1948年に誕生したオメガのダイバーズウォッチ、シーマスター。誕生から現在も進化を続けるシーマスターの中でも、今回はアクアテラについて、その誕生から最新作、特徴と機能や価格帯の面から焦点を当ててみました。
既にアクアテラについて知っている人も、まだあまり知らない人も、これを読めば更にアクアテラの魅力に惹きこまれることでしょう。
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今やロレックスやタグホイヤーと並び、腕時計のメーカーとしてその名を馳せるオメガ。スピードマスターやデ・ヴィルと並ぶオメガの主役モデル、それがシーマスターです。1948年に誕生したシーマスターはオメガの初代マリンウォッチ、「マリーン」を改良して作られました。
もともと軍事用に開発されたマリーンを市販用に改良したシーマスターはそのスポーティーなデザインで人々を魅了し、瞬く間に世界中で大ヒットしました。
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人々を魅了し続けるシーマスター、その中でも2002年に産声をあげたのがアクアテラです。その誕生以降、時計業界では「永遠の定番」と称されるほどに。
豪華客船のウッドデッキをモチーフとしたストライプ(2017年以降はボーダー、2018年にはオーシャンウェーブへ)のスタイリッシュで飽きのこないデザイン。
それゆえにスポーツやドレスアップ、ビジネスとシーンを選ばないスタイルに加え、150mの防水性能や15,000ガウス以上の超高耐磁性能など目を見張るほどのハイスペックを備えています。
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シーマスター、アクアテラの魅力の一つはなんといってもその機能。アクアテラはオメガの誇る最強のムーブメント、コーアクシャルを備えています。
コーアクシャル機構の構造は通常よりも複雑でパーツやその組み立てにコストが掛かるとされており、この機構を取り入れているのはコーアクシャルを開発したオメガ自身のみとなっております。
通常、機械式時計は内部の部品と部品の磨耗が生じる部分の油の劣化やそれに伴う油切れからくるパーツの磨耗を防ぐため、定期的にオーバーホールする必要があり、その頻度は約5年に一度といわれています。
しかし、オメガの開発したコーアクシャル機能を備えた時計はオーバーホールの頻度が通常の2倍である10年に一度でよいとされています。
その秘密はコーアクシャル機構の脱進機です。時計内部において、正しく時間を刻むための役割を担うのが調速機と脱進機ですが、一般的なものはこの脱進機は2つの爪で歯車を動かしています。
しかしコーアクシャル機構ではこの爪を3つにすることで摩擦を減らし、結果としてオーバーホールの頻度を低く抑えているのです。
オーバーホールは一度時計を完全に分解し、洗浄、組み立てや注油を行うため、非常に高い技術が求められます。それゆえ費用としても数万円から数十万円かかるとされていますのでオーバーホールの頻度を抑えられる時計はお財布にもやさしいと言えますね。
またアクアテラの近年のモデルは前代未聞の15,000ガウス以上の磁場に耐えることのできる耐磁性能をも備えています。
磁気というのは時計にとっては大敵で、時計業界では磁気が発生するものに時計を近づけてはいけないというのは常識ですが、スマートフォンやPC、バッグや財布の留め具に使用されるマグネット、空港のセキュリティゲートなど、生活のありとあらゆる場所に磁気を発するものが存在しています。
このように現代の便利な生活と磁気は切っても切れない関係にあり、これらを完全に排除することは中々難しいといえます。つまり磁気に強いという特徴は腕時計を選択する上で重要な要因です。
また磁気のほか、時計は水にも弱いとされていますが、アクアテラは150mを誇る防水性能を備えていますので、磁気にも水にも強く、長く付き合っていける時計ということができるでしょう。
2018年は華麗に進化を遂げ、ダイヤルにはこれまでのストライプやボーダーから一新して、波打つ海面を想起させるオーシャンウェーブが描かれています。
2017年にもこれまでのストライプからボーダーデザインへと変化がありましたが、今回はさらにボーダーからオーシャンウェーブへと大きく、そして美しく変貌を遂げています。
気になる内部はスイス連邦計量・認定局(METAS)認定の最高水準を誇るマスター クロノメータームーブメント キャリバー「8800」を搭載しております。
直近では2017年が最新モデルでしたが、2017年もこれまでの旧型と比較するといくつか刷新された点がありました。以下は2017年モデルの変更点です。
まずはダイヤルのウッドデッキをモチーフにした縦ストライプ、こちらが横のボーダーに変更されました。ケースサイズについては41.5mmから41mmにサイズダウン、そのほか38mmも出ています。デイトの表示は旧来の3時位置から6時位置へと変更。
さらにムーブメントは前モデルに搭載されていたCal.8500が更に改良されたCal.8900となっており、機械内部には磁気を帯びない完全な非磁性新素材であるニヴァガウスが採用されています(ニヴァガウスがはじめて使用されたキャリバーは8508と名付けられました)。これが超耐磁を実現しているわけですね。なんとMRIの中に入れても磁気の影響を受けないのだとか。
性能だけの面で言えば新型のほうに分がありますが、デザインや価格面を考えると旧型の魅力もまだまだ衰えていないといえるでしょう。
アクアテラの中でも最も手頃なものは20万円前後から手に入れることができます。価格帯は幅広く、高価なものだと500万円以上するものもあります。とはいえ、さきに述べた通りタフで、シーンを選ばないことから長く愛用できるパートナーとして活躍することでしょう。
そんなアクアテラのおすすめモデルをご紹介いたします。まずはこちら。
縦ストライプのアクアテラ。フリースプラングテンプを採用した60時間のパワーリザーブを備えるオメガ自社製自動巻きコーアクシャルムーブメント・オメガ8500を搭載しています。150メートル防水、ケースバックはシースルー仕様。耐磁性能 15,000ガウス。
続いてはこちら。スイス連邦計量・認定局(METAS)認定の最高水準を誇るマスター クロノメータームーブメント キャリバー 8900搭載。150メートル防水、ケースバックはシースルー仕様。耐磁性能 15,000ガウス。
ムーブメントはフリースプラングテンプを採用した55時間のパワーリザーブを備えるオメガ自社製自動巻きコーアクシャルマスタークロノメーター・オメガ8800を搭載。150メートル防水、ケースバックはシースルー仕様。耐磁性能 15,000ガウス。
ブラックのラバーベルトが印象的なアクアテラ。ムーブメントはフリースプラングテンプを採用した60時間のパワーリザーブを備えるオメガ自社製自動巻きコーアクシャルマスタークロノメーター・オメガ8900を搭載。150メートル防水、ケースバックはシースルー仕様。耐磁性能 15,000ガウス。
同じくラバーベルトのアクアテラ。ムーブメントはフリースプラングテンプを採用した55時間のパワーリザーブを備えるオメガ自社製自動巻きコーアクシャルマスタークロノメーター・オメガ8800を搭載。150メートル防水、ケースバックはシースルー仕様。耐磁性能 15,000ガウス。
いかがでしたでしょうか?
アクアテラは長く愛用できる時計としての魅力を存分に備えていることがお分かりいただけたかとおもいます。
本記事を通して、アクアテラについて少しでも興味が深まれば幸いです。
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店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。