ブライトリング 人気ランキング【2025年最新版】

クロノグラフのパイオニアとしても知られ、腕に着ける計器を理念とするブライトリング。その理念の基、全ての時計はクロノメーター検定をクリア、1915年には世界で初めてプッシュボタンを搭載したクロノグラフの開発に成功するなど、その功績は腕時計の歴史を語る上では欠かせません。

当店ジャックロードの通信販売でもロレックス、タグ・ホイヤーやオメガ、チューダーに続き、高い人気を誇っています。

今回はそんなブライトリングについて、2024年の年間(2024年1月～2024年12月まで)の人気モデルを当店ジャックロードのWEB注文(受注本数)をベースにランキング形式でご紹介いたします。

ブライトリングとは

ブライトリングは時計大国スイスの腕時計メーカー。レオン・ブライトリングによって1884年に誕生しました。

幼少期から精密な機械類に目がなかったレオン・ブライトリングの興味の的として、時計、特にクロノグラフへの関心が高かったといいます。

ブライトリング創業後、彼の製作するクロノグラフはたちまち有名に。元来空を飛ぶということにも強い関心を持っていたレオンの意志を継ぐ息子、ガストンの時代に同社は航空時計の名門としてその名を世界に馳せることとなります。

ガストンは54歳の若さで他界しましたが、レオンの孫にあたるガストンのひとり息子ウィリーが先代の想いと共にその後を継ぎ、ブライトリングは黄金期を迎えます。この時代に、歴史的名作クロノマットや、フライトコンピューターを備えたナビタイマーなどブライトリングを代表する名機たちが誕生しました。

ブライトリングの製品哲学は時代を経ても変わらず、機能や性能に対する徹底したこだわりは、今も多くの時計愛好家を魅了し続けています。

最新版 ブライトリング 人気ランキング

そんなブライトリングは、どのモデルが最も人気を集めたのでしょうか？前回からの変動も含めて見ていきましょう。併せて実際にご購入いただいたお客さまのレビューもご紹介いたしますので、ご購入の参考になさってください。

1位 スーパーオーシャン オートマティック 46 Ref.A17378E71C1A1 NEW (前回 ランキング圏外)

2024年の年間ランキングで堂々の第1位に輝いたのは、スーパーオーシャンシリーズからスーパーオーシャン オートマティック 46 Ref.A17378E71C1A1。300mもの防水性能を備えた、プロフェッショナルダイバーズです。

幅広の針とインデックスには夜光性のスーパールミノバが塗布されているため、暗所においても抜群の視認性を発揮します。

ステンレス製ブレスレットのクラスプ部分には、最大15mmまでの調整ができるフォールディング クラスプを装備。ラッシュガードやダイバースーツの上からでも着用可能です。

2位 クロノマット B01 42 Ref.PB0134101C1S1 NEW (前回 ランキング圏外)

栄えある第2位にランクインしたのはブライトリングの最上位コレクション、クロノマットからクロノマット B01 42 Ref.PB0134101C1S1。

文字盤がアイスブルーとブラックのツートーンで仕上げられているため、スポーティーなクロノグラフウォッチでありながらスタイリッシュな雰囲気も醸し出しています。

心臓部には70時間のパワーリザーブを備えた自社開発ムーブメント、cal.ブライトリング01を搭載。実用面も安心の1本です。

3位 ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Ref.AB0138241C1A1 NEW (前回 ランキング圏外)

第3位はナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Ref.AB0138241C1A1。前回ではランキング圏外だったこちらのモデルですが、2024年は上位に食い込みました。

アイスブルー文字盤にはサンレイ仕上げが施されており、袖元から覗くたびに異なる光彩を魅せます。ブラックのインダイヤル、航空用回転計算尺とのコントラストが美しいタイムピースです。

4位 ナビタイマー B01 クロノグラフ 46 Ref.AB0137241L1A1 NEW (前回 ランキング圏外)

前回のランキングでは圏外だったナビタイマー B01 クロノグラフ 46 Ref.AB0137241L1A1が大きく順位を伸ばし、今回第4位となりました。

こちらは2022年に登場した現行モデル。ケースには現在のラインアップでは最大サイズの46mmを採用しているため、存在感は抜群です。

深みのあるグリーン文字盤のなかに配された、レッドのクロノグラフ針がアクセントです。

5位 スーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ 44 Ref.A13313121B1S1  NEW (前回 ランキング圏外)

