一生モノのカルティエ ウォッチは、一生モノのアイテムでコーディネートを愉しみたい!
こんにちは、ファッションと腕時計をこよなく愛する服オタク・奥村です。
第2回目となる今回は、一生をともにできるカルティエ ウォッチを使ったコーディネートを3つご紹介!時計の選定理由とコーディネートのポイントを、服オタク目線でそれぞれ解説していこうと思います。
カルティエ ウォッチをすでにお持ちの方やこれから手に入れたいと思っている方、もちろんそうではない方も!ぜひ参考になさってください。
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■この記事の筆者; 腕時計専門店ジャックロード WEBサイト運営スタッフ 奥村 カジュアルアパレルの販売を約5年経験したのちに、時計業界へと転身した「服オタク」。革製品やデニム、シルバージュエリーといった経年変化を愉しめるアイテムや生地、シルエットにこだわりを感じる服に目がない。趣味はサウナで今お気に入りの場所は、東陽町にあるサウナ特化型スパ施設「sauna&bath NiHITARU」。愛機はロレックス エクスプローラー。 |
それでは早速、カルティエ ウォッチを使ったコーディネートをご紹介します。今回は服オタク・奥村が掲げる 「10年後も使い続けたいと思うか」 というこだわりに加え、下記2つの条件にマッチしているモデルをセレクトしました。
■セレクトしたポイント! | |
・ダークトーンの装いに映える存在感あるデザイン ・パーツにブルーを使用していてデニムやシャツの色を拾ってくれる |
私は普段、ロレックス エクスプローラーを愛用しているのですが、カルティエ ウォッチを使ってコーディネートを組んでいくうちにカルティエのかっこよさに気付き、沼にハマりそうです(笑)。いつかは2本目の腕時計として迎えたいとさえ思っています。
ここからは皆さんにカルティエの魅力を余すところなく伝えていきます!
■服オタク・奥村のアイテムに対するこだわりはこちら
服オタクに伝えたい!エクスプローラーを選んだ3つの理由
1本目にご紹介するのはカルティエが誇る名品、バロン ブルー ドゥ カルティエです。その名の通り、まるで風船のように丸みのあるフォルムが特徴的。シルバー文字盤とローマンインデックスのおかげで、目を惹くデザインながらもクラシカルな雰囲気です。
思わず見惚れてしまい、数あるカルティエ ウォッチの中でも真っ先にセレクトしました。
それでは、バロン ブルー ドゥ カルティエを使ったコーディネートをご覧ください!
ダークトーンのタイトシルエットでコーディネート
バロン ブルー ドゥ カルティエのシルバーのフェイスが惹き立つよう、全体的にダークトーン、細身のシルエットでコーディネートを組みました。
前述の通り目を惹くデザインでありながら、合わせるアイテムを選ばないクラシカルな雰囲気も兼ね備えたバロン ブルー ドゥ カルティエは、オーソドックスなシャツはもちろん、チェックやストライプなどの柄ありのシャツとも相性抜群ですよ。
またジュエリーにはカルティエのトリニティ リングとティファニー 1837メイカーズのバングルをセレクト。宝飾がないタイプを組み合わせることで、アクセントを加えつつバロン ブルー ドゥ カルティエの魅力を存分に引き出せます。
■コーディネートしたアイテムはこちら | |
Watch:カルティエ Outer:シシ Shirt:ポータークラシック Bottoms:コモリ Socks:ファルケ Shoes:オールデン Bag:アエタ Accessories:カルティエ、ティファニー |
ブラックのアウターとシルバーのフェイスとの美しいコントラスト
従来のメンズサイズである42mmから40mmへとケースがサイズダウンされているため、手首周りが比較的細い方でも違和感なく着用できます。ちなみに私、奥村の手首サイズは15cmです。
着用しているアウターは、兵庫県・神戸市を拠点とするレザーブランド、シシのスエードのカバーオール。今回コーディネートしたアイテムの中でもひときわトーンが暗いため、バロン ブルー ドゥ カルティエとのコントラストが美しく感じられます。
インナーにはネイビーのチェックシャツを採用。りゅうずのブルーと色味を合わせています。
トーンを統一しながらも素材感を変えてコーディネート
