ペアウォッチのおすすめブランドを価格帯別にご紹介！

時計は「永遠の愛の象徴」ともいわれ、ペアの腕時計は「同じ時を刻む」という意味も含まれるため、大切な人へのプレゼントや結婚記念、両親への記念日の贈り物にもおすすめです。

さりげない腕時計ならペアで持っていても違和感なく身に着けることができます。長年寄り添った夫婦でも贈りやすく実用的なのも良いですよね。

ペアウォッチの選び方は、「デザインで選ぶ」「価格帯で選ぶ」などさまざまですが、ここでは価格帯ごとにおすすめのブランド腕時計をご紹介します。

ペアウォッチの選び方

ペアウォッチを選ぶ際は価格やデザインの好み、機能性などさまざまな視点から検討することでしょう。ビジネスシーンで活躍するものが良いのか、それとも休日のオフスタイルで愛用できるものが良いのか、お互いの着用シーンを想定して選ぶことが大切です。

具体的なおすすめブランドのご紹介に入る前に、まずはデザインや機能性、購入後にかかる費用についてそれぞれのポイントをまとめてみました。

デザイン

ペアウォッチというからにはデザインが似ていて、ぱっと見てすぐにペアだと分かるものが良いですよね。しかしながら、実はブランドから公式にペアウォッチとして展開されている腕時計はあまり多くありません。とはいえ全く同じモデルを選ぶか、サイズ違いを選ぶか、デザインの似ているものを選ぶなどしてペア感を愉しむことが可能です。

性別ごとに人気のあるモデルを見ていくと、メンズの人気ウォッチはスポーツタイプのおおぶりなデザインが多く、レディースの人気モデルは華奢でエレガントなデザインであることが大多数。そうするとそれぞれ好みのデザインを選んだ場合、気が付いたらお互いに全く雰囲気の異なるものを選んでしまっていた、なんてことにもなりかねません。

こういった失敗を未然に防ぐためには、お互いの着用シーンを想定した上で、どちらも使いやすいデザインを選ぶことが重要です。そしてできれば歳を重ねてもずっと使えるように普遍的でいつの時代にも合うデザインのものを選ぶようにしましょう。

機能性

ペアウォッチを選ぶ際、デザイン性はもちろん機能性も大切です。腕時計にはさまざまな機能がありますが、今回は事前に知っておきたい代表的なものについてご紹介していきます。
 

気圧防水

腕時計の防水性能には「3気圧防水」「5気圧防水」「10気圧防水」などいくつか種類がありますが、最も一般的なのが「3気圧防水」。これは「日常生活用防水(JIS規格では1種防水時計に分類される)」とも呼ばれており、汗や雨の水滴が付着する程度には耐えられることを示しています。

ただし、「日常生活」とはいえ、食器を洗浄したり、洗濯物の手洗をしたりといった水仕事をする際は故障の恐れがあるので時計を外すようにしましょう。もちろん、入浴時や水上でのスポーツや素潜りなど強い水圧がかかる恐れのあるシーンで使用することも想定されていません。

そのため水に触れる機会が多い職業だったり、アウトドアが趣味だったりする方は最低でも5気圧防水を備えるモデルを選ぶのがおすすめです。お互いの生活スタイルに合ったものを選ぶことが長く愛用できるコツです。

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カレンダー

カレンダー機能とはその名の通り日付を確認するための機能です。一般的には日付のみ表示されていることがほとんどですが、中には月日や曜日も表示されているモデルも存在します。

例として、

 デイト表示… 日付を確認できる 

 デイデイト… 曜日と日付を確認できる 

 トリプルカレンダー… 曜日、月、日付の全てが確認できる 

など、さまざまな種類があります。

ペアウォッチをプライベート時だけでなくビジネス時でも着用する場合には、デイト表示が搭載されたモデルがおすすめです。ビジネスシーンでは日付を確認する機会も多く、腕元を見るだけで瞬時に日付を確認できるデイト表示が搭載されていると重宝します。

 
多国時刻表示機能

多国時刻表示機能は自分が居住している国の時刻とは別に、目的の国もしくは都市の現在時刻を知ることができる機能です。一度セットしておけば現在時を表示し続けてくれるため、逐一時差の計算をする必要はありません。

多国時刻表示機能が搭載されたモデルは海外へ移動する機会が多い方と交際しているカップルや、国境を超えてそれぞれ別の国で居住している夫婦などにおすすめです。相手が居住している都市の正確な時刻を知ることができるので、互いに迷惑にならないタイミングで連絡を取り合う上でも一役買ってくれます。

 
パワーリザーブ

パワーリザーブインジケーターは、機械式時計のぜんまいが今どのくらい巻き上げられているか(パワー残量)を確認するためのものです。特に手巻き式の場合は、時計のパワー残量が不足して時計が止まってしまいがちなので、パワーリザーブがあれば時計が止まるのを未然に防ぐことが可能になります。

