IWCの中で特に高い人気を誇る「マークシリーズ」とは?歴代モデルを徹底解説

IWCの中で特に高い人気を誇る「マークシリーズ」とは?歴代モデルを徹底解説

今や本国スイスだけでなく世界中の時計好きから指示を集めている高級時計ブランド、IWC(アイ・ダブリュ・シー)。
古くからの時計ファンからは「インター(インターナショナルウォッチカンパニーの略)」として親しまれている時計ブランドです。
IWCはクラシカルな雰囲気を纏いながらも洗練されたスタイリッシュなデサインが大きな魅力ですが、
中でも人気なのはフラッグシップモデルのポルトギーゼとポートフィノ、そしてマークシリーズです。
今回はこの中でもIWCのマークシリーズについて詳しく解説していきます。
これからIWCの購入を考えている方の参考になればと思います。

IWCとは

マークXI
IWC マークXI Ref.-

スイスには世界的に有名な時計ブランドが数多く存在していますが、IWCはそれらのブランドとは一線を画します。
というのも、IWCはブランドの創業こそスイスとなっていますが、
アメリカ出身の時計職人が創業者という珍しいブランドです。
さらに創業地は、ロゴの下にも記載があるシャフハウゼン(SCHAFFHAUSEN)で、
ここはドイツ語圏の町ということもあり、IWCの時計はその他のスイスブランドの時計とは異なるドイツ時計のテイストが感じられる時計として評されています。
スイス時計の確かな品質とドイツ時計らしい質実剛健なデザインが世界中で愛されています。

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IWC マークシリーズとは

IW327007
IWC マークXVIII トリビュート トゥ マークXI Ref.IW327007

IWCから発売されている時計の中でも特に人気を集めているのが
パイロットウォッチ・コレクションに属するクラシックモデル、マークシリーズです。
そのルーツは英国軍に納入するための時計として製作されており、
パイロットモデルらしく耐磁性、耐震性に優れた時計として進化してきました。
後述しますが、今まで生産されてきたマークシリーズはその姿を大きく変えることをなく進化し、
多くのマークシリーズ愛好家を生み出してきました。

1993年に市販モデルとして発売されたIWC マークXIIは、
先代モデルから受け継がれた軍用時計のスペックを忠実に再現しつつ、
一般ユーザーにも使いやすい時計として誕生。
現行モデルとなるIWC マークXVIIIもそのIWC マークXIIのフィロソフィーを受け継ぎ、
優れた実用時計という側面を持ち合わせたモデルとして人気を博してきました。

市販モデルとして発売されたモデルから、一貫してムーブメントは自動巻きを搭載しています。
詳細は後述しますが、ジャガー・ルクルト、ETA、そして現在はセリタ社製のムーブメントをそれぞれベースとし、
IWC独自のチューニングが施されてきました。
自動巻きローターのみを付け替えるだけという簡便なものではなく、
自社の厳しい基準に満たした改良を施すのがIWCの哲学となります。

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IWC マークシリーズの変遷

この章ではマークシリーズの変遷をご紹介致します。
細かいディテールをブラッシュアップしつつ時代の背景を盛り込んだ進化の変遷が見て取れます。

IWC マークIX / マークX

1936年~(マークIX)
1945年~(マークX)

マークIXは1936年に飛行時間を読み取るための回転ベゼルを備えたマークシリーズのオリジンとも言えるモデル。
コレクターズアイテムと化しているため、市場にはほとんど流通していない幻のモデルと言えます。
その後、1945年に誕生したのが後継モデルとなる、マークX。
英国空軍からの要請により製作された軍用モデルという成り立ちでした。
回転ベゼルは廃止され、防水、耐圧が向上されています。
こちらのマークXもマークIXと同様に軍納入がそのほとんどを占めたことで、市場流通は極めて少ないのが現状です。

