ロレックスの中でも比較的シンプルなデザインと高い堅牢性でカジュアルにもスーツスタイルにも合わせやすいエクスプローラーⅠ。時代の変遷と共にスペックを向上させたエクスプローラーⅡといった上位機種も生まれています。しかしながら依然として高い人気を誇るエクスプローラーⅠ。
当店ジャックロードのロレックス人気ランキングでも上位に位置しています。ロレックスの入門モデルとしての人気のみならず、ロレックス愛好家からも評価の高いエクスプローラーⅠ。今回はそんなエクスプローラーⅠについてファーストモデルから新型モデルまで総ざらい！
今一度エクスプローラーⅠの変遷と共にその魅力を振り返ります。
ロレックス エクスプローラーは1953年にその歴史をスタートさせました。後述する通り、そのデザインは半世紀以上変わりがなく、如何にそのデザインが完成されていたかがうかがえます。ここでは1stモデルから6thモデル(2021年に7thモデルが登場)までを世代順に紹介していきます。
ロレックスの公式サイトによるとエクスプローラーの誕生は1953年。この年はロレックスにとって最も重要な一年、現在もロレックスを支える基幹コレクションであるサブマリーナーの登場年です。サブマリーナーは年月を追うごとに大きな変更が施されてきましたが、エクスプローラーは上記の通りその姿を大きく変えずに進化を重ねていくことになります。
とはいえこの当時に販売されたエクスプローラーはギョーシェ文字盤、リーフ針、ビックドット秒針、ロングベンツ針、注射針型の分針、ホワイト文字盤など現在では考えられないデザインモデル存在するため、ロレックス社の試行錯誤が見られた時代とも言えるでしょう。
自動巻きムーブメントはケースバックが膨らんでいる通称「セミバブルバック」時代のCal.A296を搭載。スポーツロレックスの源流ともいえる自動巻きムーブメントを搭載していました。また同時期に発売されていたRef.6150も存在し、同一ムーブメントのCal.A296を搭載していますがノンクロノメーター仕様となります。
Ref.6350がわずか1年ほどの短命モデルであったのに対し、Ref.6150は後継機のRef.6610の発売時まで生産されていたという話もあります。またRef.6150が1stエクスプローラーとする話もあり、このあたりの真相は謎に包まれています。
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ロレックス エクスプローラー Ref.6350 一覧
エクスプローラーの2ndモデルであるRef.6610。1950年代半ばころのロレックス スポーツモデルに多く見られたサークルミラー(ギルト)文字盤となります。12時位置の三角形+369+バーインデックス、ベンツ針という所謂「エクスプローラー顔」の原点ともいえる型番となり、こちらを1stエクスプローラーとする説もあります。
ムーブメントはCal.1030クロノメーターとなり、ケースバックがセミバブルバックからフラットな形状に変更されています。Cal. 1030はこの当時のスポーツロレックスに搭載されていたムーブメントで、サブマリーナーのRef.6536にも搭載されていました。バタフライローターと呼称された個性的な自動巻きローターは左右どちらとも巻き上げが可能と現代的なものに進化しています。
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ロレックス エクスプローラー Ref.6610 一覧
Ref.6350～Ref.6610の歴史が正しければ、エクスプローラーの3rdモデルであるRef.1016。1988年まで発売されていたロングセラーモデルで、他のロレックス スポーツモデルと同様に前期型、後期型に分かれています。
前期型はRef.6610からの流れで、サークルミラー(ギルト)文字盤となり、ムーブメントはCal.1560を搭載していました。Cal.1560の特筆すべき点の1つがメンテナンス性で、テンプ回りをケースから取り外すことなく調整できることでした。後のCal.1570とともにロレックス・自動巻きムーブメントの名機と呼ばれています。
Ref.1016の後期型は1970年代あたりからとなります。文字盤外周にあったサークルが無くなり、インデックス、表記がそれまでのゴールド文字からホワイト文字に変更。さらにブラック文字盤もマットな色調となり視認性が向上しています。
自動巻きムーブメントはCal.1570クロノメーターに変更され、時刻を合わせる際に秒針を停止することができるハック機構が追加され実用性が向上しました。なお、モデル末期であるRシリアル、Lシリアルはヴィンテージ市場において高値で流通しています。
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ロレックス エクスプローラー Ref.1016 一覧
エクスプローラーの4thモデルであるRef.14270は1990年に登場し、生産が終了となった2000年までの約10年間にわたり生産されたモデル。
このRef.14270は人気俳優がドラマで着用したことから、若い世代にロレックス人気が波及し、空前のロレックスブームを作ったモデルでもあります。デザイン上の変更点に関しては、それまでのエクスプローラーで継承されてきた丸みのある3.6.9インデックスがスクエア形状のフォントに変更されたことで、現代的なフェイスに進化しました。この後に登場するエクスプローラーは、このRef.14270をルーツとしています。
