今回はユリス・ナルダンのマリーン トルピユール Ref.1183-310/43-RGを愛用中の、ジャックロード販売スタッフ茂野にインタビュー。
「正直、ユリス・ナルダンのことはそれまで全く知らなかったんですよ」
と屈託なく笑う彼が、マリーン トルピユールを選んだ理由とは?ぜひ最後までお楽しみください。
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インタビューに答えてくれたのは…
茂野 正太
Shota Shigeno
ジャックロード販売スタッフ。学生時代のアルバイト先で時計販売に携わり、以来すっかり腕時計の魅力にはまることに。ジャックロードの公式YouTubeチャンネルを中心に、動画へ多数出演中。大物YouTuberや芸能人の動画撮影でも、スタッフを代表して対応することもしばしば。CWCウォッチコーディネーター資格保有。
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▲所有しているユリス・ナルダンのマリーン トルピユール Ref.1183-310/43-RG
―― さっそくですが、ユリス・ナルダンのマリーン トルピユールをご自身の時計に選んだ理由や、そのきっかけを教えてください。
茂野 この時計は、婚約の結納返しで奥さんから贈ってもらいました。
本当は奥さんに選んで欲しかったんですけど、「時計詳しい人にそんなの選べない!」と言われてしまい、結局自分で選ぶことに。
僕は時計はデザインだけで選ぶたちで、見た目で気に入ったら、ちょっと機械の性能や仕様なども調べる程度。どのブランドが好きとか、こういった機能が欲しいというのは重視してなくて。やっぱり時計って目で見て使うものなので、本当にデザインがいいものをという視点で選びました。
▲時計はデザイン重視で、ブランドの知名度は気にしないと言い切る茂野
茂野 当時はまだジャックロードに入社したてで、ユリス・ナルダンのことは正直全く知らなかったんです。どれにしようかと店頭に並んでいる時計を眺めていて、目に留まったのがこの時計でした。
一番最初に目がいったのは、ブランドロゴが真ん中にあるところ。だいたいどの時計も、12時位置にロゴが入っていることが多いじゃないですか?あとは、クロノグラフの関係で3時位置に入っているとか。
こんなふうに真ん中にロゴが入ってるというのはあまりなくて、ほかと違うところがいいなっていうのはありましたね。
▲愛用のユリス・ナルダン マリーン トルピユール Ref.1183-310/43-RG
茂野 あとは、僕の好きな青文字盤だったのと、ローズゴールドの針もアクセントになっていておしゃれだなと。
それでユリス・ナルダンのことを調べてみて、170年以上の歴史があるウォッチメーカーであることを知りました。このマリーン トルピユールも、航海における船長の証みたいな意味合いで作られていたみたいで、(そういう来歴も)面白いなと感じて。
手に入れてから年数が経ち、改めて振り返ってみると、今はユリス・ナルダンの時計が入荷すること自体少なくて、あの時はタイミングよくいい時計に出会うことができたなとすごく思います。
▲結婚指輪はブシュロンのキャトル クラシック リング ハーフ。時計の針のカラーとマッチして統一感のある腕元に
―― ピンクゴールドの結婚指輪ともよく似合っていますね。
茂野 実は意識していなかったんですけど、結婚指輪と結果的に合いましたね。
―― 時計とリングの色(素材)を合わせることを意識される方は多いと思いますが、こういうさりげない合わせ方もすごくおしゃれですね!
茂野 今言われるまで、あ、そういえば合ってるなってならなかったです…。
―― 狙っていたなら相当おしゃれ上手だと思います。
茂野 えっ…!じゃあ、狙ってやったということにしておいてください!(笑)
―― 実際愛用してみて分かったことや、お気に入りのポイントは?
茂野 この時計はベゼルがほとんどなくて、ケースいっぱいに文字盤とガラスが広がっているデザインなので、42mm径なんですけどそれよりはちょっと大きく感じるんです。
14.5cmの僕の腕周りには大きすぎないかなと最初は心配でしたが、実際に使ってみると収まりもよくて、そんなに違和感なく使うことができています。
着け心地もそこまで重たくないので、本当にノンストレスで着けられますね。
カレンダーを逆戻しに調整できるムーブメントを搭載している
茂野 あと、(機能は気にせずに)デザインだけで選んだものの、実際に使ってみたらパワーリザーブ機能が付いているのはすごく便利だと思いました。日付の調整も逆戻しができる珍しいムーブメントを搭載しているので、その点も重宝する時があります。
もともとはネイビーの革ベルトが装着されていたんですけど、オールシーズン使いたかったので、購入してすぐユリス・ナルダンのブティックに持っていき、ブレスレットを購入して付け替えてもらいました。
今はもう少し価格が上がってるかもしれませんが、2021年時点で12万円くらいでしたね。どなたかの参考になれば。
―― プライベートでも愛用されていますか?
茂野 仕事ではユリス・ナルダンと、セイコーのプロスペックス アルピニストの2本を交互に着けていますが、オンとオフでは完全に時計を分けていて、プライベートでは一切使ってないんです。
ユリス・ナルダンと交互に愛用しているセイコー プロスペックス アルピニスト Ref.SBDC115
茂野 ユリス・ナルダンやセイコーだとなんだかんだと気を遣ってしまうので、プライベートではガシガシ使えるG-SHOCK一択ですね。
―― いつかほしい憧れの時計があれば教えてください。
茂野 これはもう決めていて、次に買うならヴィンテージのロレックス デイトジャスト。店頭でいろいろな時計を見てきて、やっぱりヴィンテージにすごく惹かれる部分があって、1本は所有してみたいなと。
具体的な年式とかは決めてないんですけど、ダイヤルカラーは白かシルバー系のもので考えてます。
1970年代のロレックス デイトジャスト Ref.1603
茂野 ヴィンテージの、その個体にしかない独特の雰囲気というものに惹かれるので、心にビビッとくるデイトジャストとの出会いを、日々待ち望んでいるところです。
―― ありがとうございました!
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