長年高級時計業界を牽引し続けるトップブランド、ロレックス。デザイン、機能性、知名度の高さから資産価値も高く、単純にファッションとしてだけでなく、資産価値に重きを置いて購入する方も多いブランドでもあります。
そんなロレックスの数あるコレクションの中で特に人気が高いのが、今回ご紹介するロレックス シードゥエラーです。
今回は、ロレックス シードゥエラーの起源やロレックス シードゥエラーの魅力、同じくロレックスの代表的なコレクションであるサブマリーナーとの違いなどについて詳しくご紹介していきます。ロレックス シードゥエラーに興味を持っている方や購入を検討してる方はもちろんですが、時計の購入を考えている方や資産価値の高い時計をお探しの方もぜひご覧ください。
ロレックスに興味のある方やロレックスを所持している方であればご存知かもしれませんが、ロレックスは2つの技術をもとにその名を世界に馳せることになります。
1つは、かの有名な「パーペチュアル」。そして、もう1つが世界初の完全防水ケース「オイスター」です。
ロレックスが世界に名を馳せた背景にはダイバーズウォッチとしての活躍がありました。
ロレックスのダイバーズウォッチを代表するコレクションとしてはサブマリーナーが有名ですが、1960年代、サブマリーナーには、大深度の深さまで海に潜った際に時計の風防部分が壊れてしまうという問題が発生していました。海中でヘリウムガスが時計内部に溜まってしまい、内側から時計の風防を吹き飛ばしたのです。
そんなサブマリーナーの弱点を克服するために製造されたコレクションが、何を隠そうロレックスのシードゥエラーです。
ロレックスは、フランスの潜水専門会社であるコメックス社と協力し、大深度潜水にも対応できるダイバーズウォッチとしてロレックス シードゥエラーの開発に取り組み始めました。これにより、サブマリーナーの二倍以上となる610m防水の性能を誇るロレックス シードゥエラーが誕生したのです。
ロレックス シードゥエラーの最大の魅力といえば、やはりその技術力の高さでしょう。当時の技術力を結集して作られたサブマリーナーの弱点を補い、より防水性を向上させたその技術力の高さは十分に証明されています。
サブマリーナーの300m防水に対し、シードゥエラーのコンプリケーションコレクションであるディープシーにおいてはなんと最大3,900mの深さまでの浸水が可能となっています。潜水の仕事でもしていない限りそこまでの深さまで潜ることはありませんが、そこまでの防水性能を備えているというのはダイバーズウォッチとして非常に魅力的だといえます。
また、ロレックス シードゥエラーの技術力は防水機能だけに集約されているわけではありません。ロレックス シードゥエラーの最新モデルであるRef.126600には、ロレックスの技術を結集して製作された最高性能の次世代ムーブメント・Cal.3235が搭載されています。
この次世代ムーブメント Cal.3235はそれまでのムーブメント Cal.3135より15%も高いエネルギー効率を有している、非常に高い技術力によって製造されたものです。
ロレックス サブマリーナーとシードゥエラー比較
ロレックスを代表するコレクションといえばサブマリーナーが有名ですが、サブマリーナーとシードゥエラーにはどういった違いがあるのでしょうか?
サブマリーナーとシードゥエラーの最大の違いといえば、防水性の高さでしょう。
先ほどご紹介したように、シードゥエラーは防水性能の向上を目的に製作されたコレクションです。サブマリーナーの風防が吹き飛んでしまう弱点をエスケープガスバルブの搭載により克服、サブマリーナーの耐水性を遥かに凌ぐプロ仕様の耐水性を誇っています。
横から見たシードゥエラー
ダイバーズウォッチの性能としてはシードゥエラーの方が高いということになります。
また、サブマリーナーとシードゥエラーにはデザイン的な違いもあります。シードゥエラーは防水性を向上させたことにより、サブマリーナーに比べてケースの厚みが分厚くなっています。そのため、シードゥエラーの方がよりプロフェッショナル性を高めた時計になっているといえるでしょう。
ロレックス シードゥエラーは初代モデルが発表されてから、これまで何度かモデルチェンジが行われてきました。
ここからは、これまで発表されてきたロレックス シードゥエラーのモデル毎の特徴について紹介していきます。
ロレックス シードゥエラー Ref.1665
潜水専門会社であるコメックスとの共同開発により誕生した、ロレックス シードゥエラーの初代モデル。このときはまだ1,200mもの防水性は備わってはいなかったものの、当時のサブマリーナーの3倍以上の610mという驚異的な防水性を誇り、ダイバーズウォッチとして高い評価を受けました。
初期に生産された個体には文字盤のモデル表記が赤い赤シードゥエラー、レイルダイヤル文字盤など大変希少なレアモデルも存在します。
ロレックス シードゥエラー ディープシー Ref.116660
初代モデルの3年後に登場した2代目モデル。Ref.16660という型番から通称トリプルシックスとも呼ばれています。この時点で防水性能を1,220mまで上昇させ、初代モデルの倍の防水性を達成したモデルです。
風防はサファイアクリスタルへ、ヘリウムエスケープバルブは初代よりも大きくなるなど、使用している素材やデザインにも変更が加えられています。ムーブメントはカレンダーを早送りするクイックチェンジ機能、毎時28,800振動となるCal.3035に進化しました。前期はインデックスがフチ無し、後期はフチ有りとなり、前期の方が希少性があり、価格も高くなっております。