バロン ブルー ドゥ カルティエの魅力を惹き立たせるため、全体的にブラックに近い色で統一していますが、ただ同じ色味だと面白みに欠けるので素材感を変えて遊んでみました。
例え同じ色だとしてもコットン、スムースレザー、スエード、リネンなど素材によって見え方は驚くほど変わってきます。ワントーンでコーディネートを組むのが好きな方は素材を変えてみるのも楽しいですよ。
差し色として明るいカラーの靴下を取り入れる
とはいえモノトーンすぎて逆に落ち着かない。という方も中にはいると思います。そういうときは、差し色として靴下で遊んでみるのもアリですね。今回のようなコーディネートであればレッドやブルーなどの原色はもちろん、中間色やパステルカラーを合わせても様になります。
ふとした瞬間にチラッと見えてかっこいいです。
また今回はトーンを合わせるためにレザーシューズをセレクトしましたが、グレーやブラックといった落ち着いたカラーであれば、スニーカーでも合うと思います。
サイドから見るとぷっくりとした風防がよく分かると思います。普段着用しているロレックス エクスプローラーの風防はフラットなので、新鮮に感じました。
立体感があるドーム型の風防ですが、当時はプラスチック製でヴィンテージモデルに多く見られる仕様だったとか。そんな昔ながらの風防をサファイアクリスタルで再現しているというところにも魅力を感じました。歴史やルーツを知ると数段かっこよく見えてきます。
コーディネートではありませんが、実際に着用していて魅力的に感じた部分もご紹介させてください。
まず目に入るのはフランケ装飾のギョーシェ彫りが施されたシルバーダイヤル。カルティエらしい上品な仕上がりですよね。見る角度によって美しく輝きます。
次に見ていただきたいのが7時位置。ローマンインデックスに「CARTIER」のシークレットサインがプリントされています。これは偽造防止のため、1970年代ごろから用いられている仕様です。こういったこだわりを感じられると一層魅力的に映りますよね。
一通りこだわりポイントを語ったところで改めて時間を確認。その美しさに思わず見惚れてしまいます(笑)。可愛らしいシルエットと伝統的なデザインを合わせ持つ逸品です。
2本目はパシャ ドゥ カルティエ。ミニチェーンでケースに固定したねじ込み式りゅうずプロテクターや4つのアラビア数字、剣型の針などデザイン性抜群の逸品です。18Kイエローゴールドのケースとネイビーのアリゲーターストラップの組み合わせで、気品が溢れていますね。
先ほどご紹介したバロン ブルー ドゥ カルティエとはまた違った雰囲気でコーディネートを組んでみました。
ワークテイストのアイテムでカジュアルにコーディネート
ケース、ベルトの素材合わせが上品なモデルなので、逆にカジュアルなアイテムでコーディネート。霜降り調の淡いブルーが目を惹くシャンブレーシャツをインナーに、濃紺のデニムジャケットを羽織りました。
デニムジャケットは戦前から1952年ごろまで製造されていた、リーバイスの通称ファーストモデルに着想を得てデザインされた逸品。ヴィンテージを再現したデニムジャケットとクラシカルな雰囲気漂うパシャ ドゥ カルティエは相性抜群です。アリゲーターストラップやりゅうず、剣型ブルースチール針の色も拾っています。
■コーディネートしたアイテムはこちら | |
Watch:カルティエ Outer:リノ Shirt:レイバーアンドウェイト Bottoms:コモリ Belt:ジャベツクリフ Bandana:イルビゾンテ Shoes:フォルメ Accessories:カルティエ、ティファニー |
ジュエリーやジャケットのディテールで色味を拾う
カジュアルな装いの袖元から見えるパシャ ドゥ カルティエはより魅力的に映るはず。同ブランドのトリニティ リングとデニムジャケットのイエローステッチも好相性です。
ダイヤルにはフランケ装飾のギョーシェ彫りが施され、中央部分にはスクエア型のミニッツスケールが描かれています。見れば見るほど魅力に惹き込まれてしまいます。
レザーのシューズとストラップで装いを引き締める
今回は濃紺デニムのセットアップでコーディネートしました。スニーカーも悪くはないですがカジュアルに寄り過ぎてしまうため、サイドゴアブーツでバランスを取りました。
袖元のレザーストラップと足元のレザーシューズで装い全体を引き締める効果もあります。
ジュエリーはシンプルにまとめる
