥ カルティエです。1904年に飛行家のアルベルト・サントス=デュモンが創業者のルイ・カルティエに依頼したことで誕生した、世界初の男性用腕時計「サントス・デュモン」をルーツとしています。
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第7位にはロンジンがランクイン。2023年は9位だったものの、2024年は順位を上げて第7位となりました。
▲ロンジンの年間人気推移
2月、8月はランキング圏外ですが、12月は5位にランクインしています。その結果もあり、年間を通して見事7位を獲得することができました。
【ロンジンについて】
スイスのサンティミエにて、1832年に創業したロンジン。同社が創業から一貫して捧げているのが、伝統、エレガンス、パフォーマンスという3つのコンセプトです。
老舗ならではの高い技術力とクラシカルな風合いを持ち合わせた腕時計は、世界中の老若男女に愛され続けています。高級腕時計と呼ばれるブランドの中でも、比較的価格が抑えられているため、コストパフォーマンスも抜群。
また、過去の名品を復活させたヘリテージや、スポーツウォッチのハイドロコンクエストなど、幅広いラインアップも同社の魅力の1つです。
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8位にランクインしたのはユンハンス。7位のロンジンに続き、こちらのユンハンスも2023年ランキング10位から順位を上げています。
▲ユンハンスの年間人気推移
4月、10月、12月とランキング圏外の月があるものの、多い月には7位を獲得。2023年から順位を上げて見事8位にランクインしました。
【ユンハンスについて】
ユンハンスは1861年、ドイツのシュランベルクにて誕生します。約150年という長い歴史を持つ老舗ブランドです。同社の魅力の1つはその歴史の中で培ってきた卓越した技術力。1970年代、クオーツショックで多くの腕時計ブランドが衰退を余儀なくされるものの、自社開発のアストロクオーツを打ち出し量産化することで見事そのあおりを回避しました。
その後も電波時計の開発を精力的に続け、1955年にアンテナ内蔵型メガソーラーセラミック、2004年にはマルチハンド対応ムーブメントをリリース。ユンハンスは、現在では一般化しつつある電波時計の基礎を築いたのです。
そんな同社の中で特に高い人気を誇るのが、バウハウスデザインの傑作と呼び声高いマックス・ビルが手掛けたコレクション。シンプルな文字盤にクラシカルで丸みのあるドーム風防など、さまざまなシーンに取り入れやすいデザインが特徴です。加えて比較的リーズナブルな価格展開で、高級時計のなかでも手にとりやすいブランドといえるでしょう。
9位にはブライトリングがランクイン。2023年の7位からランクダウンする結果となりました。
2024年に創業140周年を迎えたブライトリング。新たに登場したチタン製のクロノマット、Ref.EB0134101M1E1が大きな話題を生みました。
▲ブライトリングの年間人気推移
2023年のランキングから順位を下がったブライトリング。ランキングに波はありましたが、最終的にTOP10入りしたことからも根強い人気が伺えます。
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ブライトリング 人気ランキング【最新版】
クロノグラフのパイオニアとしても知られ、腕に着ける計器を理念とするブライトリング。その理念の基、全ての時計はクロノメーター検定をクリア、1915年には世界… 続きを読む
【ブライトリングについて】
1884年創業のブライトリングは、古くから航空業界とのパートナーシップにより、多くの名作を世に送り出してきました。
クロノグラフとその歴史を歩んできたブライトリングは、1934年にクロノグラフの原型といえる、2時位置と4時位置のクロノボタン機構を開発します。1942年には回転計算尺の開発で、パイロットウォッチとしての地位を確立しました。
グループに属さない独立系ブランドで、世界初となる回転計算尺を備えたクロノマットや、航空用の計算尺が搭載されたナビタイマー、同社を代表するダイバーズウォッチのスーパーオーシャンなどが人気を博しています。
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10位には毎年発表されるさまざまな限定モデルに注目が集まるセイコーがランクイン。
2024年は2年連続、さらに大リーグ史上4人目となるナショナルリーグとアメリカンリーグ、両リーグでホームラン王獲得という偉業を達成した大谷翔平選手を称えた大谷翔平2024年限定モデルが話題となりました。
▲セイコーの年間人気推移
年間推移では大きな変動があったものの、総合でTOP10入りを果たしました。
【セイコーについて】
日本が誇る国産時計メーカーとして海外でも高い評価を受けているセイコー。
創業から約140年もの歴史があり、1913年に国産初の腕時計であるローレルを発表、1964年には手巻き式クロノグラフ、1969年には世界で最初期に数えられる自動巻きクロノグラフ、そしてスイス時計業界に衝撃を与えたクオーツ時計、アストロンを発表しています。
