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2024/4/3

2024年に廃番になるロレックスを予想!

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2024年に廃番になるロレックスを予想!

2024年4月9日(火)から4月15日(月)に開催される世界最大規模の高級時計展示会、Watches & Wonders Geneva。1年で時計業界が最も盛り上がるこの時期に、誰もが注目するロレックスの新作が発表されます。ロレックス新作モデルが大きな話題となる一方でロレックスの公式サイトからひっそりと消えてしまう時計も存在します。

廃番、時計界ではディスコン(Discontinued)と呼ばれる生産終了の時計たち。今回はその廃番になるであろうロレックスを予想してみました。どのロレックスが廃番になるのか。ぜひ、最後までご覧ください。

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腕時計専門店ジャックロード WEBサイト運営スタッフ 菅原

■この記事の筆者;
腕時計専門店ジャックロード WEBサイト運営スタッフ 菅原
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入社歴10年以上のベテランミドル。時計好きが高じて入社しているためマニアックな視点で時計を見てしまいがち。飽きっぽい性格であることから好みの時計は日替わりで変わってしまう。個人X(旧twitter)にて、いろいろとポストしています。ぜひ、フォローをお願いします。

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廃番になる理由

ロレックス サブマリーナー デイト Ref.16610LV
サブマリーナー デイト Ref.16610LV
初期生産のみベゼルカラーが異なる初代グリーンサブ

ロレックスに限らず、廃番、生産終了になるものは数多くあります。例えば車の場合、一部のメーカーではイヤーモデル制度が導入されています。この制度で年次改良を施すことで商品力を保ち販売につなげています。

ロレックスに話を戻すと、フルモデルチェンジのサイクルは概ね10年間です。長期間に及ぶことから、細かい仕様変更は公にされず行われています。コスモグラフ デイトナ、サブマリーナーなど、モデルチェンジのサイクルが長いモデルの場合、初期に生産されたものと、現在生産されているものに小変更が行われ、それが市場価格にも影響する場合があります。

そのように商品力を保ち続けても、実績に繋がらない場合は廃番、生産終了となります。他にも設計が古くなった、生産体制が整わないことにより廃番、生産終了になる場合も存在します。

2023年に廃番になったモデル

2023年に廃番(生産終了)になったモデルを改めて確認してみましょう。まずは2007年に誕生し、16年にわたり生産されていたミルガウスです。耐磁性を強化したオイスターケースや、専用のグリーンガラス風防。他にも稲妻針と専用装備がふんだんに使用されたモデルとして人気を博しました。

生産終了の理由はムーブメントの旧態化によるものです。現在のロレックスはその多くが新世代のcal.32系に移行していたものの、ミルガウスはcal.3131と旧世代のものでした。本来であれば新世代ムーブメントのcal.32系を搭載し発表されるところですが、既存の耐磁性能を超えるモデルの開発が間に合わなかったことや、コスモグラフ デイトナの刷新にバッティングしたことが想像できます。

そして、もう1つ廃番になったモデルが、チェリーニです。こちらもミルガウスと同じように旧世代のムーブメントを搭載していたことで、生産終了が近いことは予想されていました。

2023年に入れ替わるタイミングでパーペチュアル1908が登場。チェリーニが培ってきた、ドレスウォッチの分野を継承するコレクションです。

2022、2021年に廃番になった主要モデル

さらに時代を遡り、2022、2021年に廃番になったモデルをまとめました。ムーブメントの刷新を理由に世代交代が行われているのがよく分かります。

2022年に廃番(生産終了)の主要モデル

ロレックス ディープシー Ref.126660 廃番:ディープシー Ref.126660
理由:後継機Ref.136660の登場による
ロレックス エアキング Ref.116900 廃番:エアキング Ref.116900
理由:後継機Ref.126900の登場による
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.124300 廃番:オイスターパーペチュアル Ref.124300 イエロー、コーラルレッド、ターコイズ文字盤(41mmのみ)
理由:ラインアップの縮小
ロレックス ヨットマスターII Ref.116689 廃番:ヨットマスターII Ref.116689 18Kホワイトゴールド
理由:ラインアップの縮小
ロレックス デイデイト 40 Ref.228206 廃番:デイデイト 40 Ref.228206 スムースベゼル
理由:フルーテッドベゼルの登場による、ラインアップの縮小