風防はそれまでのプラスチック風防からサファイアクリスタル風防に変更、自動巻きムーブメントはCal.3000クロノメーターが搭載されました。Cal.3000は当時のロレックスの主力ムーブメントで毎時28,800振動、48時間のパワーリザーブを備えていました。
他のロレックスと同様に細かいマイナーチェンジが行われており、初期モデルではブレスレットがシングルロックタイプのバックルが1995年あたりからダブルロックタイプに変更。モデル末期の1999年にはインデックスの夜光塗料がトリチウムからスーパールミノバに変更、6時位置にある表記もあわせて変更されています。ちなみに上記画像のRef.14270はトリチウム仕様となります。
先述の通り、ロレックスブームを巻き起こしたモデルだけあって一時期は中古市場でも多く流通していましたが、生産終了から20年近く経過した現在は減少傾向となります。
エクスプローラーの4thモデル、Ref.14270の初期モデルに存在する通称「ブラックアウト」。3.6.9インデックスの中に本来は白いラインが入りますが、ブラックアウトに関しては入っておらずメタルの枠のみ。
レアものロレックスの代表格としてヴィンテージ市場で高値を記録しているモデルこのブラックアウトは数種類バリエーションがあるといわれていますが、なぜこのモデルが生産されたのかは現在も不明のままです。
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ロレックス エクスプローラー Ref.14270一覧
エクスプローラーの5thモデル、Ref.114270は2000年に登場。2010年の生産終了までの10年にわたり販売されていたモデルとなります。デザインを見ていただければ分かる通り、前型のRef.14270と見た目の変更点は少なく、いかにRef.14270が完成したモデルであったかがうかがえます。
Ref.14270からの大きな変更点はムーブメント。それまでのCal.3000クロノメーターからCal.3130クロノメーターに進化した点にあります。テンプ受けがそれまでの片持ちから両持ちとなったことが主な改良点で、ケースとブレスレットの接合部(フラッシュフィット)が一体型となったこと、他のロレックスと同様に風防に王冠マークのエッチング、文字盤外周に「ROLEX」のロゴが入るインナーリングが装着されたことなど、細かなリファインが施されています。
最後の36mmケースサイズ(2021年に復活)のエクスプローラーとなるため、生産終了した現在でも高い人気を誇り特に最終品番は高値となっています。
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ロレックス エクスプローラー Ref.114270一覧
2010年のバーゼルワールドで登場したエクスプローラーの6thモデル。それまでの36mmケースから39mmケースに変更されたことで当時話題となったエクスプローラーです。
基本的なデザインは踏襲しつつも、3.6.9インデックスがメタルタイプ(夜光塗料が入らない)となり、Ref.14270のブラックアウトを彷彿とさせるものでした。さらに「EXPLORER」の表記が12時位置から6時位置に変更されたのもこの型番からとなります。
自動巻きムーブメントはロレックス最新鋭のCal.3132クロノメーターに進化。パラフレックス・ショック・アブソーバと耐磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリングが付加されたムーブメントとなります。ブレスレットのクラスプには工具無しで約5mmの伸縮が可能なイージーリンク仕様で実用性が向上しました。
2016年にマイナーチェンジが施されたRef.214270の後期型。主な変更点は針が太く長いタイプとなり、文字盤のバランスが向上。3.6.9インデックスがそれまでのメタルタイプから、夜光塗料(青く発光するクロマライト)が塗布され夜間時の視認性が良好となりました。自動巻きCal.3132クロノメーターなどのスペック変更は行われていないようです。
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ロレックス エクスプローラー Ref.214270一覧
1953年の誕生から実に70年近い歴史を誇るエクスプローラーⅠ。いつの時代も高い人気を博してきたロレックスの人気モデルですが、最新型のRef. 214270の評判はどうなのでしょうか。人気の度合いだけで言うと、実は当店の最新版ロレックスの人気ランキング(型番別)でもなんと2位の座に君臨しています。
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ケース径が39mmへと大型化したこともあり、発売当初は賛否両論分かれていましたが、ここでは実際にRef. 214270を当店ジャックロードで購入いただいたお客様のレビューをご紹介。
実際の購入の決め手となった点についてみていきたいと思います。
●評価：★★★★★
待ちに待ったExplorer
在庫がなく届くまでに時間はかかりましたが店員さんの対応も良く待った甲斐がありました！
昔のよりひと回り大きくなりましたがかっこよく大事にしたいと思います！
●評価：★★★★★
シンプルイズベスト♪
ついに念願のロレックスを購入しました。ダイバーズばかり好んで使用してましたが、どんな格好にも合わせやすいエクスプローラー1を買わせていただきました。