さらに1999年には、他社では決して真似できないといわれている自動巻き・手巻きに続く第3の機構、スプリングドライブを発表しました。2017年にセイコーの中でトップモデルに君臨していたグランドセイコーが独立し、国産時計を牽引し続けています。
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ブランド別
人気ランキングはいかがでしたか?ここからはもう少し掘り下げてコレクション別にランキングを見ていきたいと思います。見事1位にランクインしたのはオメガのシーマスター。2022年、2023年に引き続き堂々の1位獲得です。
シーマスターの中でも特に人気の高かった型番
【オメガ シーマスター ダイバー300M コーアクシャル マスター クロノメーター Ref.210.30.42.20.01.001】
【オメガ シーマスター ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 007 エディション Ref.210.90.42.20.01.001】
【オメガ シーマスター ダイバー300M コーアクシャル マスター クロノメーター Ref.210.32.42.20.01.001】
▲シーマスター年間人気推移
9月はやや順位を落としたものの、1年を通して他コレクションを圧倒する人気を誇りました。
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ブランドランキングで1位に輝いたロレックスから、サブマリーナーがコレクション別ランキング2位にランクイン。
サブマリーナーの中でも特に人気の高かった型番
【ロレックス サブマリーナー デイト Ref.126610LN】
【ロレックス サブマリーナー Ref.124060】
【ロレックス サブマリーナー デイト Ref.126613LB】
▲サブマリーナーの年間人気推移
年間を通して順位の変動が激しかったサブマリーナー。5月、11月と1位を獲得したこともあり、総合では2位にランクインしました。
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第3位にはデイトジャストがランクイン。2023年のランキングでは惜しくもランクインを逃しましたが、2024年は見事ランクインを果たしました。
デイトジャストの中でも特に人気の高かった型番
【ロレックス デイトジャスト 36 Ref.126234】
【ロレックス デイトジャスト 41 Ref.126300】
【ロレックス デイトジャスト 41 Ref.126334】
▲デイトジャストの年間人気推移
1月、2月はランキング圏外だったものの、3月からは徐々に順位を上げて3位となりました。
4位にはロレックスのコスモグラフ デイトナがランクイン。2023年は7位でしたが、2024年は少し順位を上げる結果となりました。2025年はさらに順位をあげることができるのか、期待は高まるばかりです。
コスモグラフ デイトナの中でも特に人気の高かった型番
【ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN】
【ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN】
【ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126503】
▲コスモグラフ デイトナの年間人気推移
3月に順位を落としますが、以降は7位以上をキープしています。2021年までは不動の1位としてその座に君臨していたデイトナ。2025年は果たしてどのような順位となるのでしょうか。
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5位にはオメガのスピードマスターがランクイン。毎年接戦を繰り広げているスピードマスターとシーマスターですが、2024年のオメガのコレクション別ランキングではシーマスターに軍配が上がりました。
スピードマスターの中でも特に人気の高かった型番
【オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル コーアクシャル マスター クロノメーター Ref.310.30.42.50.01.002】
【オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル マスター クロノメーター Ref.310.30.42.50.01.001】
【オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル マスター クロノメーター Ref.310.32.42.50.01.001】
▲スピードマスターの年間人気推移
4月から順位は下降傾向ですが、総合すると5位で着地しました。
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6位は2022年に引き続き高い人気を博しているモーリス・ラクロアから、アイコンがランクイン。コストパフォーマンスに優れたラグスポとして注目を集めるアイコンからは今後も目が離せません。
