2023年の新作ロレックスは当初の予想通り、2023年3月27日(月)の15時30分にロレックス公式サイトで発表されました。腕時計ファンの方は、きっとこの時を楽しみにされていたことでしょう。
前週の3月23日(木)にはティザー動画が配信。週末にかけてますますロレックス新作への期待が高まり、各媒体で一斉に推理がされました。その注目度は他の時計ブランドを凌駕する高さです。
大方の予想ではミルガウス、チェリーニの刷新。そして、誕生60周年のコスモグラフ デイトナ、70周年を迎えるエクスプローラー、サブマリーナーに変化があるものと予想されていました。果たして、その予想は当たっていたのか?新作発表から答え合わせをしていきたいと思います。
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2023年新作ロレックスを大胆予想!
コスモグラフ デイトナ Ref.116506
2013年に登場した50周年を記念したRef.116506
1963年に誕生したコスモグラフ デイトナは2013年に50周年を記念したプラチナモデル(Ref.116506)を発売しました。2023年は60周年であることから、何らかの動きがあることは想像に難くありませんでした。記念モデルらしくカラーバリエーションの追加を想像していた方も多いでしょう。搭載されるムーブメントが23年を経過したことで刷新されることも予想していました。
ロレックスの答えはコスモグラフ デイトナのフルモデルチェンジでした。以下にその内容をまとめてみましょう。
ここに注目 新作コスモグラフ デイトナのポイント
・型番がRef.116500LN→Ref.126500LNへ※ステンレススチールの場合
・自社製自動巻きcal.4130ムーブメントがcal.4131ムーブメントへと刷新
・セラミックベゼルのエッジ部分にケースと同じ素材が追加
・インダイヤル、インデックスがダウンサイジング
・オイスターケースのデザインが変更
・プラチナ素材のみシースルーバックを追加
新作と従来モデルを比べるとその違いは少なく見えてしまいますが、すでに完成形ともいわれるコスモグラフ デイトナのデザインを大きく変える必要性がなかったとも見て取れます。細部をアップデートし続けるロレックス伝統のモデルチェンジが行われたといっていいでしょう。
また、プラチナ素材のRef.126506は、プロフェッショナル ウォッチとしては初めてシースルーバックが装備されたことも大きなニュースです。今まで時計修理技能士のみが見ることができたコスモグラフ デイトナのムーブメントが見られることになったのは嬉しい点です。今後、他のコレクションにもシースルーバックが波及していくのか注目したいですね。
当ブログでは、コスモグラフ デイトナはコーポレートカラーを使用したアニバーサリーモデルを予想していました。予想は外しましたが、それ以上のビッグニュースになりました。
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ヨットマスター 42 Ref.226659
2019年に誕生したヨットマスター 42はホワイトゴールドケースを採用
ロレックス新作のティザー動画で登場した、ヨットがクルージングしている様子。分厚いケースと立体的なベゼルから、ヨットマスターに新しいバリエーションが追加されることを想像した方も多かったのではないでしょうか?ちなみに当ブログでは70周年の節目にあたるサブマリーナーにバリエーションが追加されると予想していました。
さて、答えは2019年に追加されたヨットマスター 42に新たにRLXチタンをケース&ブレスレットに追加したRef.226627の登場です。RLXチタンは2022年に誕生したシードゥエラー ディープシー チャレンジ Ref.126067-0001に使用された新しい素材で、記憶に新しいのではないでしょうか?
シードゥエラー ディープシー チャレンジ Ref.126067-0001
2022年に登場したRLXチタン製のシードゥエラー ディープシー チャレンジ
超軽量で変形や腐食に強い性質を持つRLXチタンがヨットマスターコレクションに装備されるとは、多くの方は予想しなかったでしょう。
その理由として、ヨットマスターは富裕層をターゲットにしているコレクションであったからです。1992年に初めて市場に登場したヨットマスターは素材がオール18KYGのみです。そのため、最もプロフェッショナルを体現するシードゥエラー ディープシー チャレンジに採用されたRLXチタンが、ヨットマスターに追加されたことは大きな驚きだったといえます。
ここに注目 新作ヨットマスター 42のポイント
・ディープシー チャレンジに続き、RLXチタンの採用
・ヨットマスター初のオールサテン(つや消し)仕上げ
・ヨットマスター 42初のオイスターブレス装備
また、ヨットマスター 42としては初のオイスターブレスレットモデルの登場であることにも注目したいです。メーカー希望小売価格は1,670,900円とヨットマスター 42シリーズの中では最もリーズナブルな設定なのも魅力です。
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着用イメージ
ティザー動画のオープニングに登場したエクスプローラー。2023年はエクスプローラーの誕生70年のアニバーサリーイヤーですが、エクスプローラーは2021年にフルモデルチェンジを果たし、36mmに原点回帰。そしてエクスプローラー初のコンビ(イエローロレゾール)が誕生していたことから、当ブログではノーマークでした。
しかし、ロレックスは史上初となる40mmケースのエクスプローラーを登場させました。ティザー動画から、チタンモデルの登場か?とも思われましたが、まさかのサイズアップに驚きを隠せません。遡れば2010年にエクスプローラーは39mmケースのRef.214270をリリースしていました。
ここに注目 新作エクスプローラーのポイント
・エクスプローラー初の40mmケースサイズ
・36mmと併売で3タイプの商品展開