第5位にランクインしたのは、縦型のクロノグラフが特徴のスーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ 44 Ref.A13313121B1S1。文字盤、ベゼル、ストラップがブラックでまとめられた、統一感のある1本です。

セラミック製のラチェット式逆回転防止ベゼル、両面無反射コーティングが施されたドーム型サファイアクリスタル風防を備えています。

200mの防水性能を有しているため、アクティブシーンでも問題なく着用可能です。

6位 スーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ 44 Ref.A13313161C1S1 NEW (前回 ランキング圏外)

第6位はスーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ 44 Ref.A13313161C1S1。第5位にランクインしたRef.A13313121B1S1のカラー違いです。前回のランキングでは圏外でしたが、今回は第6位まで順位を伸ばしました。

鮮やかなブルー文字盤の3時位置にデイデイト表示を配した、アシンメトリーなデザインが目を惹きます。心臓部にはCOSC公認クロノメーターであるcal.ブライトリング13を搭載。スイスのムーブメント製造メーカーであるETA社の名機「ETA7750」をベースにした傑作です。

7位 ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Ref.AB0138211B1A1 NEW (前回 ランキング圏外)

第7位には、ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Ref.AB0138211B1A1がランクインしました。

こちらはナビタイマーの誕生70周年目に登場した現行モデル。ブラック文字盤にホワイトのインダイヤルを配置した、通称「逆パンダ」文字盤が人気を集めました。

ケースサイズは43mmと比較的大型のため、コーディネートの主役となる1本がほしいという方にもおすすめです。

8位 スーパーオーシャン オートマティック 42 Ref.A17375211B1A1 NEW (前回 ランキング圏外)

第8位にランクインしたのはスーパーオーシャン オートマティック 42 Ref.A17375211B1A1。

2022年に大幅に刷新されたスーパーオーシャンは、1960年代に発表されたスーパーオーシャン スローモーションのデザインを踏襲したクラシックデザインに回帰。大型のスクエア形状の針とツートーンの文字盤がレトロな雰囲気を強調しています。

9位 スーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマティック 44 Ref.AB2030121B1S1 NEW (前回 ランキング圏外)

第9位にはスーパーオーシャン ヘリテージ B20 オートマティック 44 Ref.AB2030121B1S1。前回のランキングでは圏外でしたが、今年は9位にランクインしました。

こちらはcal.ブライトリング B20を搭載したモデル。ブラックとシルバーを基調とした落ち着いたカラーリングで、さまざまなコーディネートに違和感なく馴染みます。

逆回転防止ベゼルには耐傷性と耐錆性に優れたハイテクセラミックを使用。流行に左右されないデザインとも相まって、永く愛用できる1本です。

10位 クロノマット オートマチック GMT 40 Ref.P32398101C1S1 ↓ (前回 ランキング8位)

第10位にランクインしたのはクロノマット オートマチック GMT 40 Ref.P32398101C1S1。

こちらは新世代クロノマットに新たに加わった、GMT機構が付加された逸品。美しいアイスブルー文字盤に配されたスカイブルーのGMT針がさりげなく主張します。

また、逆回転防止機能ベゼルにはプラチナ素材を使用しており、ワンランク上のラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。

ランキング外の注目モデル

クロノグラフのスペシャリストとして、その歴史を歩んできたブライトリング。

知名度こそロレックス、オメガに及ばないものの、計器を連想させる独自のデザインと確かな技術で熱狂的なファンが多く存在するブランドです。そんなブライトリングの2024年のランキングには入らなかったものの、注目しておきたいモデルをピックアップしました。

ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 Ref.AB0138241K1A1

まずはじめは、誕生から70年にわたりブライトリングの象徴として、その地位を確立しているナビタイマーのカラー文字盤モデルです。

回転計算尺を備えた伝統のデザインコードは初代からその姿を大きく変えず、細やかなアップデートを重ね進化してきました。2022年にデザインが刷新されたナビタイマーにはアイスブルー、ミントグリーンなどのカラフルな文字盤カラーが加わりました。さらにブライトリングのロゴも従来の「B」マークから、原点回帰のAOPAマークに変更されたことで、ナビタイマーの70周年を祝しています。