アイコンの中でも特に人気の高かった型番
【モーリス・ラクロア アイコン オートマティック 39 Ref.AI6007-SS002-430-1】
【モーリス・ラクロア アイコン オートマティック Ref.AI6008-SS002-430-1】
【モーリス・ラクロア アイコン オートマティック 39 Ref.AI6007-SS002-731-1】
▲アイコンの年間人気推移
順位の変動は激しいものの、2023年から引き続きTOP10入りを果たしたアイコン。2024年も、この勢いを維持できるのでしょうか。
7位にランクインしたのは、チューダー(チュードル) ブラックベイ。2023年は5位だったものの、2024年は順位を落としました。
ブラックベイの中でも特に人気の高かった型番
【チューダー(チュードル) ブラックベイ プロ Ref.79470-0001】
【チューダー(チュードル) ブラックベイ 54 Ref.79000N-0001】
【チューダー(チュードル) ヘリテージ ブラックベイ フィフティエイト Ref.79030N-0001】
▲ブラックベイの年間人気推移
1年間安定してTOP10をキープ。年間を通して見事7位にランクインしました。
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8位にはタグ・ホイヤーのフォーミュラ1がランクイン。10万円台、20万円台のモデルが高い支持を集め、TOP10をキープしています。
フォーミュラ1の中でも特に人気の高かった型番
【タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ Ref.CAZ1011.BA0842】
【タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ Ref.CAZ1010.BA0842】
【タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ Ref.CAZ1010.FT8024】
▲フォーミュラ1の年間人気推移
12月は圏外となりましたが、他の月は安定してTOP10入りしています。2024年の動きにも注目したいところです。
第9位はGMTマスターII。2023年は6位でしたが、2024年は順位を落としています。
GMTマスターIIの中でも特に人気の高かった型番
【ロレックス GMTマスターII Ref.126710BLNR】
【ロレックス GMTマスターII Ref.126720VTNR】
【ロレックス GMTマスターII Ref.126711CHNR】
▲GMTマスターIIの年間人気推移
8月、11月は4位、12月には3位になるなどランキング上位の獲得もありました。その結果、2024年のランキング入りを死守しています。
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10位はロレックスのエクスプローラー。なんとかTOP10にランクインを果たしました。
エクスプローラーの中でも特に人気の高かった型番
【ロレックス エクスプローラー Ref.214270】
【ロレックス エクスプローラー 40 Ref.224270】
【ロレックス エクスプローラー 36 Ref.124270】
▲エクスプローラーの年間人気推移
ランキング外の月もいくつかありますが、11月に好成績を収めたことで10位を獲得しました。
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ここからは2024年のランキングに入らなかったものの、2025年に注目しておきたいブランドをピックアップします。
2023年にゼニスはパイロットウォッチコレクションを大幅刷新。旧型は1930年代~1940年代に生産された「タイプ20」を基にモダンにデザインが施されていました。今回はその流れを継承せずに、全く新しいデザインが採用されています。継承されている点は太いフォントで形成されたアラビアインデックスに限るだけといっても過言ではありません。
旧型ではレトロなパイロットウォッチをデザインベースに据えていたことから、ケースサイズは大型の45mmを採用。ムーブメントにはドレスモデルに用いられていたエリートcal.679が搭載されていました。新型ではケースサイズを40mmにダウンサイジングし、ムーブメントはゼニスの代名詞ともいうべき最新鋭のエル・プリメロcal.3620が搭載されています。
文字盤には水平を基調とした溝が設けられており、モダンな印象を与えます。今まではヴィンテージ路線に注力していたものの、新型ではモダンな高級スポーツウォッチへと昇華されたといえるでしょう。
1953年にモダンダイバーズの祖として、この世に誕生したフィフティ ファゾムス。2023年には誕生70周年イヤーのメモリアルとしてさまざまな仕掛けを行いました。その1つが過去の歴史的なモチーフを散りばめたスペシャルエディションの生産です。Act 1~Act 3にわたり、フィフティ ファゾムスの偉大な足跡が愉しめます。