ロレックス シードゥエラー Ref.16600
外見上2代目と比較して大きな変更点はないものの、搭載ムーブメントは安定性の向上を狙いとしてCal.3135が搭載されています。
発売後は夜光塗料が発行塗料のトリチウムから蓄光塗料のルミノバへ変更、文字盤六時位置の表記の変更やケースサイドの穴が塞がる、王冠マークの透かしが入るなど細かなマイナーチェンジが加えられました。
後述のディープシーの登場により生産終了となりますが、最終品番のV番はその希少性からプレミア価格がついています。
ロレックス シードゥエラー 4000 Ref.116600
2014年に発売された4代目シードゥエラー4000。回転ベゼルがセラミック製に進化し、長短針・インデックスが暗闇で青く発光するクロマライト夜光塗料が新たに採用されました。ムーブメントは従来同様にCal.3135を搭載するが、ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイを採用し耐磁・耐衝撃性が向上しています。
3年後の2017年に新しいモデルが登場したということもあって非常に生産期間が短くプレミアがついているため、人気が高いモデルです。
50年目の節目である2017年のバーゼル・ワールドにて登場した5代目シードゥエラー。ケースサイズが43mmと大きくなっており、シードゥエラーでは初のサイクロップレンズを採用、ファンの間では大きな物議を醸しました。
またムーブメントにはCal.3235クロノメーターを採用、シードゥエラーのロゴも赤文字へと変更、往年の赤シードを彷彿とさせる風貌です。
2000年代に入って登場したロレックス・ダイバーズの最高峰。ディープシーというモデル名がつけられ、そのモデル名にならうように防水性が3,900mにまで向上しました。
採用されているリングロックシステムにより約3トン相当もの水圧にも耐える強靭なケース構造とされています。ケースサイズは44mmとロレックスのラインアップの中でも最大の大型モデルとなります。
2018年にモデルチェンジし型番がRef.126660となりました。文字盤はブラックと2014年に登場したブルーグラデーション文字盤のDブルーの2バリエーションとなります。加えてムーブメントが最新鋭のCal.3235に進化しています。
高級時計ブランドであるロレックスを代表するコレクションであるシードゥエラーは決して安い買い物ではありません。そのため、実際に購入するときには、いくつか注意しておかなくてはいけないポイントがあります。
そこでここからは、ロレックス シードゥエラーを購入するときに注意するべき2つの注意点についてご紹介いたします。
ロレックス シードゥエラーを購入するときにまず気をつけなくてはならないのが、偽物(コピー品)についてです。これら偽物のクオリティーはピンキリで、ひと目で偽物とわかる粗悪品もあれば、プロでも判断が難しい精巧なものもあります。
特に注意しなくてはいけないのが、「スーパーコピー」と呼ばれるタイプの偽物です。スーパーコピーはその名前からも分かるように非常に精巧に作られたコピー品で、素人が見抜くことはまず無理だと言っても過言ではありません。
そのため、スーパーコピー品を含む偽物のロレックス シードゥエラーの購入を避けるためには、コピー品を見抜こうとすることよりもコピー品を取り扱っていない店舗や通販サイトで購入することが大切です。時計を専門に販売している業者や知名度の高い業者など、偽物を取り扱っている心配のない店舗や通販サイトで購入するようにしましょう。
また、通販サイトで購入する際は、「特定商取引に関する表記」に着目してみましょう。これは販売元の情報が記載されているもので、販売元の住所や連絡先、責任者の名前などが記載されていますので、しっかりと情報を開示している信頼できるサイトなのかどうか確認することができます。
高級ブランドの時計を購入する場合、事前に保証内容を確認しておくこともとても重要です。
ロレックス シードゥエラーは技術力が高いロレックスが製造しているうえにダイバーズウォッチということもあって非常に耐久性が高い製品です。とはいえ腕時計は精密機械なのでどれだけ耐久性があっても不具合が出る可能性がゼロではありません。そのため、事前に保証内容を確認しておくことがとても重要になります。
仮に定価より安く購入できたとしても保証がなかったり数ヶ月ですぐに切れてしまうようであれば、不具合が発生したときに逆に高くついてしまう可能性があります。
購入の際には保証の内容をしっかりと確認し、最低でも年単位での保証がついているような店舗や通販サイトで購入するようにしましょう。
ロレックスのコレクションの中でも群を抜いて高い防水性と耐久性を誇るシードゥエラー。
シードゥエラーは、時計メーカーの最高峰であるロレックスの技術がつまった最高品質のコレクションなので、ハイスペックでブランド力もある時計が欲しいと考えている方にぴったりの時計です。
ロレックスのダイバーズコレクションと言うとサブマリーナーが有名ですが、「サブマリーナーは定番過ぎてちょっと…」という方は、更にハイスペックなシードゥエラーを選んでみてはいかがでしょうか?
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