セイコー・グランドセイコーモデルを種類分け！買う前に知っておきたいモデルラインナップ

スイスの時計業界に震撼を与えた時計史に残るクオーツショック。その立役者であるセイコー(SEIKO)およびセイコーから独立したグランドセイコーは日本が世界に誇る最高峰ブランド。

名だたる名品が揃う同ブランドですが、今回は改めてそのラインアップについて振り返ってみます。腕時計本来の機能を極めた間違いのない選択をとお考えの方、必見です！

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ジャックロード JACKROAD
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グランドセイコーとは？

セイコーの上位コレクションとして君臨していたグランドセイコーですが、2017年にグローバルブランドとしての地位を確立するためセイコーブランドから独立を果たしました。これにより市場では大きな成果を上げており、営業増益、ヨーロッパへの進出など、グランドセイコーが誕生して60年が経過した2020年、グランドセイコーは更なる高みに向けて邁進していると言えるでしょう。

グランドセイコーは今までムーブメントの種類でコレクションを形成していました。すなわち自動巻き、クオーツ、そしてスプリングドライブです。

それぞれにデザイン、GMTなどの機構がラインアップされていましたが、2018年にはより明確なコレクション分けを行うことになります。詳細は後述しますが、大きく分けて3つのコレクションを展開。

グランドセイコーを購入する上では、従来通りムーブメントから絞り込んでいくパターンと、コレクションから絞り込んでいくという2つのパターンで選択することが可能となっています。

またデザイン面に関してはグランドセイコーを象徴する文字盤のブランドロゴが2017年にすべて刷新されています。従来は12時位置に「SEIKO」表記、6時位置に「GS」表記というWネームでしたが、2017年以降は12時位置に「GS」とその下に「GRAND SEIKO」の表記が入るデザインへと統一。

中古市場でグランドセイコーをお探しする場合の参考にしていただければ幸いです。なお、これに合わせて型番も変更されました。

ヘリテージコレクション

1967年に発売された「44GS」を範とする、通称「セイコースタイル」ともいわれているデザインを継承したグランドセイコーらしい王道のフォルムを追求するコレクション。グランドセイコーらしいデザインを選択するならば、ヘリテージコレクションから選んでみるのはいかがでしょうか？

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エレガンスコレクション

グランドセイコーの華やかさとクラシックな雰囲気を重視したコレクション。新モデルでは新形状のデュアルカーブサファイアガラス(風防)により、手元に柔らかな印象を与えてくれるデザインが登場。

駆動方式は自動巻き、スプリングドライブ、9Fクオーツのそれぞれから選択が可能となります。

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スポーツコレクション

グランドセイコーのクオリティーを保ちつつ、200m潜水防水などのスペックを兼ね備えるスポーツコレクション。ヘリテージコレクション、エレガンスコレクションとは異なる派手なカラーリング、男らしいデザインが特徴となります。

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セイコーとは？

1881年に創業して以来、国内の時計メーカーとして確固たる地位を築いているセイコー。1913年に国産初の腕時計「ローレル」を発表し、スイス時計大国に迫る技術力を凌駕するべく邁進していました。

そして1969年に時計業界の歴史を語る上でかかせない世界初のクオーツ式時計「クオーツ アストロン」を発表します。

この出来事はスイス時計大国に「クオーツショック」と言わせるほどの革命を起こし、多くのスイスブランドに脅威を与えることになりました。

歴代のセイコーモデルは、国産高級時計のパイオニア・グランドセイコー、自動巻きとクオーツの融合・スプリングドライブ、そしてGPSソーラーウォッチのアストロンの発売と現在もその勢いはとどまることを知りません。

アストロン

世界初のGPSソーラーウォッチとして2012年に登場したアストロン。アストロンというネーミングは1969年に腕時計に革命を巻き起こした世界初のクオーツ式時計「クオーツ アストロン」が前身。精度の追求をコンセプトとし、進化を続けています。

2012年の復活時は通称「7Xシリーズ」となり、ケース径48ミリの大型サイズに大きくラウンドした風防が未来的なデザインでした。2014年に登場した「8Xシリーズ」、そして現行の「5Xシリーズ」と進化を重ね、現在のケースサイズは42.9ミリとダウンサイジングを実現しています。