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購入後にかかる費用

さて、ここからは購入後にかかる費用についてご紹介します。時計の種類によっても金額は異なりますが、今回は必ず発生する代表的な費用についてご説明いたします。

まず腕時計は「機械式」「クオーツ式」という大きく2種類に分けることができます。それぞれ定期的にメンテナンスすることで長く愛用することができるようになるのですが、その費用が異なります。

機械式時計は3～5年おきにオーバーホール(メンテナンス)に出す必要があり、1回あたり通常だと数万円ほどかかります(ブランドやモデルによって金額は異なる)。

一方、クオーツ式は定期的にオーバーホールに出した方が良いといわれていますが、機械式ほどの頻度は必要ないためメンテンス費を抑えることができます。クオーツ式は電池を使用しているので数年おきに電池交換をする必要がありますが、オーバーホールほど高額ではありません。

ムーブメント以外に、革ベルトタイプの場合は別途メンテンス費がかかります。革ベルトは消耗品で、日常的に使用されている方は定期的に取り換える必要があるため、その分の費用がかかることになるのです。

大切な人と大切な時を刻むペアウォッチ、長く付き合っていくためにも購入後のアフターケアやそれにかかる費用についても考慮に入れておくことをおすすめします。

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30万円以下で買えるお手頃なブランドのペアウォッチ

大切な人とのかけがえのない時を刻むペアウォッチ。まずは30万円以下で購入できるお手頃な価格帯のブランドをご紹介します。

＜ハミルトン(HAMILTON)＞

1957年に誕生した時計史上初の電池式腕時計、ベンチュラ。インダストリアルデザインの鬼才と称されるリチャード・アービブ氏によってデザインされた左右非対称なトライアングルケースがアイコニックなモデルです。モダンで独創的な顔立ちのベンチュラは、おしゃれ時計の代表格として世界中の人々に愛されています。

愛し合う2人の絆を深め、また特別な愛の証として着用するペアウォッチ。ひと目でそれと分かる個性的なフォルムで周囲の視線を腕元に集めるベンチュラは、コーディネートのアクセントにもなるため周りの恋人たちと差をつけたいおしゃれカップルにもおすすめです。

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＜ユンハンス(JUNGHANS)＞

こちらのマックスビルは、画家・建築家・デザイナーなど幅広く活躍したアーティスト、故マックス・ビル氏がデザインした名品の復刻モデルです。こちらのように色違いにしてもペア感を十分感じる事ができます。

シンプルで機能的ながらもドイツらしい美しいデザインで、値段もお手頃なのが魅力です。

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＜ロンジン(LONGINES)＞

次にご紹介するのはスイスの老舗メーカー、ロンジン。エレガンスアンバサダーに体操の内村航平選手を迎えたことでも話題となりました。

コンクエストは長年スポーツと深く関わってきたロンジンが技術革新を重ねて作り上げたスポーツウォッチです。スポーティーかつエレガントなデザインで、実用性も高いコンクエストは幅広いシーンで活躍してくれることでしょう。

ちなみに左の「コンクエスト V.H.P」は年差±5秒という優れた精度を誇るクオーツムーブメント搭載モデルとなります。

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＜セイコー(SEIKO)＞

高い技術力を誇り、世界でも高く評価されている国産腕時計ブランドといえばセイコー。

「ドルチェ＆エクセリーヌ」は大人らしい上品なデザインのペアドレスウォッチ。画像の商品はワールドタイム機能付きソーラー電波仕様のため、出張の多いビジネスマンにもおすすめです。さらにチタン素材により着け心地が軽いのも魅力です。

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こちらは、セイコーの中でも最上位ブランドであるグランドセイコー。

セイコーに比べ金額も張りますが、世界に誇る確かな技術力に裏打ちされた高い実用性と、流行に左右されないシンプルかつスタンダードなデザインで、長らく共に時を刻むパートナーとなることでしょう。

こちらは機械式の自動巻きタイプ。色違いのベルトでペアにするのもアリですね。

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＜タグ・ホイヤー(TAG HEUER)＞

タグ・ホイヤーも30万円以内で購入できるお手頃ペアウォッチとしておすすめです。

中でもスポーティーなデザインのアクアレーサーは、サイズ違いはもちろん文字盤の色違いもラインアップ。お互いの好みで選ぶことができます。防水機能が高いので、アウトドアでも活躍してくれます。

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こちらはタグ・ホイヤーのカレラ。

スポーティーなデザインからシンプルなデザインまで幅広いラインアップで、用途に合わせて選べます。こちらのカレラはシンプルなデザインで、カジュアルにもスーツにも合わせやすくおすすめです。