IWC ヴィンテージ パイロット



IWC創立140周年を記念して生産された「ヴィンテージ コレクション」のラインナップとして発売されたのがこちらのIWC ヴィンテージ パイロット Ref. IW325401です。
マークIXを忠実に再現したその姿はIWC愛好家も納得のデザインで登場しました。ムーブメントもあえて手巻き仕様というこだわりようで、IWC ポルトギーゼ ハンドワインドと同一のCal.98300が搭載。
ケースサイズは大型の44ミリと、存在感溢れるモデルとして人気を博しました。中古市場でもあまり目にすることがない希少モデルとなります。

IWC マークXI

IWC マークXI
1948年~

「オールドインター」の中でも、とりわけ名機と名高い手巻きムーブメント、Cal.89を搭載した伝説のパイロットウォッチがマークXIです。
後のマークシリーズの礎を作ったと言っても過言ではない文字盤のレイアウト、優れた耐磁性並びに耐震性を備えたモデルとして人気を博しました。
2017年にはこのマークXIをトリビュートしたIWC マークXVIII トリビュート トゥ マークXI Ref. IW327007が1948本世界限定で販売されたことは記憶に新しいことでしょう。
ちなみにこちらのピックアップしたモデルは12時位置に英国軍を示すブロードアローマーク、6時位置にあるTマークは夜光がトリチウム表示であることを示すマークとなります。

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IWC マークXII

IWC マークXII
1993年~

IWC創立125周年を記念して生産開始されたのがIWC マークXIIです。ジャガー・ルクルトが製造していたCal.889がベースとなっています。
ちなみにこのベースとなったCal.889は後にジャガー・ルクルトを代表するコレクション「マスター」シリーズに搭載されているムーブメント。薄型ムーブメントながら、1000時間の耐久テストをパスする優れた耐久性を誇るムーブメントにIWC独自のチューニングが施され、搭載されているのがマークXIIなのです。
ムーブメントが変更されたことでケースのサイズが約0.5ミリ拡大され、36ミリのケースサイズとなりました。
11連の細かい駒となるブレスレット、そしてレザーストラップモデル、18Kイエローゴールドケース、レディースサイズとバラエティに富んだラインナップ展開でした。

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IWC マークXV

IWC マークXV
1999年~

ミレニアム直前の1999年に登場したのがIWC マークXV。キープコンセプトでのフルモデルチェンジであったため、その姿は大きく変わっていませんが、ケース径は約1ミリ大きくなり、37ミリにサイズアップを果たしています。
もっとも大きな変更点はムーブメントがそれまでのCal.889ベースからETA2892A2をベースとし、IWC独自のチューニングが施されているCal.37524が搭載されました。
多くのブランドがETA社製ムーブメントを自動巻きローターのみの載せ替えで済ますところ、IWCはパーツの磨きなど細部にIWCクオリティを注入したムーブメントに仕上げています。このマークXVから新たにスピットファイアコレクションが追加されました。シルバーの立体的なインデックスにローザンジュ針(ひし形)の採用と、マークシリーズのエレガントモデルとしての立ち位置となりました。
大人気モデルであったことから生産終了後も中古市場では比較的流通量が多いモデルとなりますが、11連ブレスレットを装備する初期モデルは高値傾向となります。

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IWC マークXVI

IWC マークXVI
2006年~

2000年代に入って初めてのモデルチェンジが行われ、登場したのがIWC マークXVIです。
ケースサイズは39ミリにさらに拡大。文字盤上のレイアウトも6.9インデックスは廃止となり、針がスピットファイアコレクションに採用されていたローザンジュ針(ひし形)となり、雰囲気が変わったのがマークXVIです。
細かい点ではカレンダーディスクがそれまでの白から黒に変わり、マットな黒文字盤と相まって引き締まった印象となります。
2010年には日本限定モデルとしてスペード針、アラビアインデックス、ケースバックに日本地図が描かれた350本限定モデルが発売。さらに「父と息子のペアウォッチ」というコンセプトで、ビッグ・パイロット・ウォッチ IW500906と販売されたIW325519が2012年に発売されています。

