高級時計の代名詞として知られるロレックス。「最高の実用時計」を体現するために、100年以上にわたり実用性を重視した腕時計を生み出してきました。そのため、カジュアルシーンのみならず、ビジネスシーンにおいても選ばれることが多いブランドです。
そこで今回はビジネスシーンに適したロレックスについて、その理由と当店ジャックロードがおすすめするロレックスをモデル別でご紹介いたします。ぜひ、最後までご覧ください。
スマートフォンの普及により、ビジネスシーンで腕時計を着用する人が減少しつつある現代。多機能なスマートフォンはさまざまな用途で活用できる便利なアイテムですが、ビジネスシーンの時刻確認においては、使用しない方が賢明です。
スマートフォンによる時刻確認はビジネスマナー上、相手に不快な印象を与えかねないため、腕時計の着用をおすすめします。では、どのような腕時計を選べばいいのでしょう。
そこで当店ジャックロードがおすすめしたいのはロレックスです。なぜロレックスがおすすめなのか、その理由について解説していきます。
ロレックスをおすすめしたい理由の1つに、他ブランドと比較して大きな優位性を持つ精度があります。
ロレックスは全てのモデルが外部機関である、COSC(スイス公認クロノメーター検査協会)による認定を受けています。15日間にわたり平均日差をはじめとしたムーブメントの検査をクリアしたもののみを認定とし、さらにロレックス自社内でも厳しい最終検査を行います。
外部と内部で厳しい検査を受けてから出荷されるため、その優れた精度は折り紙付きです。そのためビジネスの基本である時間順守を徹底できることがロレックスの魅力といえるでしょう。
耐久性においても同様で、ロレックスは自社内で時計に圧力を与える、落下させる、熱する、凍らせるなど、あらゆる環境下を想定したシミュレーション検査を実施しています。これらを経てロレックスの時計は市場に流通されます。
現行モデルに使用されている
904Lステンレススチール
は、スーパーステンレススチールといわれるほど耐久性が高い素材。錆びにくく、夏の汗ばむ季節ではその耐久性の高さは心強いでしょう。
また機械式時計で気にしておきたいのがメンテナンスです。ロレックスは定期的なオーバーホールを施せば一生涯使用が可能です。そのため高額のイメージが強いロレックスですが、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れています。また、手放したとしても高いリセールバリューがあるため、将来的な資産としても安心できます。
初代エクスプローラーと最新型のエクスプローラー 36。70年以上経過しているものの、その姿は大きく変わらない
ロレックスはそのデザインを大きく変えないブランドとしても知られています。例えば、エクスプローラーは1953年に生産を開始してから現在までその姿をほとんど変えていません。そのため、型落ちを感じさせず、末永く愛用できるのが魅力の1つです。
プロフェッショナルウォッチからクラシックウォッチまで多彩なラインアップを誇るロレックス。そのなかでもビジネスシーンにこそおすすめしたいのが、クラシックウォッチに属するデイトジャストです。
豊富なバリエーションを誇るデイトジャストは、組み合わせ次第でさまざまなシーンに対応できます。ここからはデイトジャスト 36を例にとり、ビジネスシーンに映えるデイトジャストを選んでみましょう。
左:シルバー文字盤 右:ブラック文字盤
時計の印象を大きく変える文字盤のカラー。時計選びの際に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?ビジネスシーンにおいてはブラック、シルバー、ホワイト、ブルーが間違いがありません。いずれのカラーも腕元を悪目立ちさせないことが理由です。
ブラック文字盤は腕時計の定番カラーであり、あらゆるコーディネートに溶け込むカラーのため、1本選ぶならばブラック文字盤がおすすめです。シルバー、ホワイトはスタイリッシュな雰囲気を印象付けてくれます。
ドレスシーンにも映えるため、華やかな装いにもマッチするでしょう。ブルーは清潔感を感じさせることから近年ビジネスシーンにも相応しいカラーとして人気を集めています。
左:ドームベゼル 右:フルーテッドベゼル
ベゼルとは風防とケースを留める部品のこと。デイトジャストはそのベゼルにもデザインが加えられています。フルーテッドベゼルと呼ばれるギザギザとした山の形状のデザインは、デイトジャストの象徴です。
表面に凹凸を付けることで、わずかな光も反射させます。腕元に華やかな印象を添えるデザインゆえに、ビジネスシーンでは派手な印象を持たれてしまう可能性もあります。
おすすめしたいのがドームベゼルです。表面がポリッシュ仕上げされているものの、光の反射はフルーテッドベゼルに比べて抑えられているため、腕元を大きく主張しません。
