人気・知名度ともに高級時計界のトップに君臨するロレックスにおいて最も話題の時期が新作発表の場です。1939年から2019年までの長期間において新作発表の場をバーゼルワールドで披露していたロレックスですが、2021年からはWatches and Wonders Geneva 2021(ウォッチ&ワンダー ジュネーブ)の舞台で新作発表を行うことになりました。
公式発表が2021年4月7日とされている中、新作モデルの予想とモデルチェンジが予想されているエクスプローラーIIの現行モデルを改めておさらいしてみました。
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2021年新作ロレックスが発表されました!
2020年はバーゼルワールド撤退によりロレックス公式サイトで新型サブマリーナーを発表する異例の事態でしたが、2021年は例年通り春に新作を発表することになったロレックス。今回の新作について腕時計ファンは発表前から多くの予想を立てていましたが、2021年4月2日にロレックス公式サイトにてティザー動画が発表されたことでさらに話題となっている状況です。
腕時計ファンが2021年のロレックス新作で登場するであろうモデルとして名前が上がったのがエクスプローラーII。その理由はエクスプローラーIIの初代モデルであるRef.1655の誕生年が1971年であり、2021年はエクスプローラーIIが登場して50年目の節目であるためです。
ロレックスの歴史において50年目には何かしらのアニバーサリーモデルが登場してきましたが、ここからは50周年記念モデルとして発売されたモデルをご紹介いたします。
2003年にサブマリーナー誕生50周年を記念して登場。あまりの人気にレギュラーモデルとして現在もラインアップされています。
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2005年にGMTマスター誕生50周年を記念して登場したグリーン文字盤仕様。コーポレートカラーを大胆に文字盤カラーに配したラグジュアリーモデル。生産終了した現在ではプレミア価格で推移中。
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2013年にデイトナ誕生50周年を記念して登場したプラチナケース、オイスターブレスレットを装備したラグジュアリーモデル。セラミックベゼルは専用カラーのチェスナットブラウン、文字盤はプラチナ専用のアイスブルーの特別な仕様が施されています。バリエーションとしてバケットダイヤインデックス仕様のRef.116506A、パヴェダイヤモンドを文字盤に敷き詰めたRef.116506、中東向けに生産されたインドインデックスが存在しています。
バリエーションとしてバケットダイヤインデックス仕様のRef.116506A。レギュラーモデルとは異なりクロノグラフのインダイヤルがアイスブルーに変更されています。大型のバケットダイヤインデックスが豪華な印象を与えてくれます。
パヴェダイヤモンドを文字盤に敷き詰めたRef.116506。クロノグラフのインダイヤルの縁がもアイスブルーカラー、インデックスが大型化、12時位置のスペースがROLEXの台座のみ、各針がブルーと特別仕様が施されています。
中東向けに生産されたインドインデックス仕様。特徴的なインドインデックス以外はレギュラーモデルと同一のようです。ロレックスはたびたび中東向けに特別仕様を販売していた過去があるため、こちらのモデルもその一環といえるでしょう。
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2017年にシードゥエラー誕生50周年を記念して登場。ケースサイズを43mmにサイズアップ、SEA-DWELLERのロゴが赤文字、サイクロップレンズの初採用が話題となりました。
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以上のようにロレックスは節目になにかしらの記念モデルを発表することが定説となっています。そのため、2021年に50周年を迎えるエクスプローラーIIが新作に変わるのではないかと噂が広まったのです。
他にも現在ロレックスが推し進めているムーブメントの世代交代という側面においても、エクスプローラーIIは旧世代のムーブメントが搭載されていることも理由の1つとして上がっています。他にもエクスプローラー、ミルガウス、エアキングも旧世代ムーブメント搭載モデルであるため、新型の期待が高いといえるでしょう。
2021年4月2日にロレックス公式サイトにてティザー動画が掲載されました。車、バイクなど多くの新作発表のマーケティング手法として使われているティザー動画、2021年のロレックス ティザー動画は果たしてどんな内容であったのか、またそこから新作モデルを予測してみたいと思います。
2020年版は水中の動画が背景に映りましたが、2021年版は夜空に浮かぶオーロラの映像からスタートします。オーロラが発生する地域は北極と南極で見られますが、ロレックスのラインアップから推測すると極限地帯をコンセプトにした時計はエクスプローラーシリーズが該当します。
続いてはりゅうず付近のアップ。王冠マークの下に横バーが入るツインロック式りゅうずであることが見て取れます。りゅうずの回りに装備されるりゅうずガード、風防にはサイクロップレンズが微かに視認できます。エクスプローラーに新たにりゅうずガード、サイクロップレンズが装備されることは無いでしょうから、エクスプローラーIIであることが想像できます。
りゅうず付近のアップの後は探検家が洞窟に降りていくシーンが映ります。ロレックスの公式サイトでエクスプローラーの紹介文に記載されている「極地探検家、登山家、洞窟探検家」のキーワードと一いたします。
短針、長針の拡大に映像は切り替わります。青い夜光塗料クロマライトは引き続き採用されるようです。微かに24時間針が見えますのでエクスプローラーIIであることは確定でしょうがカラーはどうなるのでしょう。
続いてエベレストと思わしき山の映像が入り、最後はクラスプ部分のアップで終了。ブレスレットに何かしらの変更が施されるのでしょうか?
以上からエクスプローラーIIの新作であることが想像できました。50周年を記念していることでコーポレートカラーのグリーンがGMT針もしくはエクスプローラーIIのロゴに差し色として入るのか気になる所ですね。
先述している通りエクスプローラーIIの新型が予想されていたことから2021年3月に入り急激に価格が上昇。当店ジャックロードでは2021年4月7日現時点で1,780,000(税込)の価格となりますが、すでに流通はストップしている状況。今後、新品のエクスプローラーIIを手に入れるのは難しいといえるでしょう。価格は白文字盤が高値となっている点が興味深いところです。これは現行デイトナRef.116500LNと同様ですね。
初代モデルから設定されている黒文字盤も白文字盤と同様に高値で推移しています。メーカー希望小売価格が875,600円(税込)でジャックロードでは2021年4月7日現時点で1,680,000(税込)の価格。今後の動向によっては新品価格が2,000,000(税込)円という価格になる可能性も。
いかがでしたか?今回はロレックスの2021年新作発表を間近に控えていることでロレックス新作モデルの予想を立ててみました。今回立てた予想は果たして当たるのでしょうか?新作発表に期待しましょう。
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