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2020/1/23

IWC マークXVII(マーク17)を徹底解説!魅力や他モデルとの違いは?

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IWC マークXVII(マーク17)を徹底解説!魅力や他モデルとの違いは?

ミリタリーウォッチの中でも一際高い人気を誇るパイロットウォッチ。各社メーカーが参入している領域ですが、中でもパイロットウォッチの代表格とも言えるのがIWCのマークシリーズ。


今回はその中でも現行モデルであるマークXVIII(マーク18)の1つ前のシリーズであるマークXVII(マーク17)に着目!その魅力や最新作との違いについてご紹介いたします。

※価格は2020年1月現在のものです。予告なく変更となる可能性がございます。予めご了承くださいませ。

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■この記事の監修;
ジャックロード(JACKROAD)
業界最大手!新品・中古・アンティークの時計が常時5000本以上という全国屈指の品揃えを誇るブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼、豊富な知識で人気ブランド商品について分かりやすく解説します。

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IWC マークXVII(マーク17)とは?

まずはマークXVII(マーク17)についておさらいです。

マークXVII(マーク17)は2012年に登場し、4年後の2016年に生産終了となったモデルです。先代モデルのマークXVI(マーク16)が2000年から2012年までの12年間生産されたロングランモデルと比較するとかなり短命であったことがわかります。

短命だった理由には搭載するムーブメントの問題が挙げられます。マークXVII(マーク17)が搭載するムーブメントCal. 30110はETA社製がベースとなっていました。ところがこの「ETAムーブメント」の供給が停止となるということで、ベースムーブメントを変更せざるを得ない状況に陥ったのです。

後継モデルとなるマークXVIII(マーク18)は、ETA2892-A2の代替機としてセリタ社製SW300としました。これに伴いマークXVII(マーク17)は生産終了しました。

3日間のデイト表示

マークシリーズには複数のラインアップが存在します、IWC マークXVII(マーク17)には他のマークシリーズとは異なるデザインが採用されました。

それが日付表示です。前後合わせて3日間の表示を文字盤上にレイアウト。同時期に発売されていたIWC パイロットウォッチ Ref. IW377704にも同様の表示方法が採用されていました。

名作 IWC フリーガーUTC Ref.IW325101
名作 IWC フリーガーUTC Ref.IW325101

グリニッジ天文台を基準時刻とした「GMT」と異なり、うるう秒で調整をした協定世界時「UTC」を基準としたパイロットモデル。サテン仕上げのステンレススチールケースは39ミリで、当時のIWCらしく質実剛健な印象。生産終了してからだいぶ経過しますが、現在も根強い人気のモデルとなります。

また日付表示ではありませんが、名作IWC フリーガーUTC Ref. IW325102も同様にインジケータータイプでしたので、これはIWCのデザイン手法の1つなのかもしれませんね。

後継モデルとなるマークXVIII(マーク18)はこのインジケーター表示は不採用となっていますので、マークXVII(マーク17)らしいレアポイントの1つと言えるでしょう。

マークシリーズ中最大のケースサイズ

マークXVII(マーク17)の特徴としてマークシリーズとしては最大となるケースサイズも特徴の1つに数えられます。

マーク16とマーク17比較
左/マーク16 右/マーク17※こちらはブレスレット仕様

先代モデルのマークXVI(マーク16)は39ミリサイズで、こちらのマークXVII(マーク17)は2ミリ拡大し41ミリのサイズとなりました。

シンプルな文字盤ゆえに、数値以上の大きさに感じられるのが原因なのか、後継モデルは1ミリ縮小し40ミリに変更されています。

IWC ビッグパイロット
IWC ビッグパイロット ケース径は46mmと大型

あるいは大きなケースのパイロットウォッチとなれば、ビックパイロットモデルが存在するため、モデルの棲み分けがなされたとも判断ができます。

現行モデルとの比較

現在のマークシリーズ最新作であるマークXVIII(マーク18)との違いについても着目してみます。

まずは先述の通りケースサイズが40mmへと小型化。9時位置のインデックスバーが短くなると共に省かれていた"9"が付与。そしてデイトの表示が3日分から1日分に変更されました。

細かな点ですが、マークXVII(マーク17)は12時位置のトライアングル(三角)マークがミニッツインデックスと横並びになっていたのが、マークXVIII(マーク18)からは1段下に移動されました。これは伝説のモデルマークXI(マーク11)への原点回帰の意味を込めた変更となっているようです。

マーク18とマーク17比較
左/マーク18 右/マーク17※こちらはブレスレット仕様

当時のマークXVII(マーク17) Ref.IW326501(革ベルトモデル)定価は450,000(税抜)円で、ジャックロードでの販売価格(当時)は378,000(税抜)円でした。

当店で販売した中古モデルを見ると、300,000(税込)円前後と、現時点ではプレミア化は見られないようです。ちなみに後継機のマークXVIII(マーク18) Ref.IW327001(革ベルトモデル)の定価は40,000円アップの490,000(税抜)円です。

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IWC マークXVII(マーク17)のラインアップ

ここからはマークXVII(マーク17)の各種ラインアップをみていきましょう。

IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326501

IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326501
IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326501

2012年に登場したマークXVII(マーク17)のレザーストラップモデルは、「マーク」シリーズの直系モデルとなります。先述した通り、ケースサイズが41ミリに拡大、3日分の表示がされたインジケータータイプの日付表示が特徴です。

また、マークXV(マーク15)より採用されていたETA社製ムーブメントですが、このマークXVII(マーク17)が最後のETAベースとなります。

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IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326504

IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326504
IWC マークXVII(マーク17) Ref.IW326504

マークXVII(マーク17)のブレスレットモデル。先述の通り、自動巻きムーブメントは42時間のパワーリザーブを備えたETA社製のCal.30110を搭載。

マークシリーズ伝統の軟鉄製インナーケースを装備し、優れた耐磁性を誇ります。当時の定価は545,000(税抜)と、レザーストラップモデルの95,000円高でした。

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IWC パイロットウォッチ マークXVII プティ・フランス リミテッド Ref.IW326506

IWC パイロットウォッチ マークXVII プティ・フランス リミテッド Ref.IW326506
IWC パイロットウォッチ マークXVII プティ・フランス リミテッド Ref.IW326506

詩人、冒険家でもあったアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの代表作「星の王子様」の発表70周年を記念して、2013年に世界1,000本限定で販売された希少モデル。

専用のブルー文字盤、スクエア型のアラビアインデックス、センターセコンド(秒針)のカウンターウェイトには星のマークのワンポイントが入ります。ケースバックには作者自身による主人公の挿絵が入る特別仕様。

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まとめ

いかがでしたか?

IWCのパイロットウォッチ、マークシリーズの中でも一際個性を放つマークXVII(マーク17)。既に生産終了していることから手に入れるには中古での入手となりますが、当店ジャックロードではIWCを含め高級腕時計を豊富にラインアップ。

新品はもちろん、中古も数多く販売しておりますので、欲しかったマークXVII(マーク17)が手に入るかも?!

当店公式アカウントのTwitter( @JACKROAD1987 )では入荷商品のお知らせ情報も発信しておりますのでぜひフォローしてくださいね!

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業界最大手!全国屈指の品揃えを誇るメンズブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー&バッグ店舗、姉妹店であるレディース腕時計専門店ベティーロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。

半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。

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