左:オイスターブレス 右:ジュビリーブレス
現在生産されているデイトジャストのブレスは2種類。3列の駒で構成されるオイスターブレスと、5列の駒のジュビリーブレスです。前者の歴史は古く1930年代後半から設定されており、改良を施されながらデイデイト、1908を除く全てのロレックスに設定されています。
後者であるジュビリーブレスは1945年にデイトジャスト専用のブレスとして開発されました。センターの3駒は表面にポリッシュ仕上げが施されているため、華やかな印象を与えるブレスです。フルーテッドベゼルと同様にわずかな光で反射をさせるデザインが採用されています。
ビジネスシーンでは華美な印象を与えないものが望ましいため、オイスターブレスを選択するのがおすすめです。
ここからはモデル別で、ビジネスシーンに最適なロレックスについてその魅力を解説していきます。
1945年から生産されているロレックスの基幹コレクションがデイトジャストです。現行デイトジャストは
第7世代
に該当し、2016年から生産されています。
デイトジャストの特徴の1つが豊富なバリエーション。文字盤、ベゼル、ブレス、カラーの組み合わせであらゆるニーズに対応が可能です。そのなかでもビジネスシーンにおすすめしたいのがステンレススチール素材のデイトジャスト。
ポリッシュ仕上げの面積が少なく華やかさが抑えられたデザインは、腕元を主張し過ぎず、ビジネスシーンにもぴったりです。
定番の36mmとグローバルサイズの41mmが用意されていますが、シャツへの収まりに優れる36mmをおすすめします。カラーリングは定番のブラック、シルバーが一押しですが、若々しいブルーも人気のカラーです。ブレスはシンプルなオイスターブレスがベスト。
現行デイトジャストが搭載するムーブメントはパワーリザーブが従来の42時間から70時間へと改良された、cal.3235。土日に使用しなくても月曜日に時刻合わせをせず着用できるスペックを備えています。
デイトジャストはオンオフ問わず着用できる汎用性も兼ね備えているため、末永く愛用できるコレクションです。
あらゆるロレックスの原点ともいえるオイスター パーペチュアル。ロレックス三大発明のオイスターケース、パーペチュアルを備えているエントリーコレクションです。オイスター パーペチュアルを派生とし、デイトジャストをはじめとした多くのコレクションが生み出されてきました。
デイトジャストに比べ多彩なのがケースサイズ。最も大きな41mmから、36mm、34mm、レディース向けの31mm、28mmが展開されています。多くの人々の腕元にフィットする選択肢の広さが特徴です。
ビジネスシーンに向けておすすめしたい文字盤のカラーはブラック、ブルー。ともにサンレイ仕上げが施され、腕元を傾ければさりげなく文字盤が輝きます。他にも日付が装備されていないため時刻合わせが簡便であり、ムーブメントのパーツ数も少ないことから壊れにくいのも特徴です。
左:オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000 右:エクスプローラー 36 Ref.124270
おすすめはオイスター パーペチュアルの41mmと36mm。ともに同一のムーブメント、cal.3230が搭載されています。このムーブメントはエクスプローラーに搭載されているものと同一です。
オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000 メーカー希望小売価格 ¥874,500(税込)
エクスプローラー 36 Ref.124270 メーカー希望小売価格 ¥1,036,200(税込)
オイスター パーペチュアル 36をエクスプローラー 36とメーカー希望小売価格で比較すると、その差額は16万円ほど。そのため、最もコスパに優れているといっても過言ではありません。
プロフェッショナル ウォッチで最もビジネスシーンに向いているのがエクスプローラーです。その理由はシンプルなデザインに尽きます。ルーツが探検家のための時計であることから、ポリッシュ仕上げを抑えることで華美な印象を腕元に与えないところも魅力の1つです。
上:デイトジャスト 36のオイスターロック 下:エクスプローラー 36のセーフティキャッチ付オイスターロック
オイスター パーペチュアルと大きく異なるのがブレスに装着されているクラスプです。エクスプローラーはセーフティキャッチ(赤枠参照)が付いており、2重でロックが備わるため腕元から外れない構造をしています。プロフェッショナルウォッチならではの装備であり、他にも長時間にわたって夜間における視認をサポートするクロマライトディスプレイが備わります。
エクスプローラーは知名度が高いモデルでもあるため、営業トークの際に話のネタに繋がるところも魅力といえるのではないでしょうか?