限定モデルを除いた価格帯は20万円台～40万円台(2020年2月現在)となります。

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プロスペックス

プロスペックスシリーズの源流は1965年に発表された国産初の150m防水ダイバーズの発表でした。

1968年に300m防水ダイバーズ、1975年にチタン製ケースを備えた600m防水ダイバーズ、そして1986年には飽和潜水用1000m防水ダイバーズを発表し、プロフェッショナルユースに向けた時計作りを行ってきました。
その技術を市販モデルに活かしたのが「プロスペックス」シリーズとなります。

ダイバーズ向けとしては、スペックを最重要視した「マリーンマスター プロフェッショナル」、日常生活でダイバーズウォッチの雰囲気が愉しめる「ダイバースクーバ」を展開しています。2019年からは開発アドバイザーにフェラーリ、マセラティなどのカーデザインでお馴染みの工業デザイナー、奥山清行氏を招聘した最上級コレクション「LXライン」がラインアップに加わりました。

限定モデルを除いた価格帯は1万円台～60万円台(2020年2月現在)と幅広いラインアップとなります。

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プレザージュ

2011年に誕生したプレザージュは「Made in JAPAN」を強く意識したコンセプトで展開しています。機械式ムーブメントのみのラインアップで、2017年にグランドセイコーが独立したブランドとなったことを受け、セイコー機械式時計の上位コレクションに格上げされました。

価格帯は4万円台～40万円台(2020年2月現在)と幅広く、セイコーの中枢を担う重要なコレクションです。

日本の伝統を強調しているため、文字盤には「漆」、「琺瑯」、「有田焼」などの「和」のテイストを用いたモデルも用意されています。

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ブライツ

2000年に誕生した「ブライツ」。ビジネスマン向けをコンセプトに据えた作りで、誕生当初は機械式時計が主流でしたが、現在は電波ソーラーのみとし、ワールドタイム機構、チタン素材をメインに展開しています。

2020年には20周年を記念し、初期モデルを彷彿とさせるような限定モデルが登場しています。

価格帯は6万円台～15万円台(2020年2月現在)となります。

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セイコーセレクション

セイコーのもっともベーシックな位置づけとなるセイコーセレクション。駆動方式は電波ソーラー、ソーラー、クオーツを中心とし、メンズ、レディースサイズがラインアップされています。

2019年にはモンスターハンター15周年コラボレーションモデルが登場するなど、セイコーの裾野を拡げる展開が行われています。

価格帯は1万円台～6万円台(2020年2月現在)となります。

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ドルチェ

ペアウォッチを中心としたドレスウォッチを展開し、メンズはドルチェ、レディースはエクセリーヌという区分けとなります。

セイコーセレクションと同様に駆動方式は電波ソーラー、ソーラー、クオーツがラインアップされています。

価格帯は5万円台～20万円台(2020年2月現在)となります。

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セイコー5、セイコー逆輸入モデル

若いユーザーに機械式時計の魅力を知ってもらうために3万円台から手に入れられるコレクションとして2019年に復活を果たした「セイコー5スポーツ」。そのルーツは1963年に発売した「セイコースポーツマチック5」で、5つの機能(自動巻き、防水性、日付・曜日表示、操作性を求めたりゅうず、耐久性)が備えたモデルとして世界中で人気を博しました。

時代は移り変わり国内では生産終了、海外向けとして販売されていました。日本国内には逆輸入というスタイルで手に入れられ、多くのファンから愛されているコレクションとなります。

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ルキア

1995年に「女性のための腕時計」をコンセプトに華やかな腕時計を世に送り続けてきたルキア。SS(スプリングサマー)、AW(オータムウインター)に魅力的な限定モデルを発売するアパレルと同様の展開で多くの女性から支持を集めてきました。

現在はアンバサダーに女優の綾瀬はるかさんを据え、25周年を祝した2020年限定モデルを展開中です。

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まとめ

いかがでしたか？

世界に誇る日本のセイコーおよびグランドセイコー。シンプルなイメージが強いセイコーやグランドセイコーですが、改めてラインアップを見るとどれも確かな実用性を担保したモデルでありながら、それぞれのテイストは異なっていることが分かります。日本らしい細やかなデザイン上の造りなども要注目ですね！

当店ジャックロードではセイコーやグランドセイコーをはじめとした国内外の腕時計ブランドを幅広く取り揃えおります！この機会にあなただけのお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか？

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業界最大手！全国屈指の品揃えを誇るメンズブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー＆バッグ店舗、姉妹店であるレディース腕時計専門店ベティーロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。

半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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