オーデマ ピゲ ロイヤルオーク
スタッフ岡部 所有
今回は、今年30才になったばかりながら、ジャックロードの店頭に立って6年目を迎える
若手のホープ、岡部さんにインタビューしました。
所有しているのはオーデマ ピゲ(Audemars Piguet)ロイヤルオーク。
時計は頻繁に買い換えるという岡部さんの腕時計観を語ってもらいました。
名前 岡部 孝太
社歴 6年目
所属 ジャックロード 得意分野/売り場に入荷する新製品のチェック
趣味 毎日の晩酌。最近は健康を意識して糖質オフのハイボールが中心。
最近の悩み この業界に入って以来、金銭感覚が次第にマヒしていること。
現在所有している腕時計
オーデマ ピゲ ロイヤルオーク
モーリス・ラクロア ポントスSダイバー
―― 今日はよろしくお願いします。
物静かで落ち着いた雰囲気のある岡部さんですが、まだ30才になられたばかりなんですね。
岡部 こちらこそよろしくお願いします。はい、今年の5月で30才になりました。
―― 若くして世界三大時計ブランドであるオーデマ ピゲのフラッグシップモデルを所有するとは、なかなかすごいことですよね。さっそくですが、購入のいきさつなどを教えてもらえますか?
岡部 実はこのロイヤルオーク…見つけたその日に衝動買いしたんです。たまたま売り場でこの時計を手に取り、試着してみたらすごく気に入って。コンビモデルはもう少し年齢を重ねてからかなと思っていたので、まったくの興味本位で腕に乗せてみただけだったんですけど…意外なほどしっくりきた。あれ?思ってたのと違って全然おじさんっぽくならないぞと。
―― 最近のコンビモデルはデザイン的に洗練されたものが多くておしゃれですよね!ジャックロードのスタッフにもコンビモデルを選択する人が多いような。
岡部 本当にそうですね。恥ずかしながら、自分もこの時計で認識を改めることができました。
―― ほかにも気に入ったポイントがあれば教えてください。
岡部 僕は小さめの時計が好みなんです。スーツの袖口にひっかかりがなく、収まりのいいサイズ感が理想です。このロイヤルオークは36mm径、しかもかなり薄型でしょう?
―― 確かに。横から見ると薄さがよくわかりますね。自動巻きなのに1cmないくらいでしょうか?
岡部 そうなんです。あと、ロイヤルオークといえばタペストリーと呼ばれる精緻な彫りの施されたダイヤルが魅力の1つなんですけど、僕なりのこだわりポイントがあって。文字盤上のブランド名と、AUTOMATICのところをよく見てもらってもいいですか?このモデルは文字盤の凹凸に直接文字がプリントされているでしょう?これが新しいモデルなどは文字の箇所が平らに均された上にプリントされていて、そちらが主流なんです。
岡部 僕は前者のほうが断然かっこいいと思っていたので、ロイヤルオークを選ぶならそこは譲れないと思ってました。
―― なるほど。時計好きならではのこだわりが感じられますね!
岡部 あとは価格も頑張れる範囲内だったので、それまで所有していたものの、着ける機会の減っていたブレゲのマリーンを下取りして買い換えることにしました。今のところ気に入っているので思い切ってよかったです。
―― オーデマ ピゲのロイヤルオークも、下取りしたというブレゲのマリーンも、洗練されたスポーツウォッチという共通点がありますよね。
岡部 そうですね。僕の場合、それまで持っていた時計を売って次の時計を買うことが多いので、常にメインで活躍する時計は1本だけなんです。となると、オンもオフも使える時計であることが重要になるので、自然とスーツにも合わせられる品のあるスポーツウォッチから選ぶことが多いかもしれません。それまでもちょこちょこ時計を買ってはいましたが、時計業界に入って初めて買った時計はユリス・ナルダンのクラシコ ルナでした。
―― 腕時計に興味を持ったのはいつ頃なんですか?
岡部 大学生の時、アルバイト先の先輩に腕時計好きな人がいて、いろいろ教えてもらったのがきっかけです。僕はもともと靴や小物にこだわるのが好きだったので、腕時計もその延長線上で次第にはまっていきました。まずは機械式時計がほしいくらいのものでしたが、当時はロンジンやルイ・エラールなどでデザインが気に入った時計を買って着けてましたね。
―― それにしても、若いのに腕時計遍歴が只者じゃない感じがするんですが…
岡部 いえ、そんなことは…僕の場合リセールバリューは全然気にしてなくて、好みのデザインであればブランドにそこまでこだわっていないんです。ただ、あまり人と被らないモデルを選びたいとは思っています。ロレックスなども興味はあるんですけど、ジャックロードの先輩方とどうしても被り率が高くなってしまうので悩みどころですね。
―― 腕時計はけっこう頻繁に買い換えている?
岡部 はい。だいたい2年くらいすると新鮮味がほしくなって、新しい時計に買い換えるようなサイクルになっています。このロイヤルオークも再来年には別の時計になっているかもしれません…ジャックロードのお客さまにもそういう方はわりと多いように思いますね。
―― それでは最後に、これからほしいと思っている時計があれば教えてください。
岡部 そうですね…いつかパテック フィリップのワールドタイムを着けられたらうれしいです。ローズゴールドの。ただ、オンもオフも、というタイプの時計ではないので、2本体制で大事に使いたい。10年後とかもっと先の話でしょうけど…でもその頃にはまた好みが変わっているかもしれませんね。
―― いろいろお話を聞かせていただきありがとうございました!
「先輩方の
スタッフ愛用時計の記事
を読んで、何を言おうかいろいろ考えてきたんですけど…面白いこと言えなくてすみません」
そう言いながら、はにかんだ笑みを浮かべてくれた岡部さん。真面目で誠実な人柄がうかがえます。時計を買い換えた暁には再び登場してもらいたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
1875年にスイスのジュウ渓谷で創業した名門、オーデマ ピゲ。 パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並び、世界三大時計メーカーの1つに数えられています。
オーデマ ピゲの旗艦モデルがロイヤルオークです。ロイヤルオークが誕生したのは1972年。 その当時、ドレスウォッチとスポーツウォッチは明確に役割が分かれていました。ドレスウォッチは薄型でスマートな印象を与えるステータス性重視のデザイン、 スポーツウォッチは頑丈で防水性能など機能面が重視されていました。そんなそれまでの常識を覆し、一見相反する2つの要素を同時に実現した画期的なモデルがロイヤルオークでした。
ロイヤルオークは有名な時計デザイナーであるジェラルド・ジェンタ氏が 「スポーティー・ラグジュアリー」をコンセプトに、一夜にしてデザインを完成させたという伝説を持つ時計。
イギリスのプリンス・コンソート級装甲艦、ロイヤル・オークの舷窓をイメージしたとされ、 ビスやその角度にいたるまでがデザインとして取り入れられました。その発想は斬新で、ロイヤルオークは多くの時計愛好家たちに驚きと熱狂をもって受け入れられ、 時計界に大きな影響を与えました。
現在でもそのモダンなデザイン性は色褪せることなく、 スポーツラグジュアリーウォッチの代表として、確固たる地位を築きあげています。
■関連商品はこちら
オーデマ ピゲ 一覧
ジャックロード(JACKROAD)
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F
JR中野駅北口徒歩5分
電話 [店舗]
03-3386-9399
[通販]
03-3389-1071
営業時間 11:00~20:30
店舗案内は
こちら
オンラインストアは
こちら
業界最大手!全国屈指の品揃えを誇るメンズブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー&バッグ店舗、姉妹店であるレディース腕時計専門店ベティーロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。
半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。