さらにもう1つがスウォッチとのコラボレートモデルの発売です。オメガのムーンスウォッチに続き、ブランパンとスウォッチの夢の組み合わせは大きな話題を呼びました。ブランパン版はスキューバ フィフティ ファゾムスの名称が付けられ、5つの海をテーマに5種類が発売されています。
そんなフィフティ ファゾムスは大きく2つのデザインが展開されています。伝統的デザインを継承するフィフティ ファゾムスと、モダンなデザインが施されるバチスカーフです。今回、ピックアップしたのは後者になります。18Kレッドゴールドケースにブルーセラミックスのベゼルが洗練された大人のダイバーズウォッチを演出しています。
1991年、フランスのパリにてブルーノ・ベラミッシュとカルロス・ロシロによって創業した時計ブランド、ベル&ロス。ブランド名は、2人の名前を組み合わせた造語です。航空機の計器を彷彿とさせるデザインが特徴です。
今回、ピックアップしたのは2024年新作としてラインアップに加わった、世界500本限定モデル。両面スケルトン仕様のため、さまざまな角度から自動巻きムーブメントcal.322-1の機械美を堪能できます。
また、ケース・ブレスレットにはマットブラックのセラミックを使用。統一感のあるカラーリングで、カジュアルな見た目ながら落ち着いた雰囲気も醸し出しています。
続いての注目ブランドはジャガー・ルクルトです。パテック フィリップをはじめ、多くの名門メーカーにムーブメントを提供してきたことでも知られ、技術力に定評のあるジャガー・ルクルト。同社のアイコンでもあるレクタンギュラーのレベルソと二枚看板のコレクションがマスターです。
そのなかでもマスター コントロールは1000時間をかけて独自の品質基準を証明する自社テストを実施した初めての実機として、当時話題を呼びました。
今回、ピックアップしたのは2020年に登場したマスター コントロール デイトです。最もオーソドックスな3針デイトモデルは、約70時間のパワーリザーブを備えるcal.899ACを搭載。内部の改良によりそれまでの38時間から70時間まで大幅にアップデートされています。
価格は100万円の大台に乗るものの、永世定番ともいえるシンプルなデザインゆえに長く愛用できるため、決して高価ではない価値のある一本といえるのではないでしょうか。
最後に紹介するのはドイツの名門グラスヒュッテ・オリジナルです。グラスヒュッテの名のもとにドイツ時計ならではの重厚な時計作りを行うマニュファクチュールブランドとして知られています。そんなグラスヒュッテ・オリジナルが2019年にコレクション化したダイバーズウォッチがSeaQです。
1969年に発表されたダイバーズモデルを範に現代流にリニューアルされたSeaQ。デザインこそ往時のモデルを継承しながらも、現代の技術が投入されています。
コレクションには3時位置に日付が入るケース径39.5mmのエントリーモデルと4時位置にダブルディスク表示が入る上位モデルのSeaQ パノラマデイトがラインアップ。
SeaQ パノラマデイトはパワーリザーブが100時間、さらに300m防水と高いスペックが備わっているのも特徴です。現時点では知る人ぞ知るブランドですが、2024年以降はさらに人気が高まっていくと予想される要注目ブランドです。
いかがでしたか?
今回ピックアップしたブランド以外にも当店ジャックロードでは数多くのブランド腕時計を取り揃えています。
人気ブランドにするのか、あえて人と被らないブランドにするのか、今回のランキングを参考にお気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか?
ジャックロード(JACKROAD)
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F
JR中野駅北口徒歩5分
電話 [店舗]
03-3386-9399
[通販]
03-3389-1071
営業時間 11:00~20:30
店舗案内は
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オンラインストアは
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業界最大手!全国屈指の品揃えを誇るメンズブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー&バッグ店舗、姉妹店であるレディース腕時計専門店ベティーロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。
半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
※店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。
また、ジャックロードは店舗に直接ご来店いただくことが難しいお客さまにも快適なショッピング体験をご提供するべく、オンラインストア事業に力を入れております。オンラインストア限定のサービスやクーポンもございますので、ぜひあわせてご利用ください。
当店の大手ショッピングモールにおける受賞歴は こちら からご覧いただけます。