ついに入荷！ロレックス デイトナ ル・マン100周年記念モデル

2023年6月11日はレース業界において特別な日だったのはご存じでしょうか。それは世界的な自動車耐久レースの中でも、伝統と格式のあるル・マン 24時間レースが100周年を記念した日だからです。

この偉大なる耐久レースの記念日に敬意を表し、ロレックスはコスモグラフ デイトナの特別モデルを公式サイトで発表します。それがコスモグラフ デイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデルです。

今回は発表されたばかりのデイトナ ル・マンモデルの詳細について説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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特別な仕様のデイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデルとは！？

突如、発表されたコスモグラフ デイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデル。きっと多くの方は、この記念モデルの発表を予想しえなかったことでしょう。

それほどノーマークであった今回の記念モデルの登場。今後のロレックスの新作予想にも大きなヒントに繋がるのではないでしょうか。

ル・マン24時間レース100周年記念モデルの特別装備は？

ベースとなったのは2023年に新型に生まれ変わったばかりのコスモグラフ デイトナの18Kホワイトゴールドモデルのブレスレット仕様です。本来であれば型番はRef.126509となりますが、ベゼルがセラミック仕様に変更されているため、Ref.126529LNが与えられています。

以下に特別モデルと通常モデルの詳細をまとめていますので、その違いをご覧ください。

一般的に特別モデルといえば、通常モデルとカラーリングが異なったり、特別な付録(記念品・冊子など)がついたりすることが多いでしょう。ところが、本作に関してはムーブメントが新たに変更されています。

本来、9時位置にあるクロノグラフの積算計は12時間を計測することが可能ですが、本作では24時間の計測をすることができます。そのため、キャリバーもcal.4131からcal.4132へと変更。さらにプラチナ仕様のみに与えられたシースルーバックも本作には取り付けられています。

気になるメーカー希望小売価格は「お問い合わせ」と表記されており、現時点では不明。また、販売本数限定なのか、生産期間限定なのかについても現時点では明確にされていません。

そんななか、当店に恐らく国内最速で入荷された今回の記念モデル。通常の18Kホワイトゴールドモデルが5,051,200円であることから、メーカー希望小売価格は500万円後半あたりが想定されます。とはいえ近年のコスモグラフ デイトナ人気とその話題性から、1千万円を超える可能性もあるのではないかと予想していましたが、当店での販売価格は35,000,000円に設定されました。たいへん希少なモデルゆえに、この価格でも手に入れたいと思うユーザーは多いのではないでしょうか。

※表示価格は2023年8月時点の当店ジャックロードでの掲載価格です。価格は変動する場合がございます。

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ル・マン24時間レース100周年記念モデルの印象は？

早速、当店ジャックロードに入荷してきた、コスモグラフ デイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデルを確認してみましょう。18Kホワイトゴールドをまとったボディーはキラキラと輝き、そして腕元に装着するとそのなんともいえない重量感に圧倒されます。

そして最も気になっていたインダイヤルの造形。ポール・ニューマンの意匠に酷似したデザインは、肉眼で見るとよりその存在感を強調していました。そして、タキメーターベゼルの赤で彩られた「100」の数字。こちらも文字盤上にある「DAYTONA」と同一のカラーで存在感が感じられました。小さなポイントですが、意外と目に入るものです。

細かいところでいえばインデックスが細身になり、インダイヤルとのバランスが向上したように感じられます。ロレックス伝統の細かいブラッシュアップですが、見比べてみるとだいぶ雰囲気が異なった感じがします。

プラチナ仕様とこちらのル・マン24時間レース100周年記念モデルのみに装備される、シースルーバックも忘れてはいけないポイントです。美しいデイトナのムーブメントがしっかりと確認でき、大きく肉抜きされたゴールドの自動巻きローターがスポーティーな雰囲気を演出しています。

今までプリンスのみでしか展開していなかったシースルーバックですが、他のコレクションにもぜひ採用してほしいものです。

伝説のポール・ニューマンの意匠が復活

名優ポール・ニューマンが愛用していたのもコスモグラフ デイトナ。そんな彼の名前をペットネームに付けられたコスモグラフ デイトナが存在し、そのモデルには通常とは異なるエキゾチックダイヤルとも称される特別な文字盤が装備されていました。

俳優でありながらレーサーとしても活動していたポール・ニューマン。その情熱が今回の新作モデルにもインスパイアされています。各インデックスの先端に設けられたスクエアの意匠は1960年代のクラシックな雰囲気が演出されているといえるでしょう。

ポール・ニューマンの意匠が復活したことは多くのコスモグラフ デイトナファンにとって大きなニュースです。今後の展開に注目が集まります。

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ロレックスとしては異例の出来事

近年、多くの時計ブランドでは自社が過去に発売したモデルのデザインコードをオマージュした新作を出すことは珍しくありません。ロレックスグループのチューダーもブラックベイをはじめとしたコレクションに、過去のデザインコードを踏襲し、人気を博してきました。

その一方でロレックスにおいては過去のデザインコードを流用することは稀であり、2007年に登場した稲妻針のミルガウス、赤黒日付表示のデイトジャストと極めて少ない状況です。

今回のコスモグラフ デイトナにおいては、その数少ない異例の出来事といえるでしょう。それほどまでにル・マン24時間レースとロレックスの密接な関係が伺えたイベントでした。

まとめ

いかがでしたか？

今回はデイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデルの2023年新作コスモグラフ デイトナについてお伝えしました。

次は、デイトナの名前を冠とするデイトナ24時間レースの100周年である2062年に記念モデルが登場することを期待しておきましょう。

今回、紹介したデイトナ ル・マン24時間レース100周年記念モデル以外にも、当店ジャックロードには多くの腕時計を取り扱いしています。ぜひ、お気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか？

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