他にも風防や日付表示位置の変更など、細やかなアップデートがされています。

トップタイム トライアンフ Ref.A23311121C1X1

そのルーツはモーターサイクル系のブランドでありながら、近年はアパレルアイテムも豊富に展開するデウス・エクス・マキナと2021年にコラボレートを果たしたブライトリング。

2022年は新たに創業120周年を迎える英国モータースポーツブランドの老舗トライアンフとパートナーシップを締結。ベースモデルとして選ばれたのはレトロなツーカウンタークロノグラフのトップタイムで、トライアンフのロゴや専用のアイスブルー文字盤を備えているのが特徴です。
 

2025年にはデウス・エクス・マキナ、トライアンフに加え、新たなブランドとのコラボレートが実現するのでしょうか。

ナビタイマー オートマチック 41 Ref.A17326161C1A1

2019年に誕生したクロノグラフを装備しないナビタイマーとして話題を呼んだナビタイマー オートマチック 41。ナビタイマーシリーズの象徴である回転計算尺はそのままにしつつも、クロノグラフを採用しないことでケースの薄型化に成功。これにより、スーツの袖口に収まりが良いことから、人気が上昇したモデルです。

ベゼルの表面にはビーズ装飾が施され、サンレイ文字盤と相まってエレガントな雰囲気が演出されています。ムーブメントは自動巻きcal.17クロノメータームーブメントが搭載されています。

2024年新作にもクロノグラフのないすっきりとした印象のナビタイマーが登場しました。より洗練されたデザインのため、さまざまなシチュエーションで活躍します。

ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 スイスエアエディション Ref.AB01211B1B1A1

ブライトリングと航空業界は深いパートナーシップを築き、その歴史を積み重ねてきました。15社を超える大手企業、航空メーカーとの歴史を祝し、2019年にカプセルコレクションをリリースします。その1つがこちらの元国営航空会社スイスエアとのコラボレートモデルです。

1960年代から1970年代ころにブライトリングが採用してきたデザインモチーフを現代のナビタイマー B01 クロノグラフ 43にカラーリング。ブライトリングの伝統と歴史が愉しめる貴重なモデルです。

アベンジャー オートマチック 45 シーウルフ Ref.A17319101I1A1

空のイメージが強いブライトリングにおいて、アベンジャーは海中の冒険にその真価を発揮するモデル。モデル名にネーミングされているシーウルフの言葉通り、防水性は驚異の3,000mを発揮。ケース幅45mm、ケースの厚さは18.3mmのヘビーデューティーなボディーがその優れた耐久性を演出しています。

文字盤には深海においても視認性に優れるイエローカラーを採用。遠目でもブライトリングであることを印象付ける華やかなカラーリングも人気の理由です。サテン仕上げのラチェット式逆回転防止型ベゼルはブライトリング独自のライダータブが装着されていることで、グローブを着用していても快適な操作性が備わります。

アベンジャー クロノグラフ 45 Ref.A13317101B1A1

続いてはアベンジャー クロノグラフ 45 Ref.A13317101B1A1。今回は惜しくもランキング入りを逃しましたが、年齢問わず幅広い層から人気を集めるモデルです。

スリップ防止のために複雑なパターンでデザインされたりゅうずや大型のプッシュボタンなど、グローブを着けたままでも操作がしやすい工夫が随所に施されています。

防水性能は300ｍを備えているため、ダイビングウォッチとしても活躍するタイムピースです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

前回のランキングではプロフェッショナルシリーズやナビタイマーが順位を上げてきましたが、2024年はスーパーオーシャンやクロノマットがランクイン。購入前の検討材料としてこのランキングがお役に立てると幸いです。

航空時計の名門として名高いブライトリング。絶対の信頼が求められる航空飛行における使命を果たすべく、その機能や性能に微塵の妥協も許さないブライトリングの名機はプロフェッショナルパイロットのみならず、多くの時計好きを魅了し続けています。

今回ご紹介したモデル以外にも、当店ジャックロードでは数多くのブライトリングを取り揃えております。これを機に、お気に入りの1本を探してみてはいかがでしょうか？