デニムジャケットを脱いでも様になるのがこちらのコーディネートのポイント。寒暖差が激しい季節や室内外を移動することが多い日などにもおすすめです。
カルティエはフランス生まれの高級ブランドですが、アメカジテイストのアイテムと合わせてもかっこいいですね。ジュエリーの数はお好みで。個人的には写真のようにシンプルなデザインでまとめるか、同素材のリングを1つで着用するとバランスが良いと思います。
小物で全体の色味を整える
上下デニム、インナーにシャンブレーシャツだと全体的に寒色に寄り過ぎてしまうので、差し色でワインレッドのバンダナを。前述のコーディネートとも共通していますが、トーンが偏っているときはちょっとした小物で色味を足してあげるときれいにまとまりますよ。
レザー部分は色味を揃える
普遍的な魅力をもつパシャ ドゥ カルティエは、スーツとの組み合わせはもちろん、休日のカジュアルなスタイルでも着用できます。
ベルトやシューズをレザーで合わせる場合、レザーストラップとトーンが同じだと一部分だけ浮いてしまうということもありません。
3本目はタンク マスト LM。文字盤、レザーストラップともにブラックのワントーンで仕上げられたシックな逸品です。ダイヤルに装飾はなく、先ほどまでの2本と比較するとシンプルなデザイン。
クオーツムーブメント搭載でかなり薄型なのでシャツやジャケットとも好相性ですが、今回はあえて違うコーディネートを組みました!
逆のイメージのアイテムでコーディネート
今回のコーディネートの肝となるのは、日本のファッションブランド・オーラリーのミニマルなスウェットプルオーバーシャツ。超長綿の極細番手糸を使用して編み立てているため光沢があり、カジュアルながら上品な雰囲気も演出しています。
また袖元のリブが強く、袖周りにボリュームを持たせることができるのもコーディネートに採用したポイント。ミニマルなタンク マストとは正反対ともいえる組み合わせが絶妙なバランスになっています。
オーソドックスなシャツにトラウザーといったきれいめスタイルにスニーカーを合わせたり、スウェットシャツにデニムといったカジュアルスタイルに革靴やブーツを合わせたりするなど、あえて逆のイメージのアイテムを織り交ぜると、テイストが偏り過ぎずにコーディネートできますよ。
■コーディネートしたアイテムはこちら | |
Watch:カルティエ Tops:オーラリー Bottoms:コモリ Shoes:クラークス Bandana:レイバーアンドウェイト |
全体的にトーンを揃える
りゅうずのカボションはシンセティックスピネルを使用。ネイビーのスウェットシャツ、ブルーのデニムで色を拾い、統一感を出しています。ブラックのレザーストラップのおかげでカジュアルなアイテムを使った装いもグッと引き締まった印象に。
手元と足元で色味を統一
シューズには1825年にイギリス・ストリートにて創業した老舗カジュアルシューズブランド、クラークスのワラビーブーツを選んでみました。耐久性・透湿性・防風性を備えた素材、ゴアテックスを使用しているため、天候に左右されずに着用できます。
コーディネートをしていて気付いたのですが、私は手元と足元で色味を統一するスタイルが好きかもしれないです(笑)。
小物を差し色に使う
2本目のパシャ ドゥ カルティエと同様、全体的にトーンが寒色に寄り過ぎてしまうので、ワインレッドのバンダナを差し込みました。やはりインディゴとワインレッドは好相性ですね。
シンプルを突き詰めたタンク マストはスーツスタイルとも好相性ですが、カジュアルなスタイルに合わせたときほど真価を発揮するのではないでしょうか。装い全体を引き締める「まとめ役」ともいえます。
いかがでしたか?
今回はファッションと腕時計をこよなく愛する服オタク・奥村が一生モノのカルティエ ウォッチに合わせたいコーディネートをご紹介しました。
この記事を読んだあなたもカルティエ沼に1歩足を踏み入れたはず!
第3回目も楽しみにお待ちください!
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半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
※店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。
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