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2020/4/26

【エアキング】ロレックス最古のペットネームを持つタイムピースを徹底解説!

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【エアキング】ロレックス最古のペットネームを持つタイムピースを徹底解説!

時計の王様、ロレックス。

ロレックスと聞くと王道のサブマリーナやデイトナ、エクスプローラーやGMTマスターを真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

しかし、時計好きなら忘れてはならないのがエアキングの存在です。

ロレックス最古のペットネームを持つ、長い歴史を誇るエアキング。今回はそんな特別感溢れるエアキングを深堀りします!

■この記事の監修;
ジャックロード JACKROAD
業界最大手!新品・中古・アンティークの時計が常時5000本以上という全国屈指の品揃えを誇るブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼、豊富な知識で人気ブランド商品について分かりやすく解説します。

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ロレックス エアキングとは

エアキングの歴史は1940年代頃からとなります。

当時、ロレックスはオイスターパーペチュアルに多くのペットネームを付けたモデルを発売しており、そのラインナップの中に「エアキング」も入っていました。

多くのペットネームモデルが生産終了となっていく中、エアキングは市場での需要があったため、独立したモデルとして歴史を歩むことになります。一時、生産休止期間があったものの、現在に至るまでラインナップされているロレックス最古のペットネームモデルがエアキングとなります。

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ロレックス エアキング プロフェッショナルモデルへの路線変更

先述した通りエアキングは長い歴史を持つモデルとなります。

当初はオイスターパーペチュアルの派生モデルという立ち位置であったことから、ベーシックな位置づけであったと言えるでしょう。センターセコンドのみ素材はステンレススチールという、シンプルなフェイスは「ロレックスの入門モデル」として、多くの時計専門誌に掲載されていたことを目にした方も多いのではないでしょうか?

そんなエアキングですが、2016年に今までの歴史とは打って変わり、プロフェッショナルモデルとして再登場しております。「空」をイメージさせるモデル名から、GMTマスターIIとは異なるパイロットモデルとして新たな道を歩み始めています。

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ロレックス エアキングの現行型(Ref.116900)と旧型(Ref.14000M)を比較

1990年頃から2007年にわたり生産されていたロングセラーモデルのエアキングRef.14000M。通称「5桁ロレックス」と呼称されているロレックスは現行モデルと比較し、ケースの厚みが薄く、ブレスレットも軽いため現在も根強い人気を集めているモデルとなります。

ここでは、現行型(Ref.116900)と旧型(Ref.14000M)を比較し、その魅力を解き明かしていきましょう。

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

ケースの幅

現行型(Ref.116900)のケース幅は40ミリとなり、この幅はエクスプローラー以上ミルガウスと同等という堂々としたケースサイズが与えられました。

旧型(Ref.14000M)は34ミリとだいぶ小ぶりなサイズ。ボーイズとは謳ってはいませんが、手首の細い男性、女性に合わせやすいサイズと言えるでしょう。

上:ロレックス エアキング Ref.116900 下:ロレックス エアキング Ref.14000M

上:ロレックス エアキング Ref.116900 下:ロレックス エアキング Ref.14000M

ケースの厚み

現行型(Ref.116900)の厚みは12ミリ。

旧型(Ref.14000M)の厚みは10ミリと薄く、スーツの袖口にも問題なく収まります。

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

クラスプ(外側)のデザイン

現行型(Ref.116900)はクラスプが長く立体的な構造に変更されており、高級感溢れる仕様に。

旧型(Ref.14000M)はこの時代のロレックスではお馴染みとなるシンプルなクラスプ形状。

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

左:ロレックス エアキング Ref.116900 右:ロレックス エアキング Ref.14000M

クラスプ(中板)のデザイン

現行型(Ref.116900)はイージーリンクシステムが装備されたオイスターブレスレットを装備。工具無しで約5mmの延長が可能となりました。質感も向上しています。

