人気・知名度共にNo1を誇るロレックスの中でも特に人気の高いサブマリーナー。ロレックスならではの堅牢な作りと人気のダイバーズテイスト、オンオフ問わず着用できる普遍性の高いデザインから多くのロレックスファンに愛されています。
今回はそんなサブマリーナーの中でもRef.16610に着目!もしかしたら今が買い時かも?!ロレックス購入をご検討中の方はぜひ参考になさってください。
ロレックス・ダイバーズモデルのアイコン、サブマリーナー。現行(2020年6月時点)ロレックス サブマリーナーはデイト付きのRef.116610LNとデイト無しのRef.114060が併売されています。
今回ご紹介するRef.16610はデイト付きの先代モデル。昭和から平成に移り変わった1989年に登場して以来、2010年までの約21年間にわたって生産されたロングセラーモデルとなりました。2003年には派生モデルとしてグリーンベゼルのRef.16610LVが登場しています。
1990年代に起きたロレックスブームの火付け役ともいえるエクスプローラーRef.14270と比肩するほどの人気を誇り、回転ベゼル、デイト付き仕様でエクスプローラーよりもワンランク上のモデルであることが、人気に更なる拍車をかけていたようです。
搭載するムーブメントは現行モデルにも使用されているCal.3135自動巻きクロノメーター。Ref.16610と同時期に登場したCal.3135は、歴代ロレックスの中でもトップクラスに位置する名機といわれ、30年以上にわたり使い続けられているムーブメントです。次世代機のCal.3235が登場していますが、平成を代表する名機に名を連ねるといえるでしょう。
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サブマリーナーのデイト付きの誕生は、1965年に登場したRef.1680まで遡ります。防水性能、風防の変更などはあったものの、その見た目はほとんど変わっていません。
ある意味、登場したと同時に完成されていたデザインであったといえるでしょう。ところが、細部を見ていくと多数のサブマリーナーの進化が見て取れます。
ここでは、Ref.16610とRef.116610LNの違いについて解説していきましょう。※Ref.16610は2010年製のVシリアルです。
1.Ref.16610とRef.116610LNとの違い(文字盤、ベゼルなど)
まずは文字盤に注目。インデックスがそれぞれ拡大されているのが見てとれます。ドットのみならず12時位置、6時位置、9時位置のそれぞれのインデックスも大型化されています。またそれに合わせて針も太くなっています。
ベゼルはアルミ製のプレートからセラミック(セラクロム)製となり、Ref.116610LNは高級感溢れる見た目になっています。オイスターケースは形状が変更されたことでケースラグが太くなり、りゅうずガードの形もエッジが立ち、全体的に頑強な雰囲気となりました。ちなみにケースの幅は変わらず40mmをキープしています。
2.Ref.16610とRef.116610LNとの違い(ブレスレット、クラスプ内側など)
3連のオイスターブレスレットは見た目が変わらないものの、Ref.116610LNはセンターの駒が中空からソリッドに変わり堅牢性が向上。ブレスレット単体の重みが増しています。
クラスプ(留め具)の内部に収納されている延長用の駒(エクステンションリンク)が、工具無しで簡単に調節できるグライドロッククラスプに変更されました。クラスプの横穴が無くなり高級感が増しています。
3.Ref.16610とRef.116610LNとの違い(クラスプなど)
フリップロック部分に王冠マークが移動し、クラスプの表面はソリッドな仕上げで厚みが増しています。中板パーツは板状のものからソリッドパーツに変更されたことで、こちらも高級感に一役買っています。
約20年近くにわたって生産され続けていたロングセラーモデルだけに、腕時計としての完成度は確かなもの。ここではそんなRef.16610をおすすめしたい理由を具体的にいくつか挙げてみたいと思います。
〇現行型(Ref.116610LN)と変わらないムーブメント
Ref.16610が搭載している自動巻きムーブメントCal.3135は、後継モデルのRef.116610LNと同一。ヒゲぜんまいがブルーパラクロム製になり耐磁性に優れたものに変更はされていますが、ベースとなっているムーブメントは同一です。30年近く現役として生産されているムーブメントだけにその耐久性は折り紙付きといえるでしょう。
〇現行型(Ref.116610LN)より軽量
Ref.16610ブレスレットのセンター駒が中空パーツであり、またケースの厚みも若干薄く、手首が細い方に収まりがいいのはRef.16610に軍配があがります。これはRef.16610に限ったことではなく、所謂5桁品番(型番が5桁のもの)全般にいえるもの。堅牢性をとるか、快適な着け心地を選ぶかはご自身のライフスタイルに合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
〇経年変化が味わえる
Ref.16610のベゼルは歴代サブマリーナーから続く、アルミニウム製のベゼルディスクを採用していた最後のモデル。後継モデルのRef.116610LNからはセラミック製へと進化しました。傷が付きにくく、光沢のあるセラミック製は現在のダイバーズ時計では必須のアイテムといえるでしょう。
しかしながら、傷が付きにくくなったことで失われたこともあります。それは、ヴィンテージモデルによく見られる経年変化の移り変わりでしょう。したがってベゼルのカラーが退色していく姿は旧モデルならではの醍醐味ともいえます。
〇中古市場での流通が豊富
約21年間にわたって生産されたロングセラーモデルであり、ロレックスブームの一端を担う人気を誇っていたRef.16610だけに、ロレックス・スポーツモデルの中では多く販売されたモデルに数えられるでしょう。
ブーム時に販売されたことは、時計に興味がないユーザーをも取り込んでいたことが想像されるため、ブームの沈静化に伴い手放すユーザーの割合も他のロレックスモデルに比べて高いことが想像でき、中古市場への流通も豊富といえるでしょう。
先述している通り、ロレックス サブマリーナーデイト Ref.16610をおすすめしてきましたが、ではどのRef.16610がベストなのか。
価格にこだわらなければ、2007年以降に生産されているM、V、GシリアルのRef.16610がおすすめです。生産末期に近いモデルだけに機械モノに多いマイナートラブルもクリアしていることが想像できるからです。
安くRef.16610を購入したい方ならば、2003年~2007年に生産されていたF、D、Zシリアル。ケースサイドにある横穴が塞がれているので、見た目においては後年式のモデルと変わりません。
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いかがでしたか?
今回はロングセラーを誇るロレックスのサブマリーナーデイト Ref.16610についてご紹介しました。ロレックスのサブマリーナーデイトをご検討中の方はぜひとも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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