2021年に廃番(生産終了)の主要モデル

ロレックス エクスプローラーII Ref.216570 廃番:エクスプローラーII Ref.216570
理由:後継機Ref.226570の登場による
ロレックス エクスプローラー Ref.214270 廃番:エクスプローラー Ref.214270
理由:後に登場する後継機Ref.224270の登場による。これによりエクスプローラーの39mmは消滅
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116523G 廃番:コスモグラフ デイトナ Ref.116523G ダイヤインデックス文字盤
理由:ラインアップの縮小
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116515LN 廃番:コスモグラフ デイトナ Ref.116515LN ロゼカラー文字盤
理由:サンダスト文字盤の変更による

2024年に廃番の可能性が高いロレックス

ここからは2024年に廃番になる可能性が高いロレックスを予想します。廃番になる理由についても解説していますのでご覧ください。

ヨットマスターII

ロレックス ヨットマスターII Ref.116688
ヨットマスターII Ref.116688
後継機はケースサイズが縮小される可能性も

ミルガウスと同じ2007年に登場したヨットマスターIIは発表から17年目に突入しました。針のデザイン変更やラインアップの縮小を続けながら展開されていますが、そろそろ新世代にバトンタッチしても不思議ではありません。

ヨットマスターシリーズはロレックスのなかでもバリエーションに富んでおり、豊富なケースサイズが揃うコレクションです。そのため、ヨットマスターIIは廃番にならず、刷新されることが自然です。レガッタクロノグラフの新しい特許画像も流出しているとの情報も目にします。もし、登場するのであればRLXチタンを使用した軽量なスポーツウォッチへと生まれ変わる可能性もあります。

ロレックス ヨットマスター 42 Ref.226658
ヨットマスター 42 Ref.226658
ヨットマスター 44が登場するのであればRLXチタンの可能性が高い

その一方でラインアップを縮小する=販売不振であることも想像できるため、廃番の可能性も少なくありません。ヨットマスターIIを廃番にして、その穴埋めに最大ケースのヨットマスター 44が登場することも考えられます。その答えはどうなるでしょうか?

GMTマスターII

ロレックス GMTマスターII Ref.126710BLRO
GMTマスターII Ref.126710BLRO
現在はジュビリーブレス、オイスターブレスがそれぞれ併売

毎年のように新型モデルをラインアップしているGMTマスターIIにおいても、廃番の可能性が高いモデルがあります。それが、主力のペプシ(青/赤)ベゼルのGMTマスターIIです。

なぜGMTマスターシリーズのアイコンともいえる青/赤ベゼルモデルが廃番と予想されるのでしょうか。それはペプシベゼルの生産品質が整わないことが理由と噂されています。セラミック素材で赤の発色を出すことは極めて難しく、GMTマスターIIがセラミック化された際も、伝統的なカラーであるにも関わらずペプシベゼルは後年(ステンレススチールは2018年。18KWGは2014年)に登場しています。

ロレックス GMTマスターII Ref.16760
GMTマスターII Ref.16760
復活する可能性が囁かれるコーク(赤/黒)ベゼル

開発に成功したものの、ロレックスが掲げる高い生産品質に満たないものが多いことから、生産が思うように伸びないことから廃番するのでは?との噂が流れています。

もしくはペプシが生産を終えて、代わりにコーク(赤/黒)が復活する可能性があるかもしれません。ここ数カ月にわたるペプシの異常な高騰と「ロレックス ペプシ 買えない」のキーワードが検索されている状況をみると噂だけではない気がしますが…。

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コスモグラフ デイトナ

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126529LN
コスモグラフ デイトナ Ref.126529LN
ブライトブラック&ホワイトのツートーン文字盤が特徴の「ル・マン」