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IWC マークXVII

IWC マークXVII
2012年~

マークXVIの登場から6年後、新世代マークシリーズとしてマークXVIIが2012年にラインナップに加わりました。
ケースサイズは拡大の一途を辿り、ついに41ミリのケースサイズと、マークシリーズ初の40ミリオーバーとなりました。
日付表示が3日間表示となるインジケーター表示に変更され、コクピットの計器を連想させる装備が初めて採用されました。後継モデルとなるマークXVIIIでは非採用となるため、歴代マークシリーズ唯一の装備と言えるでしょう。
アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの2013年記念モデルとなる、プティ・フランス リミテッド Ref.IW326506も世界1000本限定で販売されました。

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IWC マークXVIII

IWC マークXVIII
2016年~

前型から約4年という短いスパンで登場した2020年時点の現行モデル。
マークXV以来となる、6.9インデックスが復活し、大きくなり過ぎたケース径が40ミリにダウンサイジングされました。その見た目はIWC マークXVをイメージさせるもので、クラシックな雰囲気が演出されています。
ムーブメントはそれまでのETA社製が供給停止となるため、セリタ社製をベースとしたものに換装されています。
先述したマーク11をトリビュートした、マークXVIII トリビュート トゥ マークXI Ref.IW327007、チタンケースのパイロットウォッチ マークXVIII ヘリテージ Ref. IW327006などがラインナップに加わりました。

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ビッグ パイロットウォッチ ヘリテージ



1940年にIWCが初めて軍に納入したのが「ビッグ・パイロット・ウォッチ 52 T.S.C.」でした。
こちらのIWC ビッグ パイロットウォッチ ヘリテージ Ref.IW501004は、当時のオリジナルモデルをモダンに再現したモデルで、
3時位置のパワーリザーブインジケーター、日付表示、各種ロゴが無ければ、オリジナルモデルとほぼ変わらない見た目となっております。オリジナルモデルは第二次世界大戦でほとんどが失われたことで、現存数は限られているようです。
上記の復刻モデルはカタログにラインナップされているため、当時のオリジナルモデルの雰囲気を味わうには最適のモデルと言えるでしょう。

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IWC マークシリーズの評価

ここでは実際にIWC マークシリーズをご購入いただいたお客様から、
当店ジャックロードに寄せられたIWC マークシリーズのレビューをご紹介。
是非、ご参考下さい。

IWC マークXVI
IWC マークXVI Ref.IW325504

お客様からのレビュー

評価:★★★★★
まずシンプルかつ美しいデザインに満足です。文字盤は黒なんですが、光の加減で紺に見えるところも気に入っています。
サイズも私は39mmのこのサイズがちょうどいいです。一生ものの時計として大事に使っていきたいと思います。あえて不満な点を挙げるとすると皆さんおっしゃっていますが、
ブレスの微調整ができないことでしょうか。うまく合う人はいいですが、私はあまり余裕のない長さでの使用になっています。(腕にあとが残ります。)

IWC マークXVI
IWC マークXVI Ref.IW325501

お客様からのレビュー

評価:★★★★★
シンプルで使いやすそうだったので購入を考えました。日本限定モデルが欲しかったのですが、通常のものでも満足しています。
視認性に優れ、オンもオフもスタイルを選ばずに使えそうなので、これからずっと愛用しようと思っています。

IWC マークXVII
IWC マークXVII Ref.IW326501

お客様からのレビュー

評価:★★★★
IWCマークXllを購入しました。初めての機械式腕時計で、毎日手巻きするなど手間が掛かりますが、
秒針の動きに満足しています。また、形や大きさも気に入っています。

まとめ

軍用モデルをルーツとして誕生したパイロットウォッチ、IWC マークシリーズ。
その質実剛健なデザインと実用性の高さ、IWCならではの高い品質は時計マニアからも絶賛されています。
これまで幾度のモデルチェンジを繰り返してきましたが、それぞれのモデルは評価が高く、購入して後悔するようなことはまずないと言えるでしょう。
当店ジャックロードでは各モデルを幅広く取り揃えております。この機会にあなただけの1本を探してみてはいかがでしょうか?

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