話題のラグスポ・チューダー・ロイヤルが今きている理由

スポーツウォッチにはダイバーズウォッチのペラゴス、クロノグラフモデルを復刻したヘリテージ クロノが属しています。ここに新たに加わったのが今回取り上げるロイヤルです。

クラシックウォッチにはドレス向けの1926とグラマーコレクションが属しています。

さて、こうしてペラゴス、ヘリテージ クロノと並ぶと、ロイヤルはドレス向けのクラシックウォッチにカテゴライズされていてもおかしくないでしょう。

チューダーは公式に、ロイヤルは「クラシックウォッチとスポーツウォッチの中間点である」と謳っています。両方の要素を持ち合わせているのはそのためです。

デザインはクラシック寄りながら、ロイヤルはステンレススチールの中でも高級ステンレスである316Lスチール製を採用。より耐久性に優れた素材を採用することで、スポーツウォッチカテゴリに属す時計らしいスペックとなっています。

ロイヤルが今、注目されている3つの理由

ロイヤルは2020年にラインアップに加わって以来、大きな人気を呼んでいます。

当店ジャックロードの チューダー 人気ランキング においてもその名を連ねており、今後さらにランキング上位に食い込むことも予想されます。

登場間もないロイヤルの人気の秘密を紐解くと以下の3つが上げられます。

それでは、この3つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきましょう。

ラグスポの流れを汲む優美なフォルム

ロイヤルの魅力の1つがケースからブレスレットまで流れるようなラインで構成された美しいフォルムです。オーデマ ピゲ ロイヤル オークを祖とするラグジュアリースポーツフォルムをまとったロイヤルは他のチューダーには存在しない独自のスタイルを誇ります。

さらに兄弟ブランドのロレックスにも存在しないフォルムもロイヤルの魅力です。

デザインでとりわけ目を引くのがノッチドベゼルと称されるベゼル。縦縞に刻まれた装飾とポリッシュ仕上げが交互に配されたデザインもこのフォルムと同様にロイヤルを際立たせているポイントといえるでしょう。

豊富なカラー、サイズのバリエーション

続いてロイヤルの魅力的なポイントの1つが多彩なバリエーションです。2022年現在においては54ものバリエーションが存在しています。

メンズサイズは41mm、38mm、レディースは34mm、28mmからそれぞれ選択可能。曜日、日付表示は41mmのみ、日付表示のみは38mm以下で展開されています。

時計の印象を決定づける文字盤は、ブラックを筆頭にブルー、シルバー、シャンパンが用意されています。文字盤の表面にサンレイ仕上げが施されていることから、文字盤に光が当たると光を美しく反射して優美な雰囲気を演出します。

さらにラグジュアリーな雰囲気が堪能できるマザーオブパールもラインアップされています。

インデックスの種類は現時点で2種類あり、大型のローマンインデックスとローマンインデックス+8Pダイヤモンドとなっています。今後、バー、くさびなどのインデックスが導入されるかもしれません。

20万円代半ばから手に入れられるコストパフォーマンス

ここまでロイヤルの魅力をお伝えしましたが、最後は気になる価格です。ロレックス譲りの優れた作りで評価が高いチューダーだけに、高価格になるのではと思う方も多いことでしょう。ところが、当店ジャックロードの最安価格は25万円(2022年5月現在)から購入可能で、比較的リーズナブルな価格で手に入れられます。

では、なぜここまでリーズナブルな設定なのか？その理由は搭載ムーブメントにあります。

汎用ムーブメントとはムーブメントの製造メーカーから供給を受けているムーブメントのことです。半完成品のムーブメントを仕入れ、そこに独自のチューニングを加えて自社の時計に組み込みます。

「自社製ムーブメント搭載モデル」といわれると、特別感があって心がくすぐられますよね。ですが、その分製造・開発のコストがかかり、それに見合ったメーカー希望小売価格が設定されます。つまり割高になってしまうのです。

その点、汎用ムーブメントを搭載すれば、製造コストが抑えられるため、リーズナブルな価格を実現することができます。

もちろん汎用ムーブメントをそのまま搭載することはせず、チューダーがモディファイをして搭載しています。

過去のチューダーは、その多くを汎用ムーブメントを搭載することでリーズナブルな価格を実現してきました。ロイヤルもその流れを継承しているのです。

ブラックベイも導入当初は汎用ムーブメントを搭載しています。旧モデル(上記右側)は薔薇のエンブレムと6時位置に「ROTOR SELF-WINDING」が記載されていますが、自社ムーブメントを搭載した現行型(上記左側)は盾エンブレムとクロノメーター表記に変更されています。

もちろん汎用ムーブメントをそのまま搭載することはせず、チューダーがモディファイをして搭載しています。

汎用ムーブメントとはいえ、半完成品の状態で仕入れたムーブメントにチューダー独自のチューニングを施してから搭載しています。ロイヤルのムーブメントについても「最高クラスの技術的精度」とチューダーが述べていることから、その完成度への自信の高さがうかがい知れます。

まとめ

いかがでしたか？

今回はチューダーの人気コレクション ロイヤルの人気が今きている理由について解説しました。2022年にレディースモデルにダイヤモンドベゼルがラインアップされたことから、今後はよりラグジュアリー路線に注力するのかもしれませんね。チューダーの今後にも注目です。

当店ではご紹介したコレクション以外にも数多くのチューダーを取り揃えています。ぜひあなたにとってベストなアイテムを探してみてください。

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半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。