旧型(Ref.14000M) は半世紀以上使用されているロレックスお馴染みのシンプルな形状。耐久性に優れていると言えるでしょう。

ロレックス エアキングのレアモデル

ロレックス エアキングデイトRef.5700

あまり知られていませんが、エアキングにもデイトモデルはラインナップされていました。当時の販売数が多くなかったためか市場流通数が少ないため希少モデルに数えられています。
 

ロレックス エアキングデイト コンビ Ref.5701

ロレックス エアキングデイト コンビ Ref.5701

ロレックス エアキングデイト・コンビ Ref.5701

上記モデルのコンビモデルはさらに市場での流通数は少ないと言えるでしょう。ゴールドは金張りではなく18Kイエローゴールドとなります。
 

ロレックス エアキング ドミノピザ Ref.5500

アメリカの宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」別注モデル。成績優秀な管理者に寄与されていたモデルです。

後継モデル、「Ref.14000」にも「ドミノ・ピザ」別注モデルは存在しますが、「ドミノ・ピザ」のマークの角度が異なります。
 

ロレックス エアキング スルタン Ref.5500

サウジアラビア軍の紋章とスルタン・サウジアラビア王国皇太子の名前が入る別注モデル。
 

ロレックス エアキング Winn-Dixie Stores(ウィン・ディキシー) Ref.5500

アメリカのスーパーマーケットチェーン「Winn-Dixie Stores(ウィン・ディキシー)」に勤続し10年間安全運転をしたトラックドライバーに贈呈されたレアモデル。ベースとなったモデルはRef.5500。

ロレックス エアキングの変遷

ロレックス エアキング

ここからはエアキングの歴史を紐解くべく、歴代モデルにクローズアップしていきます。

2016年にプロフェッショナルモデルに進化する以前のエアキングはほとんどその姿を変えず生産されていたロングセラーモデルであったことがこの変遷で判断できます。

ロレックス エアキング Ref.5500 1950年代後半~

ロレックス エアキング Ref.5500

ロレックス エアキング Ref.5500

このRef.5500以前にも「エアキング」は存在していましたが、独立したモデルとしてはこのRef.5500からが歴史の始まりと言ってもいいでしょう。

オイスターパーペチュアルの文字の下に斜体で「Air-King」と入るスポーティなモデルネームは、2016年にプロフェッショナルモデルとして進化したRef.116900においても健在です。

エアキングはノンクロノメータームーブメントを搭載していることから、6時位置の表記には「正確」を意味とする「PRECISION」の表記が入ります。ロングセラーモデルであったため、ブレスレットはリベット→巻き→オイスターと時代によって変遷していきますが、大きなデザインは登場時から変わっておりません。

ムーブメントはCal.1530、Cal.1520を搭載。先述している通り、日付付きのエアキングデイト Ref.5700が派生モデルとしてバリエーションに加わっています。

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ロレックス エアキング Ref.14000 1990年頃~

約40年近くにわたって販売されていたロングセラーモデルのRef.5500がついにフルモデルチェンジし、その後継モデルとして登場したのがこちらのRef.14000。

自動巻きムーブメントには当時のエクスプローラーRef.14270、サブマリーナRef.14060と同一のCal.3000のノンクロノメーターが搭載されていました。風防はプラスチックからサファイアクリスタルとなり、防水性は100mにスペックアップしています。

ペンシル型の針はバータイプとなり、文字盤のバリエーションもバーインデックス、3.6.9インデックス、そして画像にあるようなローマンインデックスなどがラインナップされました。

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ロレックス エアキング Ref.14000M 2001年頃~

Ref.14000の後継モデルとして約10年後に登場したRef.14000M。

デザイン上の変更は少なく、ケースのエンドピース部分にあった穴が塞がったのが大きな違いとなります。

もっとも大きな変更はムーブメント。それまでのCal.3000からCal.3130に変更されたことで、テンプ回りの構造がシングルブリッジからダブルブリッジに改良されています。

また、それまでの一般的な平ヒゲゼンマイから、量産モデルとしてはコスト高となる巻き上げヒゲゼンマイに進化しました。シースルーバックではありませんが、ロレックスは見えない部分にも優れた精度を図るためにはコストを惜しまないということが見て取れます。

