時計の王様と呼ばれる高い知名度と人気を誇るロレックス、かたや世界最高峰の名を欲しいままにするパテック フィリップ。時計好きにとってはどちらもいつかは手に入れたい憧れのタイムピースと言えるでしょう。
当然、同ブランドの新作発表は毎年気になるところ。
発表の場はバーゼルワールド。しかし、突然の衝撃的なニュースが舞い込みました。
2019年のバーゼルワールドで登場した ロレックス ヨットマスター42 Ref.226659
毎年、3月~4月に行われていた世界最大級の時計見本市となるバーゼルワールド(バーゼルフェア)。
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、その開催は2021年1月に延期されるというニュースが入ったばかりでしたが、ここにきてさらに新たな衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました!
「ロレックス、パテック フィリップ、チューダー(チュードル)、ショパール、シャネルがバーゼルワールド撤退、そして独自の時計見本市を開催」
というニュース。
ロレックスを主とする撤退側の主張は、「主催者から延期をする旨が無く、勝手に延期が決定されていた」ということ。
対して、主催者のバーゼルワールド側は「主要な出展者と協議した上で延長を決定した」と双方の主張は真っ向から対立しているようです。
さらに、LVMHグループ(タグ・ホイヤー、ゼニス、ウブロ)も撤退を表明。
集客の要となる巨大ブランドが続々と撤退を表明しているバーゼルワールド。今後の展開からは目が離せません。
バーゼルワールド(バーゼルフェア)は1917年から開催されている歴史が深い時計見本市。多くの時計ブランドがバーゼルワールド開催期間を目指して新製品の開発、そして発表という一連の流れが通例となっていました。
一般の方も来場できることから、その数は10万人近くの方が訪れる大型イベントであり、時計雑誌の増刊がこの時期に発売されるなど、スイスのみならず時計業界全体のイベントと言っても過言ではありません。
1991年にカルティエを主とするブランドが離脱し「ジュネーブサロン(現在はWatches & Wonders・旧名SIHH)」を開催。いくつかのブランドがバーゼルワールドからジュネーブサロンに発表の場を移動するなどもありましたが、バーゼルワールドへの来場者数は年々増加傾向にあったようです。
ところが2019年にオメガを擁するスウォッチグループが撤退。2020年のバーゼルワールドにおいては、セイコー、シチズン、カシオの国内3大ブランドが早々に撤退を表明。
ブルガリも出展見送り(その後撤退を表明)という情報が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響以前から報じられていました。
その中での今回のニュースは衝撃的な内容と言えるでしょう。
2019年のスウォッチグループ新作見本市「Time to Move(タイム・トゥ・ムーブ)」で登場した、 オメガ シーマスター ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター クロノグラフ Ref.210.22.44.51.01.001
1939年からバーゼルワールドに参加していたロレックス。その期間はロレックスの歴史と一緒に歩んできたと言っても過言ではないほどの蜜月な関係でした。
しかしながら先述している通り、今後この5ブランドは独自の時計見本市を開催する方向で動いているようです。
未だ猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、今後はオンラインショップでの販売を模索するという話も出ているようです。
いずれにしても消費者としては各ブランドのニューモデルの発売が待ち遠しいですね。
2020年の新モデル発表が待ち遠しいところですが、ここでは一旦直近の2019年を振り返って新作発表に備えましょう!
同年に発売された各ブランドモデルの中でも当店ジャックロードに入荷した最新モデルをピックアップしてご紹介いたします。
ヨットマスターシリーズでは最大(ヨットマスターIIを除く)のケースサイズとなる42ミリがラインアップに加わりました。ケース素材はホワイトゴールド、マット仕上げのセラミックベゼルを備えたクールでスポーティーなデザインが魅力。ロレックスが開発したオイスターフレックスことラバーストラップを標準装備しています。
いずれステンレススチールモデルが登場するのか気になるところ。
黒/青ベゼルの通称「バットマン」がジュビリーブレスレットで復活。前型Ref.116710BLNRでもこのカラーリングは人気を博したことで、新型ムーブメントを搭載したGMTマスターIIにラインアップされました。
これで現行GMTマスターIIのステンレススチールモデルは青/赤ベゼルの通称「ペプシ」との2バリエーションとなりました。
2018年に復活を果たしたシードゥエラーにまさかのイエローロレゾール(コンビ)がラインアップされました。
ステンレススチール以外の素材がシードゥエラーにラインアップされたことは史上初。誕生から50年の節目を超えたシードゥエラーの新たな挑戦と言えるでしょう。
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2カウンタークロノグラフがレトロな雰囲気のチューダー(チュードル) ヘリテージクロノに待望のコンビモデルが追加。
70時間パワーリザーブを備えた自社製ムーブメントを搭載。200m防水の赤表記など、マニアのツボを押さえたデザインにも注目です。
2016年にブラウン、2017年にブルーが発売されたブロンズモデルに2019年はグレー文字盤が追加されました。落ち着いたカラーリングが魅力的です。
1960年代にアメリカ海軍に提供していたオリジナルモデル(コマンドー)が現代の技術で復活。4時位置のりゅうず、特徴的なフラッシュフィットの造形が忠実に再現されています。
自社製自動巻きムーブメント、200m防水を装備。
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年次カレンダー、クロノグラフが装備されたコンプリケーションモデル、Ref.5905に待望のローズゴールドモデルが追加。
文字盤はサンレイ仕上げのブラウンに、セクターダイヤル(東京都ダイヤル)がよく似合います。
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イタリアにて1927年から30年間にわたり開催されていた自動車レース「ミッレミリア」。現在はクラシックカーレースとして行われ、ショパールはスポンサードし続けています。
こちらはそんな「ミッレミリア」の2019年新作モデル。同心円(コンセントリック)の装飾が入った文字盤が特徴の世界1000本限定モデルです。
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2000年に腕時計業界に衝撃的なデビューを果たした「J12」が、約80%ものパーツを変更して登場した新世代「J12」。
新世代ムーブメント「cal.12.1」を搭載し、細部のディテールが変更されています。
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いかがでしたか?
バーゼルワールドの今後、および各ブランドの新作発表は今後も非常に気になるところですね。
当店ジャックロードでも新着情報が発表され次第、順次レポートして参ります!
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半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。