1950年代から続くロングセラーコレクションのエアキング。2016年にそれまでのクラシックウォッチから大幅にスペックが変更され、プロフェッショナルウォッチとして復活を果たします。
特徴的なアラビアインデックスを備えたブラック文字盤はエクスプローラーの雰囲気を感じさせつつ、新たにりゅうずガードが備わった新型ケースをまといます。
使用時に意外とぶつけやすいのがりゅうずのため、りゅうずガードを備えるエアキングは実用性を大きく向上したといえるでしょう。
左:エアキング Ref.126900 右:エクスプローラー 40 Ref.224270
心臓部はエクスプローラーと同一のcal.3230が搭載されているため、トータルでのスペックはエクスプローラー以上ともいえるのがエアキングです。メーカー希望小売価格で比較すると以下の通りです。
エアキング Ref.126900 メーカー希望小売価格 ¥1,065,900(税込)
エクスプローラー 40 Ref.224270 メーカー希望小売価格 ¥1,095,600(税込)
ご覧の通り3万円ほどエアキングが3万円安価であり、コストパフォーマンスに優れています。
左:エアキング Ref.14000M 右:エアキング Ref.126900
すでに生産は終えているものの、クラシックウォッチとして生産されていたエアキングもおすすめです。現在のエアキングは40mmとケースサイズは大型ですが、この時代のケースサイズは34mmと小ぶりなサイズ。
そのため腕元が細い方であればこの時代のエアキングがおすすめです。価格においても2次流通市場では50万円台から狙えるのも魅力です。※2023年3月時点
エクスプローラーと同じ1953年に誕生した歴史的なダイバーズウォッチがサブマリーナーです。
本来はダイビングを目的としたユーザーに向けて作られたプロフェッショナルモデルですが、現在はスポーティーな雰囲気が愉しめるビジネスウォッチとしても多く使用されています。
その圧倒的な知名度と扱いやすい回転ベゼル、もしもの時に重宝する高い防水性はサブマリーナーの大きな魅力です。
日付付きのサブマリーナー デイトはデイトジャストと共通のcal.3235。日付なしのサブマリーナーはエクスプローラーと共通のcal.3230とどちらを選んでも問題ありません。
数値上では41mmと大きく感じるケース幅ながら、長年にわたる改良からあらゆる腕元にフィットすると評判の着け心地もサブマリーナーのアピールポイントといっていいでしょう。
また、高い知名度によるところの安定したリセールバリューも魅力の1つです。
いかがでしたか?今回はビジネスシーンで使うロレックスにスポットをあててご紹介しました。
高級時計ロレックスの本来のコンセプトは「最高の実用時計」です。そのためビジネスシーンで使う上では最も適したブランドといっても過言ではありません。
ぜひお気に入りのロレックスを探してみてはいかがでしょうか?
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