サファイアクリスタル風防に王冠マークのエッチングが入ったのもこのRef.14000Mからでした。34ミリのケースサイズは、生産終了してもなお、手首回りが細い男性、また女性からの絶大なる支持を得ています。

Ref.14000Mをベースにスポーティなベゼルが装着されたエンジンターンドモデルがRef.14010Mです。

5分刻みのポリッシュ部分以外は細かい装飾が入り、正面から見たデザインが航空機のエンジンを彷彿とさせることからエンジンターンドという名前がついたという説があります。

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ロレックス エアキング Ref.114200 2007年頃~

クロノメーターの精度があるムーブメントを搭載しながら、頑なにノンクロノメーターとしてラインナップされていたエアキングですが、このRef.114200からついにクロノメーター仕様のCal.3130が搭載されました。

これは同時期に生産されていたエクスプローラーRef.114270、サブマリーナノンデイトRef.14060Mと同一となります。

オイスターブレスレットはソリッドパーツの部品に変更され、堅牢性と高級感が向上しています。文字盤、ベゼルのバリエーションが増えたのもRef.114200の特徴です。エンジンターンドベゼルはRef.114210、フルーテッドベゼルはRef.114234となります。

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ロレックス エアキング Ref.116900 2016年頃~

2014年頃にエアキングの表記が外れたオイスターパーペチュアルが流通し、エアキングは消滅したと思われていました。

2016年のバーゼルワールドにてプロフェッショナルモデルとしてエアキングは復活を果たしました。

大きくサイズアップされたケースは40ミリと、エクスプローラーの39ミリより大きくなり、自動巻きムーブメントはミルガウスと共通のCal.3131クロノメーターにスペックアップ。文字盤はブラックのみで、スポーティな雰囲気のアラビアインデックス、グリーンの「ROLEX」ロゴとセンターセコンド針を備え、それまでのおとなしい雰囲気が一変しました。

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ロレックス エアキングの評価

ここでは実際にロレックス エアキングをご購入いただいたお客様から、当店ジャックロードに寄せられたロレックス エアキングのレビューをご紹介。

エアキングをご検討の方はぜひ、ご参考下さい。

お客様からのレビュー

評価:★★★★★
仕事柄、ビジネスミーティングが多く、紺系スーツに合う時計ということで文字盤が白・銀系のもので、
年齢もそこそこになってきたので、落ち着いた感じのものを探していました。

ロレックスといえば、ギザギザベゼルも特徴的で憧れていたのですが、
デイジャストだとグラスも特徴的で逆に年齢を感じさせてしまうと敬遠していたのですが。
たまたまこのエアキングでギザギザベゼルを見つけ、即決しました。

届いてから、ちょっと派手すぎたかも?と不安でしたが、
ブランドに目ざとい女子社員から似合っていますよと言われ一安心。
年相応でキザっぽくなかったようです。これからも気持ちだけ?
は若くして、気を引き締めて仕事に取り組めそうです。

お客様からのレビュー

評価:★★★★★
初めてのROLEXでエクワン(エクスプローラー)と悩みましたが、
あまり付けている人を見たことがないのでエアキングに決めました。

当方、地方住まいの為、比較的正規店で見かけるエアキングと言われますがわざわざ旅費をはたいてお出掛けして、
お目当ての時計に出会えない可能性も有り、今回ジャックロードさんで購入しました。
迅速な対応をして頂き、あまり待つこともなく入手できました。
早速、届いたエアキングをハメてみましたがニヤニヤが止まりません。
良い買い物できました!ありがとうございました!

まとめ

ロレックス エアキング

ロレックス エアキング

いかがでしたか?

今回はロレックスの中でも最古のペットネームを持つエアキングについてご紹介しました。

ロレックスは外せないけど人とは被りたくない・・・そんな方にはうってつけのモデルと言えるでしょう。"通らしさ"をアピールできるのも嬉しいですね!

当店ジャックロードでは今回ご紹介したエアキング以外にも多数のモデルを取り揃えております。これを機に、あなただけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

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