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2021/10/30

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085をレビュー~ロレックス創成期の貴重なディテールが健在~

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ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085をレビュー~ロレックス創成期の貴重なディテールが健在~

1905年に創業し、高級時計の代名詞と称されるまでに大躍進したロレックス。そのきっかけともいえるのがロレックス3大機構といわれている、オイスターケース、パーペチュアル、デイトジャストです。この3大機構と巧みなマーケティングによって、ロレックスはわずか100年足らずで現在の地位を確立しました。

今回はロレックスが大躍進した要因とされるオイスターケース、パーペチュアルを搭載した1950年代のオイスターパーペチュアル Ref.6085に焦点をあててレビューしていきたいと思います。



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■この記事の筆者;
腕時計専門店ジャックロード WEBサイト運営スタッフ 菅原
入社歴10年以上のベテランミドル。時計好きが高じて入社しているためマニアックな視点で時計を見がち。ロレックスを所有していたこともあったが現在はセイコー、G-SHOCKが愛機で、最近のお気に入りはwena3。時計以外にも自動車、バイク、ロードバイク、モータースポーツにも精通。いずれは田舎暮らしをしながらの自給自足を夢見る妻帯者。

■SHOP INFORMATION;
店舗(東京・中野ブロードウェイ3F)案内は こちら
オンラインストアは こちら

【実機レビュー】ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085

オイスターパーペチュアルはそのネーミングにある通りオイスターケースとパーペチュアル機構を備えたベーシックな位置づけのモデル。完全防水を謳ったオイスターケース、手首を傾けるだけで自動巻きローターが回転し、ぜんまいが自動的に巻かれるパーペチュアル機構を備えたコレクションです。

1931年に完成したパーペチュアル機構、大きな自動巻きローターを収納するためケースバックは大きく膨らんでいます。この姿が泡(バブル)のように見えたことからバブルバックと呼ばれるようになりました。バブルバックは通称でありオイスターパーペチュアルが本来の名前となります。

1950年代まではケースバックが大きく膨らんだバブルバックの名残を残していたため、現在のモデルに比べると若干ケースバックが膨らんでいるのが見て取れます。技術革新により1960年代に入ると膨らみはなくなりフラットなケースバックへと進化していきます。1950年代はあらゆる面で過渡期であったため、現在のロレックスには存在しないディテールが多く残されています。現行モデルとは異なる当時ならでのパーツやフォルムなどがアンティークロレックスの魅力。

アンティークならではの特別な文字盤

現在生産されているオイスターパーペチュアルと大きく異なる点が文字盤の装飾です。1950年代ころの一部のオイスターパーペチュアルにはご覧のようなギョーシェ彫り(ハニカムと表現する場合も)が施されていた個体も存在していました。現在はプレーンな文字盤のみとなるため、画像の個体は高い希少価値を有しているといえます。

この時代のロレックスはあらゆるバリエーションが存在しており、レアモデルの代表として知られるミラー(ギルト)文字盤もその1つに該当します。時代の流れによって消えてしまったディテールゆえに、アンティークモデルでなければこの文字盤には出会えません。

現在のロレックスでは失われたさまざまなディテール

12時位置に入るROLEXのロゴもこの時代はアプライドされたもので手間がかけられています。現在はプリント表示のため、アンティークロレックスからは現行モデルとは異なる雰囲気を愉しむことができます。

針はアルファ針と呼ばれる先端が尖った形状ゆえに、シャープな印象を与えてくれます。ちなみに現在はオーソドックスなバトン針になります。インデックスはくさび型インデックスと呼ばれる種類で、こちらも当時ならではのもので現在は消えてしまったディテールに該当します。

※文字盤はリダンとなりオリジナルのものではございません。

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ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085の着用イメージ

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085の実際の着用イメージをご紹介いたします。

手首のサイズによって腕時計の印象は大きく変わります。デザインだけで選び、購入後にイメージと違っていた、なんてことをできる限り避けるためにも、ぜひ参考になさってください。

手首サイズ:16.5cm

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085の着用
ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085
厚みの薄いレザーストラップであることも装着感を向上させている要因といえるでしょう

ケースサイズは34mmと現在の基準からすればレディースサイズともいえるほど小ぶりです。数値上は小さく感じてしまうサイズになりますが、実際に着用してみるとロレックスならではの存在感がしっかりと味わえます。

大きくなり過ぎた近年の時計に比べケース径34mmはすわりが良く、数値だけで判断するのは勿体ないと感じました。さらに自然光に当てるとくさび型インデックスに太陽光が反射し、キラリと輝くフェイスはさすが高級時計ロレックスと思わず唸ってしまうほどです。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は1950年代製のロレックス オイスターパーペチュアル Ref.6085についてご紹介しました。

半世紀以上経過しているにも関わらず現在も同じモデル名で生産され続けているオイスターパーペチュアル。デザイン、ムーブメントは進化しているものの、ロレックスのブランド哲学である最高の実用性は当時のオイスターパーペチュアルからもしっかりと伝わりました。

今回ご紹介した時計以外に当店ジャックロードでは多数のロレックスを取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください。

ジャックロードであれば新品・中古の選択肢もさることながら、無金利ショッピングローンも利用でき、あなたの「ほしい」を叶えるチャンスがいっぱい!

ぜひあなたにとってベストな1本を探してみてくださいね!

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JR中野駅北口徒歩5分
電話 [店舗] 03-3386-9399  [通販] 03-3389-1071
営業時間 11:00~20:30
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業界最大手!全国屈指の品揃えを誇るメンズブランド腕時計専門店ジャックロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー&バッグ店舗、姉妹店であるレディース腕時計専門店ベティーロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。

半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。

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