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＜チューダー(チュードル/TUDOR)＞

ロレックスのファミリーブランド、チューダー(チュードル)。

スタンダードモデルのプリンスデイト、プリンセスデイトは文字盤の色やデザインのバリエーションが多く、インデックスにダイヤがあしらわれた高級仕様のモデルもあるので、シーンに合わせて選べます。

シンプルなデザインで、アクセサリーと合わせやすいのも嬉しいポイントです。

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＜ノモス(NOMOS)＞

ノモスは時計の聖地ともいわれるドイツのグラスヒュッテで誕生したブランド。

オリオンは、ノモス初の完全自社製脱進機を採用した腕時計。機能性もさることながら、飽きのこないスタイリッシュなデザイン性も魅力です。

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＜カルティエ(CARTIER)＞

時代を超えて愛され続けるカルティエのタンクシリーズ。

中でもタンクソロはベゼルの上面がフラットになっており、現代風でシャープなデザインが性別問わず人気です。金額的にもタンクシリーズの中では比較的低価格のモデルですので、手に取りやすいのもおすすめのポイント。

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もう少し上の価格帯で探している方には、エレガントなカルティエウォッチの中でひときわ個性を放つスポーツウォッチのパシャもおすすめです。

スポーティーでありながらもエレガントなデザイン。中にはダイヤモンドを施したモデルもラインアップ。男性はスポーティー、女性はエレガントなデザインとテイストを変えてペアにするのも良いですね。

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30万円～60万円のおすすめブランド ペアウォッチ

ここからは、30万円～60万円で購入できるおすすめブランドをご紹介します。ぜひご覧ください。

＜ブルガリ(BVLGARI)＞

一目でブルガリ(BVLGARI)と分かるアイコニックなデザインながらも、上品さと落ち着きを感じるブルガリ ブルガリ。ベルトのカラーや文字盤のデザインが豊富で、それぞれの好みに合うアイテムを見つけることができるでしょう。

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＜シャネル(CHANEL)＞

こちらは言わずと知れたシャネルの人気モデル、J12。

男女問わず人気のシャネルJ12はカジュアルなファッションにも合わせられ、ペアでつけるとさらにおしゃれ感満載です。ケース、ブレスとセラミック製のため、傷や変色に強いのもおすすめポイントです。

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＜オメガ(OMEGA)＞

オリンピックのオフィシャルタイムキーパーとしても名高いオメガ。

女性用モデルは、コンステレーションをはじめ華奢なモデルの人気が高いですが、ペアウォッチとしてまずおすすめしたいのはシーマスターの男女兼用モデル。直径34mmと男性にとってはやや小さめなサイズではありますが、気分を変えて相手と時計をチェンジするのもありです。

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あわせてご紹介したいのは、フランス語で「都会の」という意味のデ・ヴィル。

ネーミングの通り都会的で洗練されたデザインが男女問わず人気のあるシリーズです。

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60万円以上～高級ブランドのペアウォッチ

ここからは60万円以上の高級ブランドを紹介していきます。

＜ウブロ(HUBLOT)＞

1979年に創業した新興ブランド、ウブロ。

こちらのクラシックフュージョンはシンプルで上品な雰囲気が漂うデザインで女性からの人気も高く、ペアウォッチにもおすすめです。ウブロの中では比較的リーズナブルな価格設定も魅力です。

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＜IWC＞

こちらはIWCの中でも流行に左右されないデザインで確固たる地位を確立しているポートフィノ。

視認性を高めるために余計な装飾を除いたシンプルかつ繊細なデザインで柔らかな印象を与えます。主張しすぎない、さりげないペア感を感じることができます。

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＜フランク・ミュラー(FRANCK MULLER)＞

曲線が美しい樽型のケースに、個性的なビザン数字があしらわれたフランク・ミュラーの代表作ともいえるトノウ・カーベックス。

一目でフランク・ミュラーと分かる個性的なデザインは、ファッション感度の高い方におすすめです。

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＜ロレックス(ROLEX)＞

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誰もが知る高級ブランドのロレックスは、結納品や結婚10周年など記念日のお祝い品として選ばれることも多いブランドです。

男性人気が高いのはスポーツモデルですが、ペアにするならレディースラインアップが豊富で女性からの人気も高いオイスターパーペチュアルや、デイトジャストがおすすめ。

耐久性のある実用的なロレックスは、二人の長いときを刻むのに最適です。

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まとめ

いかがでしたか？

おすすめのペアウォッチを価格帯とブランド別に実用的なものから個性が光るものまで幅広くご紹介しました。

もちろん個々でも楽しめますが、ペアにするとまた違った表情を見せるので一緒にお出かけする時に同じものを身に着けていれば楽しさも倍増。最近はボーイズサイズを好む女性も増えてきているので、男女兼用モデルを買ってシェアするのも1つの愉しみ方です。

お互いの好みにぴったり合うものを見つけるのは大変ですが、お気に入りのブランドでぜひ素敵なペアウォッチを見つけてくださいね。

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