これにより、エクスプローラーは36mmがステンレススチールのRef.124270、コンビ(イエローロレゾール)のRef.124273。そして40mmのRef.224270と3種類がラインアップされたことになります。
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チェリーニ デュアルタイム Ref.50529
生産終了したチェリーニコレクション
ミルガウスと同様にチェリーニがフルモデルチェンジを果たすことは当ブログでも予想をしていました。その理由は31系と呼ばれるひと世代前のムーブメントを搭載していたことです。ティザー動画においても、チェリーニを想像させる円錐型のりゅうず、ドームとフルーテッドが組み合わされたベゼルから、チェリーニの刷新と判断した方も多いでしょう。
ロレックスの答えはパーペチュアル 1908というニューコレクションの誕生でした。1908はロレックスの名称が商標登録された1908年を意味しており、ロレックスの歴史を体現するコレクションが満を持して登場しました。
ここに注目 新作パーペチュアル 1908のポイント
・新しいコレクションの追加
・ロレックス唯一の2針、スモールセコンドのcal.7140搭載
・シースルーバックの採用
ケースサイズは39mm、素材はイエローゴールド、ホワイトゴールドのみとシンプルなバリエーションがラインアップ。オイスターケース非採用ながら、50mの防水性が確保されています。2012年のスカイドゥエラー以来になるニューコレクションの登場で、当店ジャックロードへの入荷が楽しみです。
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着用イメージ
着用イメージ
ティザー動画に24時間表記のベゼル、GMT針が表示されたことから、GMTマスターIIにバリエーションが追加されることは予見できました。2022年にレフティ仕様のGMTマスターIIが登場したことから、当ブログでは2年連続での新作発表は予想していませんでした。
結果、ロレックスはGMTマスターIIに18Kイエローゴールドモデル復活のアナウンスをします。コンビ(イエローロレゾール)、18Kイエローゴールドが新たに登場。ブレスは5連ジュビリーのみが用意されています。
ここに注目 新作GMTマスターIIのポイント
・18Kイエローゴールドが復活
・GMTマスターII初のブラック×グレーのツートーンカラー
落ち着いたカラーリングのツートーンベゼルは18Kイエローゴールドに良く似合っています。また、ヴィンテージのGMTマスターを彷彿とさせるジュビリーブレスレットもGMTマスターII人気を加速させそうです。
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着用イメージ
2012年にラインアップされたロレックス初のコンプリケーションとして話題を呼んだスカイドゥエラー。誕生から11年目となる2023年にムーブメントが従来のcal.9001からcal.9002へとアップデートされています。それと同時に美しいミントグリーン、ブルーグリーン文字盤が追加。 また、18Kホワイトゴールドに待望のオイスターフレックスが登場しています。
ここに注目 新作スカイドゥエラーのポイント
・型番がRef.326934→Ref.336934へ※ホワイトロレゾール(ステンレススチール×18Kホワイトゴールドベゼル)の場合
・自社製自動巻きcal.9001ムーブメントがcal.9002ムーブメントへと刷新
・18Kホワイトゴールドにオイスターフレックスが追加
・グリーン文字盤が追加
ティザー動画でブルーグリーン文字盤が登場しましたが、こちらがスカイドゥエラーだったとは予想がつきませんでした。新しいグリーン文字盤は人気が出そうですね。
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オイスター パーペチュアル Ref.124300
最も人気を博しているターコイズブルー文字盤
カラーバリエーションが追加されると思われていたオイスター パーペチュアルですが、カラフルダイヤルを想像した方はいなかったでしょう。2020年に生産されたキャンディピンク、ターコイズブルー、イエロー、コーラルレッド、グリーンの文字盤カラーをさまざまなサイズのドット柄として採用したオイスター パーペチュアルがラインアップされています。
オイスター パーペチュアル31、オイスター パーペチュアル36、オイスター パーペチュアル41の各サイズで登場。ユニークな文字盤はSNSで人気を博しそうです。
ここに注目 新作オイスター パーペチュアルのポイント
・5色のドット柄をモチーフとしたダイヤル
・31、36、41にラインアップ
レディースサイズの2023年新作はこのオイスター パーペチュアル31のみとなります。
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デイデイト Ref.118395BR
希少なブラックフェライト文字盤
ティザー動画に大きく表示されたオレンジ色の天然石と思われる文字盤。そこから、デイデイトの新色と予想されましたが、ロレックスからの回答は3色の天然石文字盤の登場です。オレンジカラーのカーネリアン、天然の脈模様が入ったターコイズ、細かい結晶が見られるグリーンアベンチュリンがラインアップされています。
ここに注目 新作デイデイトのポイント
・3色の天然石文字盤が登場
ロレックスの最上位コレクションらしい贅沢な文字盤が採用されています。天然石ゆえに個体差で文字盤の表情がどれほど異なるのか興味深いですね。
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いかがでしたか?
大きなニュースはコスモグラフ デイトナのフルモデルチェンジ、そしてヨットマスター、エクスプローラーのラインアップ強化と目白押しでしたね。
また予想していたミルガウスは残念ながら生産終了となりました。いつか復活するのかも期待したいところです。
今回発表されたロレックスが当店ジャックロードに入荷した際はいち早くご紹介しますのでご期待ください。
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