2023年にムーブメントが新型に移り変わったことを受けて、全ての型番が刷新されたコスモグラフ デイトナ。大きな反響を呼んだ2023年のロレックス新作発表でしたが、2023年6月には隠し玉としてル・マン 24時間レース100周年を記念したRef.126529LNが登場したことは記憶に新しいでしょう。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126529LNの着用
コスモグラフ デイトナ Ref.126529LN
6時位置の「DAYTONA」と同じ発色になる、タキメーター上の「100」の文字がワンポイント

常にプレミア価格で推移しているコスモグラフ デイトナ ル・マンですが、期間限定生産の可能性も少なくありません。専用設計のタキメーターベゼルのデザインは生産工程も複雑なことは想像できるため、どこかのタイミングで廃番になる可能性は高いと考えられます。

新作発表が行われるタイミングで、ロレックス公式サイトから姿を消す可能性もあるため、注目しておきたいところ。また、廃番になれば、今以上のプレミア価格に跳ね上がることは確実です。

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デイトジャスト

ロレックス デイトジャスト 36 Ref.126234
デイトジャスト 36 Ref.126234
凝ったデザインが特徴のパームモチーフ文字盤

ロレックスの主力コレクションであるデイトジャストの特徴は豊富なバリエーションです。そのため一斉に新型文字盤が登場することもあれば、それと入れ替わりで姿を消す文字盤も存在します。2024年に姿を消すと噂されている文字盤がパームモチーフです。

2021年に登場した、ヤシの木をモチーフとしたユニークなデザインが特徴ですが、斬新すぎるゆえに販売が苦戦しているとの話も。もし廃番となれば、かなり短い生産期間といえます。

ロレックス デイトジャスト 36 Ref.126234G
デイトジャスト 36 Ref.126234G
ジュビリー(コンピューター)文字盤に通じるデザインが人気のフルーテッドモチーフ文字盤

同時に追加されたフルーテッドモチーフはデイトジャストの伝統的なベゼルデザインをモチーフとしているため、人気を博している様子。このまま継続されるでしょう。新型のモチーフが登場するのか、それとも変わらず継続されるのか注視しておきたいですね。

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オイスター パーペチュアル

ロレックス オイスター パーペチュアル セレブレーション モチーフ Ref.277200
オイスター パーペチュアル セレブレーション モチーフ Ref.277200
現在も変わらずプレミア価格で推移するセレブレーション モチーフ文字盤

斬新過ぎるモチーフが目を惹いたセレブレーションモチーフの文字盤ですが、こちらも廃番の可能性は少なくありません。その理由として考えられるのが、他の文字盤に比べて生産に手間がかかることです。

レディースモデルのみ継続で、オイスター パーペチュアル 41は姿を消すのではないでしょうか。現在でも市場流通の少なさからプレミア価格で推移しているため、廃番となればさらに高騰する可能性が高い文字盤です。

ロレックス オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000
オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000
常にプレミア価格で流通するターコイズブルー文字盤

セレブレーション モチーフとともに廃番の可能性が高いのがオイスター パーペチュアル 36のターコイズ文字盤です。2023年にオイスター パーペチュアル 41 Ref.124300のターコイズブルー文字盤は生産を終了しているため、36mmからも消える可能性が高いカラーです。合わせてキャンディピンクも廃番となり、新たに落ち着いたカラーリングが登場する可能性も否めません。

まとめ

いかがでしたか?今回は2024年に廃番になるロレックスを予想しました。

この予想が当たるかどうかは2024年4月9日(火)に判明します。ぜひ、当日はこの予想が当たったのかご覧になってみてはいかがでしょうか。

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※店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。

また、ジャックロードは店舗に直接ご来店いただくことが難しいお客さまにも快適なショッピング体験をご提供するべく、オンラインストア事業に力を入れております。オンラインストア限定のサービスやクーポンもございますので、ぜひあわせてご利用ください。

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