店の雰囲気、対応も丁寧で、ベルト調整もバッチリでした。また機会がありましたらよろしくお願いします。
●評価：★★★★★
ロレックスデビュー！
今回念願のロレックスを購入。年齢的にまだ早いと思っていましたが、エクスプローラに一目惚れして購入を決意。手にしてみると意外に小さい実感がありましたが、その細部には高級感溢れるものがあり感動しました。
これから大切にこのエクスプローラを使いこなしたいと思います。ジャックロード様の丁寧で迅速な対応には感謝の一言です。こちらで購入して良かったと思います。
●評価：★★★★★
念願の！初めてのロレックスはエクスプローラー1 と決めてやっと購入できました！シンプルでどんな服装でも合わせやすい、しかも存在感もあり、とても気に入りました！
インターネットからの高い買い物で心配でしたが、ジャックロードさんの対応も良く迅速で安心のできる買い物ができました！また機会があればよろしくお願いします！
●評価：★★★★★
適度な高級感数年前に比べると随分値段が上がってしまいましたが、今後いつ下がるかわからないし、欲しい時が買い時だと思い買ってしまいました。
個人的には39mmの方がみやすいし、重さも適度だと思います。シンプルなデザインで嫌味のない高級感があるところが気に入っています。
イージーリンクも便利で最高ですね！
●評価：★★★★★
前作より一回り大きくなって、その重厚感のある時計が気に入りました。
勿論、毎日身に付ける必需品です。私の商品を選ぶポイントは、シンプルで飽きのこないデザインです。
その思いを叶えてくれたのが、エクスプローラー1でした。この高級時計を長く使っていきたい。
●評価：★★★★★
はじめての購入。商品自体の良さは理解済みでの購入。外径が前モデルと比較し、大きくなったのは個人的にポイントでした。
●評価：★★★★★
高い買い物なので、かなり長期間検討しましたが、増税前であり思い切って購入しました。サイズアップしたこともあり、視認性がよく、デザインもとても上品な感じで気に入りました！
購入して良かったです。やはり人気モデルなのも分かります。高価な買い物ですが、ジャックロードさんなら安心して購入できると思います。
●評価：★★★★★
エクスプローラーは、前から気に成っていた商品で、サイズアップに成り購入しました。着けてみて、視認性が良く、何よりシンプルなのが気に入っています。 購入して良かったです。
●評価：★★★★★
初めての高級時計の購入で数か月非常に悩みましたが、新型にともない大きすぎず小さすぎないサイズ・デイト表示のないシンプルさ・深みのあるブラックと上品なアラビア数字が購入の決めてとなりました。
やはりこれまで万人に愛され続けた理由に納得です。中年の私でもオン・オフ問わずあらゆるシーンで末永く使っていけそうです。
●評価：★★★★★
エクスプローラー1は以前より欲しかった時計で、やっと手に入れることができました。214270になりサイズも大きくなって視認性も良いし、EXPLORERのロゴが下部に変更されたのも私的には気に入っています。
これから大切に使っていきたいと思います。
●評価：★★★★★
欲しかったエクスプローラーがようやく自分の物に♪39mmになって重厚感もあり大変満足しています。
長く使うのにはやっぱりいいものがいいですね♪
●評価：★★★★★
ケースサイズが39mmになり迷うわず購入しました。(予算ができたので)カジュアルにもフォールマルにも似合う万能時計だと思います。
エクスプローラー表示が下に来た事にバランスが悪いと賛否ありますが、自分はスッキリ感が出て好きです！
因みに自分は手首回り18.2～18.4センチです、見た目のバランスに満足しています。バックルのサイズは画像にて表記しました。
●評価：★★★★★
ずーっと欲しかったモデルなので大変満足しています。ケース径が大きくなったことで購入にいたりました。
以前のモデルとは違いズッシリした重さもあり最高です♪電話でお聞きした際もお店の方が丁寧に対応してくださり安心して買えました。ありがとうございました。
流石はエクスプローラー、シンプルでどんな服装にも合わせやすいデザインから初めてのロレックスとしても高い人気を博しているようです。
気になるサイズは、実際に着用してみると39mmのケース径自体が大きすぎると感じる感想は少ないようで、むしろ大型化して視認性が向上、重厚感や堅牢感が増したことが魅力（購入の決め手）といった声も目立ちました。
今回ご紹介したレビュー以外にもRef. 214270にはたくさんのレビューをお寄せいただいております！当店ジャックロードの商品詳細ページから閲覧できますので、エクスプロ―ラーの購入を検討されている方はぜひ参考になさってください。
ロレックス エクスプローラー Ref.214270 一覧
いかがでしたか？
今回はロレックスのエクスプローラーⅠに焦点を当ててその変遷や新型モデルの評判についてご紹介しました。エクスプローラーⅠの購入をお考えの方の参考になれば何よりです。
東京中野には実店舗もございますので、ぜひ一度お手にとってみて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか？
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店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。