【クロノメーターとは?】時計の精度・品質を保証するクロノメーターについて徹底解説

【クロノメーターとは?】時計の精度・品質を保証するクロノメーターについて徹底解説

腕時計にまつわる用語として、「クロノメーター」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
しかしながら、このクロノメーターが一体何のことを指しているのか、実際のところはよく知らないという方も多いのではないしょうか?そこで今回はこのクロノメーターに焦点を当てて、その言葉の示す意味からクロノメーターにまつわる各種腕時計ブランドの話題についてご紹介致します。



クロノメーターとは?

クロノメーターと聞くと、何かしらの機能を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、実はクロノメーターは「規格」です。
現代ではクロノメーターは時計について一定の品質・精度を保障するための規格のことを指しています。

腕時計のダイアルに“Chronometer”という印字をみたことがある方もいるかもしれません。

これは、スイス公認クロノメーター検定協会、通称COSC(ControleOfficialSuissedesChronometres)(コスクと読みます)が規定するムーブメントの精度規格を通過したものだけに認められるもので、実際の使用を想定した5つの姿勢差と3つの温度差の条件下で15日間にも渡る精度を調査、その誤差が基準範囲内であることをクリアしなければなりません。

クロノメーターおよびクロノメーター以上の規格をクリアしているブランドモデル

ここでは、そんな機械式時計としての一定の精度・品質を証明するクロノメーター規格を通過しているモデルについていくつかピックアップしてご紹介致します。

ロレックスのクロノメーター

116900
ロレックス エアキング Ref.116900。ロレックスは6時位置にクロノメーター表記(一部例外有り)が入ります。こちらはロレックス ミルガウスと同一のCal.3131ムーブメントを搭載するロレックス エアキング。

ロレックスとクロノメーターの関係は1910年からとなります。ロレックスの創業が1905年となるため、その5年後にはすでにクロノメーターとの蜜月な関係が始まっていたということになります。

ロレックスは他の老舗時計ブランドと比較し創業年数が浅いこともあり、その知名度を高める手段のひとつとして精度の追求は必須項目でした。精度のあくなき追及は「ロレックス=高精度」のイメージを市場に植え付けることになります。

ロレックスは2015年、クロノメーター規格をパスした時計について、さらに自社内で行う検査の基準を強化しました。それが「高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)」です。クロノメーター基準の2倍に匹敵する厳しい検査は、実際の使用状況をシミュレーションした独自の検査方法となります。

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オメガとクロノメーター

130.53.39.21.02.001
オメガ コンステレーション グローブマスター Ref. 130.53.39.21.02.001。「☆」マークの上にマスタークロノメーターの表記が入ります。

オメガと精度の歴史は古く、20世紀前半は多くの精度コンクールでの記録を樹立、金賞の獲得など精度を追求してきたブランドです。クロノメーターとも関係は深く、コンステレーションを中心に多くのクロノメーターの基準を上回るムーブメントが搭載されてきました。

奇しくもロレックスが「高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)」宣言を行った2015年に、オメガは独自の認定規格であるマスタークロノメーターを設けています。

ロレックスと同様にクロノメーター規格をパスした時計は、スイス連邦計量・認定局「METAS」にて8つのテストを実施後、認定されるというもの。その厳格さは時計業界でも随一といわれており、「精度のオメガ」を改めて印象付けることになります。

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ブライトリングの100%クロノメーター宣言

E793B27MBA
ブライトリング エアロスペース エヴォ Ref. E793B27MBA。100%クロノメーター宣言をしているブライトリングだけに、クォーツムーブメント搭載モデルもクロノメーター規格をパスしている。

航空時計の代名詞とも言うべきブライトリングは1999年に「100%クロノメーター宣言」を行い、当時の時計業界を震撼させました。

機械式時計だけならばいざ知らず、もともと精度が高いクォーツ時計にもコストをかけてクロノメーター規格を通すという、ブライトリングの意気込みが感じられるものでした。

精度の追求はもちろんのこと、100%クロノメーター宣言はブライトリングを語る上で欠かすことができない代名詞としても使われています。

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タグ・ホイヤーのクロノメーターウォッチ

CAV518J.FC6274
タグ・ホイヤー グランドカレラ クロノグラフ キャリバー17RS2 Ref. CAV518J.FC6274。カレラの上級モデルとして発売されたグランドカレラに搭載されていたクロノメータームーブメントCal.17RS。

タグ・ホイヤーもクロノメーター規格を通したムーブメントを搭載しています。近年は自社開発ムーブメントを中心にラインナップ展開をしているタグ・ホイヤーですが、以前は汎用ムーブメントを多く搭載していたことで、より精度を高めるためクロノメーター規格を通していた経緯があります。

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クロノメーター超え?GS規格

SBGR315
グランドセイコー ヘリテージ トラディショナル メカニカル キャリバー9S Ref.SBGR315。グランドセイコーの基幹ムーブメントCal.9S65を搭載したモデル。40ミリの程よいケースサイズは使い勝手に優れます。

グランドセイコーは1998年にクロノメーター規格を大きく上回る高い精度基準である独自の「新GS規格」を設けています。

先述した通りクロノメーターは15日間にも渡る精度と5つの姿勢で精度を求めますが、GS規格では6つの姿勢と17日間に及び、これにより平均日差+5~-3秒を維持するというものです。

さらに平均日差+4秒~-2秒という精度基準を設けた「グランドセイコースペシャル(GSS)規格」も存在します。

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まとめ

いかがでしたか?
何気なく聞き流してしまいがちな腕時計用語も、実は時計精度そのものを示す重要な用語です。
時計本来の正しく時刻を刻むという意味ではクロノメーター規格を満たしているかどうかは重要な要素。
腕時計選びの際には考慮してみてはいかがでしょうか?
当店ジャックロードでは、今回ご紹介したモデル以外にも各種高精度なブランド腕時計を多数取り揃えております!
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